2025年10~12月
10月11日
【SPIRITS OF SUNGOLIATH】
『満員のスタジアムでラグビーを』
テビタ・タタフ
結婚して今や一児の父になったタタフ。
勝手に孫が出来たように感じて喜んでる自分。
引退後は日本でラグビーの仕事に就きたいと語るタタフ。
一生タタフを応援すると決意する自分。
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※写真はまだ細細だった頃のタタフとモエアキオラ

12月11日
タタフ in サントリー #1
リコー戦
◆ 注目
・ディフェンス:昨シーズンのサントリーの1試合平均失点は31.5点(全体で8位、1位のクボタが20点)。とにかく失点を抑えなければ優勝戦線には残れません。なんとか平均25点くらいに抑えたいです。
◆ 楽しみ
◎タタフ:生で観れるだけで幸せです。
・FLケイン:キャプテンシー
・CTBプニヴァイ:中野不在による一時的なインサイドCTBかは不明だが、キャリーもディフェンスもキックも良いプニヴァイの12番は楽しみ。そのラグビーIQの高さでSO髙本の負担を減らして欲しいです。
・FB松島:自身のインタビューによるとここ数シーズンは足の痛みを相当我慢して出場してたとのことですが、今年は万全とのこと。渡仏前のキレが観たいです。
・19番箸本:充実のバックローから押し出された形か今年の戦略かは不明ですが、退団したホゼアの穴を埋めるには最適解だと思います。
・22番石田:実力を発揮して欲しいです。イケメンぶりも(笑)。
・日本代表組:去年よりレベルアップした姿を魅せてほしいです。
◆ 不安
・HO堀越の不在:HOはセットピースの要ですから。

12月13日
リーグワン2025-26 Div.1 #1
リコー 15 - 29 サントリー
サントリー、まずは勝ち点5での開幕戦勝利おめでとう!
◆ 気になった選手、プレー
・2番呉
ラインアウトでのノットストレート2回、被スチール1回
外国の強豪国と互角に組んでいた両PRがいるのにスクラム負け1回
ラックをめくるスピードが遅い
HOとしての役割を全く果たせていない
・9番流
何年経ってもタックルを嫌がる癖は治らず
前半の右ライン際のリコーのビッグゲインでも、13番ソードがスパーっと抜けたシーンでもタックルの良い(タックル行く気がある)SHなら少しでも絡めたはず
・10番高本
キック酷すぎ、(自分のメモが正しければ)PG失敗2回、コンバージョン失敗3回、ペナルティ獲得後のタッチキック失敗1回
残り15分でも10分でも石田に替わった方が良かったのでは?
・被ジャッカル
5, 6回はジャッカルされた
・タックル成功率
ラインの整えは速かったがその割にタックルミスが多かった
スタッツは確認できてないがリコーより悪かった印象、85%いってない?
・ペナルティ
前半10個くらい?は多すぎる、ただ後半は修正できて殆どなかった印象
◆ 良かった選手
・FL下川
ワークレートの多さは勿論、キャリーも効果的だった
代表でのパフォーマンスが自信になってる印象
・No.8タタフ
もっと観たかったが、ゴール前での決定力は相変わらず
・WTBコルビ
ハイボールの強さは勿論、キレも相変わらず
秋のシリーズの好調を維持してる印象
シーズン通して怪我しないで欲しい
・FB松島
明らかに昨シーズンよりキレが良かった(戻った)
全盛期までとは言えないかもしれないが、今シーズンは期待大
・控え選手たち
森川、宮崎、箸本、マクマーン、福田、亮土、みんな良かった
特に森川、箸本、マクマーンの縦突進
宮崎のフィン・ラッセルばりの浮かしパスは最高(去年もあった記憶)
◆ 全体
開幕の緊張感があったのか、前半は動きが硬く、ミスやペナルティを連発。攻めてもNo.8リアム・ギルのジャッカルもあり、波に乗れなかった。ただ後半は控え選手たちがチームに勢いをもたらしてくれた。規律も修正できた。15 - 7 とリードされてからの4連続トライは見事だった。これでHO堀越、CTB中野、WTB/FB河瀬が戻ればさらにチーム力はアップするだろう。不安と期待が入り混じった開幕戦だったが、去年の初白星が第5節だったことを考えれば良しとするべきか。

