2024年10~12月


10月2日

タタフ in ボルドー
#4 トゥールーズ 12 - 16 ボルドー

ボルドーは、昨季の決勝ではトゥールーズに 59 - 3 の歴史的な敗戦を喫しましたが、その因縁の相手に見事にリベンジを果たしました。

ボルドーのこの試合の勝因は、ずばりディフェンスです。

ポゼッションはトゥールーズ 64%:36% ボルドー (ラスト10分はなんと 86%:14%)

それを全員でしのぎ切りました。タックル数は、トゥールーズの80回に対してボルドーは倍の162回でした。全員がラストワンプレーまで、魂のタックルを炸裂させていました。タタフは勿論、特に両LOのピエール・ボシャトンとスコットランド代表のジョニー・グレイは出色の出来でした。(動画の 01:25 くらいのタタフのカウンターラックもお見事でした!)

ボルドーの試合は、昨季タタフが来てから全部観てますが、個人的にベストのディフェンスの試合だったと思います。トゥールーズは、ホームのエルネスト・ワロンでは33戦無敗記録を継続していたらしいですが、ボルドーがその記録に終止符を打ち、ボルドーにとってもクラブ史上初めてエルネスト・ワロンで白星を奪うという歴史的勝利でした。勿論、タタフ一人の活躍だけではないですが、タタフが入団してから色んなクラブ史上初が達成できているのは嬉しい限りです。

途中出場の齋藤も相変わらずテンポの良い球出しでした。後半、突進してくるタタフをタックルしてましたが、見事に吹っ飛ばされてました(笑)。学生時代に齋藤がタタフにタックルした時は、本当か冗談か分からないですが「鼓膜が破れました!」と言ってましたが、今回は大丈夫だったみたいです。デュポンはまだロサンゼルスで休暇を楽しんでるようですので、今週も齋藤の出番があるかもしれないですね。

現在TOP14を代表する両チームで、日本の選手同士が対戦するのを見れるだけでも最高なのに、試合内容も最高でした。

※スタッツ参照元:RUGBYPASS




10月5日

タタフ in ボルドー
#5 バイヨンヌ戦

今節、タタフは控えでの登場です。先週のトゥールーズ戦が最高の試合だったので、今節もしっかり勝利して欲しいです。

ちなみに前節、ボルドーがどれくらい凄かったかは、日本随一のフランスラグビー通、 福本美由紀さんの記事 をご覧ください。

K.Oは今日の23:30
最高の時間帯です




10月12日

テビタ・タタフ in ボルドー
#6 ペルミニャン戦

タタフは今節も先発。そろそろトライも観てみたいなぁ。第5節を終えて、チームは4勝1敗で首位。9位のペルミニャンにはしっかり勝利して、首位固めをして欲しい。ちなみに前節のバイヨンヌ戦。ごく普通のリーグ戦の1試合だったけど、お客さんは32,215人だった!今節もボルドーのホームなので、大観衆が期待される。つくづくタタフは良いチームに入ったと思う。

K.Oは今日の23:30





10月13日

テビタ・タタフ in ボルドー
#6 ボルドー 66 - 12 ペルミニャン

タタフが本当にトライ獲ってくれた
トライラッシュの口火を切る先制トライ
これでチームは完全に波に乗った
やっぱり大勝は気分が良いね



タタフの今季初トライシーンはコチラ




10月20日

タタフ in ボルドー
#7 ラ・ロシェル戦

今節、タタフは控えです。現在ラウンド7を残してるのは、この両チームだけですが、ボルドーは、首位のトゥールーズに勝ち点1差の暫定2位につけています。勿論、勝てば単独首位になります。