12月13日
タタフ、973日ぶりのサントリーでのトライ。
バンザ~イ、バンザ~イ、バンズワァ~~イ!!
ヘッキャが小林とお揃いなのも良き。
12月13日
タタフ in サントリー
#2 トヨタ戦
今週もタタフは先発。60分くらいは出て欲しい。
先発は先週全く役に立たなかったHOに替わり平生。サム・ケインに替わり山本。尾崎弟に替わりギデオン・ランプリング。
怪我が戦略か知らないけど、ケインは良く休むね。1年目がわずか6試合、昨季が9試合。今年はキャプテンになったから期待してたけど。。。1年目、シーズンの大半を怪我を理由に故郷ハミルトンで水上スキーを楽しみながら過ごし、満額のサラリーを手にした末にABs復帰を果たし100Capsの栄誉まで手にした事実を自分は忘れてない。
ランプリングは未知数。チーフスでも特に成績を残したわけでもないが、MABsに選出されたということはそれなりに期待して良いかも。
SOの控え(石田)がいないのは疑問。髙本に何かあれば亮土なのだろうが。長丁場のリーグワン、早めに石田に慣れさせた方が得策だと思うのだが。
サントリーが開幕2連勝となればリーグワン開幕年以来4季ぶり。スタートダッシュを決めてくれ。

12月20日
リーグワン2025-26 Div.1 #2
サントリー 43 - 25 トヨタ
サントリー、4季ぶりの開幕2連勝おめでとう!
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◆ 気になった選手、プレー
◎特に気になった選手はいませんでした。
・前半のペナルティ
後半は修正できたものの、先週に引き続き前半のペナルティ7つは要改善ですね。
・キッカー
コンバージョンやタッチキックなど出来れば髙本に固定したいと思いましたが、コンディションが悪いのですかね。
・タックル成功率
全体で83%。FBファルコンなどに何度かラインブレイクされました。まだまだ精度は上げられると思います。と言うか、上げないとTOPチームとの戦いは厳しくなると思います。
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◆ 良かった選手
・LOホッキングス:
タックル数はチームトップ。WTBコルビへのラストパスも最高でした。
・FL山本:
ホッキングスと並ぶタックル数。相変わらず低く激しいタックルは健在でした。
・No.8タタフ:
最初のトライのきっかけを作った、2人を引き付けてのWTBコルビへのオフロード。2本目のトライを生んだ、モールドライブ。チームへの貢献度は大きいですね。
・WTBコルビ:
イエローは要反省ですが、貫録の2トライ。ハイボールも相変わらず強さを見せました。
・WTB尾崎兄:
要所のラインブレイクは効果的でした。SH福田へのラストパスもお見事。
・FB松島:
今週もキレてました。少し気が早いですが、完全復活と言っても良いかもしれませんね。
・控え選手たち:
先週に引き続き、控え選手たちがチームに勢いをもたらしました。箸本、マクマーン、福田、亮土、みんな良かったですね。箸本のチャージやボーナスポイントGetのトライ、亮土の3連続コンバージョン成功。福田のリズムとトライの嗅覚。そしてそして、急遽メンバー入りした安田昂平。ファーストタッチが貴重な追加点となるトライ。持ってますね。新しい選手が初めてトライを獲った時、メンバーたちが大喜びするシーンが大好きです。
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◆ 全体
サントリーが強い時は後半に強い時。先週も今週もいずれも後半の連続トライで逆転勝利しました。先週もそうですが、今日も後半はペナルティを修正し、自分たちのフィットネスは落とさずに、相手が疲れてきた、あるいは主要選手が交代(今日の場合はPSDと奥井)するのを見計らって一気に畳みかけました。これは途中でも書きましたが控え選手たちの働きも大きいと思います。特に昨シーズンは、先発選手と控え選手の力の差が大きかったためか、後半にモメンタムを作れる選手が少なかった印象です。
そして2試合を通して目立つのがコルビです。昨シーズンのコルビのトライは超人的な個人技によるものが多かったり、チームとしては無理にコルビにパスを集めてた印象ですが、今シーズンはきちんと組織で崩して、我慢して大外でトライチャンスを伺ってるコルビにラストパスを送るシーンが多いように思います。小野さんも2シーズン目でコルビの使い方が上手くなったのではと思います。
来週の対戦相手は個人的に優勝候補筆頭と思ってるクボタ。サントリーの力が試されますね。とりあえずは開幕2連勝。そして大好きな近藤レフリーの笛も堪能でき、スタジアムのご飯もビールも美味しかったので、最高の土曜日になりました。
現地観戦された皆さん。お疲れ様でした。
サントリーファンの皆さん、おめでとうございました。


12月25日
タタフ in サントリー
#3 クボタ戦
タタフは今週も先発。先週少し足を痛めたようですが何よりです。
先発はFL山本に替わりケイン(個人的には山本の方が観たいのですが。。。)。SH流の替わりは福田。福田は大分安定してきましたね。代表活動を経て自信がついたのでしょうか。
控えは(SH以外は)先週と同じですね。勝った試合と殆ど同じメンバーで戦えるのは良いですね。昨季は怪我人が多く、そもそもベストと思われるメンバーがなかなか揃わなかったですからね。
先週、HO平生は良かったですね。スクラムも良かったですし、タックル成功率も日本代表の両PRを上回るチーム4位でした。堀越の不在を十二分に埋められてると思います。新戦力のLOハモンドも不在のサム・ジェフリーズと遜色ない働きをしてると思います。
今季のサントリーは特に「FINISHER」が良いですね。昨季は先発と控えの力の差があったためか、後半に勢いが落ちる試合が多かった印象ですが、今季は逆に勢いをもたらしてくれてます。FINISHERは大体50分過ぎから投入され始めますが、開幕戦はそこから連続4トライ(しかも無失点)。その4トライの内2トライがFINISHERによるもの。第2節もFINISHERが入ってから4トライ。その内3トライがFINISHERによるものでした。
サントリーは全体的に昨季より上積みが大きいと思います。日本代表組の成長。タタフの復帰。コルビの安定。松島の復活。宮崎、箸本、マクマーン、亮土の好調。安田への期待感。
今週も勝利して開幕3連勝!。。。と行きたいところですが、相手は難敵クボタですね。デカくて強いFWパック。攻守にアグレッシブな両WTB。距離の出るキック / 抜群のハイボールキャッチ / 際立つアタックセンスと、「これぞFB」と言わんばかりの圧倒的存在感を見せつけているスティーブンソン。。。クボタは個人的に優勝候補筆頭だと思っています。
サントリー、昨季はクボタには2敗1分。そういう意味でもサントリーはチャレンジャーです。クボタに穴があるとしたら規律の部分ですから、サントリーには前半からどんどん仕掛けて欲しいです。クボタのペナルティを誘発しつつ、前半を五分で折り返せれば、頼りになるFINISHERがいるサントリーにも勝機はあるかもしれません。あとは一にも二にもディフェンスですね。
今季のサントリーの試金石となる一戦。
とにかく好ゲームになることを祈ります

12月27日
リーグワン2025-26 Div.1 #3
クボタ 79 - 20 サントリー
あれはもう7年くらい前だろうか。トップリーグ兼日本選手権決勝で、サントリーはSOダン・カーター率いる神戸製鋼に 55 - 5 で完敗した。手も足も出ない、完膚なきまでに蹂躙された、あの時の無力感や絶望感はいまだに忘れられない。
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前半ラストプレー、マークスがラックをめくりあげ、スティーブンソンがブレイクし、プレトリアスがグラウンディングした瞬間、あの7年前と同じ感覚が蘇った。
次にクボタと当たるのは第15節。それまでにサントリーはクボタと戦うに相応しいチームになっているのだろうか。そのことだけを考えながら、ハーフタイムで秩父宮を後にした。
ようやく後半を視聴しました。悪酔いした脳みそで感じたことを書きました。
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大差をつけられていく展開の中で、サントリーの選手たちの胸中には、単純な「悔しさ」や「焦り」だけではなく、今季好調だったチームならではの、より複雑で重い内面だったと想像されます。
立ち上がりから点差が開いていく過程で、フィールドに立つ選手たちは「何かが噛み合っていない」という違和感を早い段階で共有していたでしょう。ブレイクダウンで半歩遅れる、タックルがわずかに高い、ラインスピードが揃わない。その一つ一つは致命的ではないが、積み重なることで「今季の2試合とは違う」という感覚がじわじわと広がっていく。好調なチームほど、このズレには敏感です。
失点が重なるにつれ、次に生まれるのは焦燥と自己への苛立ちです。「ここで流れを切らなければ」「自分が何とかしなければ」という思いが強まるほど、プレーは個に傾きやすくなります。無理な体勢、無理なエリアでのパス、間に合わない仕掛け、判断の早まり、不要に前に出るディフェンス。悪循環だと分かっていながら、止められません。
そして試合終盤に近づくにつれ、選手たちの心情は次第に敗戦の受容と内省へと移っていったのではないでしょうか。「今日は勝てなかった」では終われない。なぜ前に出られなかったのか、なぜ修正できなかったのか、なぜ相手の圧を跳ね返せなかったのか。その答えは、相手の強さだけではなく、自分たちの準備や基準に向けられていく。これは避けられない、厳しい自己点検の時間です。
この試合で「サントリーらしさ」という名の拠り所が、どこまでも高くそびえたつオレンジの壁という現実の強度の前で試され、突きつけられた一日でした。
「長いシーズンのたかが1敗じゃないか」そんなお花畑は自分には(恐らくサントリーにも)通用しません。この敗戦は、痛みを伴う問いをチームに(も自分にも)残しました。そしてその問いに(自分も含めて)どう向き合うかが、今季のサントリーの輪郭を決めていくのだと思います。



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