すっかりチームの主力になったタタフですが、フランスで2番目に大きい日刊紙 『Sud Ouest』の記事 によると、「ボルドーは来シーズン、主力メンバーのひとりを失うことになる。2025年6月に契約満了を迎えるテビタ・タタフ(28歳)が、個人的な理由で日本に帰国することになったのだ。トンガ出身の第3列で日本代表でもある彼は、日本国籍を取得するために日出ずる国に戻り、2年間居住しなければならない。スポーツ面でも金銭面でも、このような議論に直面したボルドーは、昨年の来日以来、大満足を与えている強力なナンバー8(1.83m、120kg)を引き留めるために何もできない。」とありました。

タタフの意思は、チームもファンも尊重するしかないですね。




10月25日

タタフ in ボルドー x New Era

酔っぱらうと何か買いたくなってしまうワタシ
何気なくボルドーの BOUTIQUE を眺めていたら、New Era とのコラボ
そこにはプノーやデポルテールやリュキュと並んでタタフの写真が!!
外国から移籍してきて、チームのこういうページにフィーチャーされるって、よっぽど信頼されてるのでしょうね
嬉しくって秒でポチってしまいました

ご興味ある方はコチラ





10月26日

タタフ in ボルドー
#8 ポー戦

今節もタタフは控えです。監督がタタフの欧州遠征に気を使ってくれてるのかな?ボルドーは前節ラ・ロシェルに痛い敗戦を喫してしまったので、今節は是が非でも勝利して欲しいです

K.O.は21:30.どっかの弱い代表のことなんか構ってる暇はありません。





タタフ in ボルドー
#8 ボルドー 19 - 6 ポー

雨が降り続ける中、我らがボルドーがきっちり勝利しました。タタフも48分くらい?から出場し、チームの勝利に貢献しました。少し溜飲が下がりました。




11月2日

タタフ in ボルドー
#9 クレルモン戦

今節、タタフは先発です。フランス戦に向けて、調子を上げていって欲しいです。チームはここまで6勝2敗で、首位のトゥールーズとは勝敗では並んでいます。クレルモンは一時期の勢いを無くしてますので、今節もきっちり勝って欲しいです。

第6節のペルミニャン戦でもタタフは先発しましたが、その時に「そろそろタタフのトライが観たいなぁ」と呟いたら、本当にトライを獲ってくれました(たまたま)ので、今日も呟いておきます。

「今日もタタフのトライが観たいなぁ」

K.O.は22:30。AUTUMN NATIONSが00:10からなのでモニター2台で観ます(笑)。




11月10日

怪我が早く治りますように




11月11日

タタフ x タタフ




12月2日

タタフ in ボルドー
#11 ボルドー 6 - 3 モンペリエ

代表活動から戻ったタタフは控え。先発は先日フランス代表デビューを飾った、20歳の新鋭マルコ・ガゾッティ。そして第6節のペルミニャンのFWDアピサイ・ナカレブの反則タックルで眼底骨折の怪我を負ったCTBニコラ・ドゥポルテールが戻ってきたのは嬉しいNEWS。このせいでドゥポルテールはAutumn Nations Seriesに出れなかったからね。

少し話は逸れるけど、エディのタタフの使い方は本当にセンス無いと思う。昨シーズン、タタフはTOP14で21試合、チャンピオンズカップで4試合に出場し、計1605分プレーし、そのうち11試合は80分間プレーした。世界最長期間のリーグ且つ世界最高峰のフィジカルを誇るTOP14で、この頻度でプレーしながら毎試合安定したパフォーマンスを叩き出すタタフを、いまだに後半出場の「インパクトプレーヤー」としか見てない感じがする。先発で使う事で相手FWDをどれだけ疲弊させることが出来るかわかってないんだろうね。2023W杯までフランス代表選手のコンディションを整えていたチボー・ジルーがボルドーのパフォーマンス・ディレクターを担当し、時にはハード過ぎるのではと指摘されることもあるほどのハードメニューを、タタフはキッチリこなしているんだから、80分間フィットネスが保てない訳ないのにね。コンディションが悪かったのなら話は別だけど、そうでなかったら本当に節穴だ。

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さて、試合の方は、辛くもボルドーが勝利した。モンペリエのディフェンスは特に堅かった。終始ボルドーはポゼッションを持ち、フィールドをほぼ有利に使っていたにもかかわらず、なかなか突破口を見つけることができなかった。59分にはアルトゥール・レティエールがトライしたかに観えたがTMOで認められなかった。65分にはドゥポルテールが右サイドを加速し、レティエールにパス、トライしたかに観えたが、その前にフォワードパスがあったとして、この試合で2度目のトライが認められなかった。試合終盤は緊迫した展開となったが、ボルドーは最後まで堅守を保ち、僅差で勝利した。




12月7日

タタフ in ボルドー
欧州CC #1 レスター戦

大事な欧州CCの初戦。タタフは控えです。丁度1年前くらいの欧州CCの初戦は、アイルランドのコナートが相手でした。タタフは、WTBプノーとFBビュロスにラストパスを送り2つのトライアシストを記録し、フランスに渡ってからの一番の活躍でした。タタフと欧州CCは相性が良い気がします。

チームとしては久しぶりにプノーが戻ってきますね。ボルドーは去年は準々決勝で敗退しましたから、今回はそれ以上の成績を残してほしいです。

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ちなみに、齋藤の欧州CCデビューは残念ながらお預けですね。




12月9日

タタフ in ボルドー
欧州CC #1
ボルドー 42 - 28 レスター

前半は 14 -21 と今一つ波に乗れなかったボルドーだが、後半早々、今日はFBに入った赤い稲妻ルイ・ビエル=ビアレのトライで一気に波に乗った。45分にはNo.8ピート・サムの今日2つ目のトライ。48分には再びビエル=ビアレのトライで試合の趨勢を決めた。後半、レスターの攻撃を1トライのみに抑え、32,000人を超える大観衆の中でボルドーが好発進した。

タタフは56分くらいから登場。いつも通り確実に仕事をこなした。

ちなみにレスターのSOは三菱重工にいたジェームス・シルコック。4本のコンバージョンを全て決めていたのが、少し嬉しかった。




12月9日

タタフ in ボルドー
欧州CC #1
ボルドー 42 - 28 レスター

No.8ピート・サムのトライ。
タタフとサムは同じポジションを競い合うライバルであり仲間。
タタフは自分のこと以上に喜んでいた。




12月13日

タタフ in ボルドー
欧州CC #2 アルスター戦

タタフは先週は控えでしたが、今週は先発です。欧州CC期間も含む長丁場のTOP14で、タタフはチームに凄く丁寧に扱ってもらっているのを感じます。有難い限り。アルスターには大勝して欲しいです

どうでも良いけど、タタフの写真が一番ふてぶてしくて最高です(笑)。




12月15日

タタフ in ボルドー
欧州CC #2
アルスター 19 - 40 ボルドー

前半3分、ゴール前で強さを見せたタタフがねじ込んで先制トライ。嫁さんがすぐ横で寝てる中、大声が出そうになったのを、グッと我慢。ただ17分には、先日フランス代表デビューを果たしたFLマルコ・ガゾッティが自陣ゴール前でイエロー。直後に失トライ。32分にはPRジェファーソン・ポワロの足での妨害とCTBヨラム・モエファナの高いタックルとで立て続けのイエロー。13人になったところで大外で失トライ。前半は 19 - 14 とアルスターのリードで終了。

ただハーフタイム中のヤニック・ブリュ監督の指示が良かったのか、後半は完全にボルドーのペース。WTBダミアン・プノー、ルイ・ビエル=ビアレらのトライで突き放し、守ってもアルスターを無得点に抑えた

これでボルドーは予選ラウンド2連勝。第3ラウンドは、来年1月の第2週。まだまだ楽しみは続きます。





タタフ,      ∧_∧ v
キタ━━━━━( ゚∀゚)/━━━━━!!!!
      ⊂   ノ
      (つ ノ
      (ノ
   ☆     ||    o
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Lennyの#ラグビー豆知識

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