2026年7月
7月2日
NTTジャパンラグビー リーグワン2026-27
ディビジョン編成および大会日程のお知らせ
Div.1カンファレンス制の問題は、対戦チームに偏りがあるにもかかわらず、チームの順位や個人ランキングをひとまとめにしていて公平性を欠いていることでした。
来季から「カンファレンスの撤廃」を実施するとのことですが、試合数は18試合のままとのことです。Div.1のチーム数は12チームですから、18試合ということは、2試合行うチームと、1試合しか行わないチームが存在するということです。これでは結局、対戦チームに偏りがあることには変わりません。表面上、改善したように見せているだけです。
逆に今まで「カンファレンス制を盾に言い訳できていた部分」が、組み合わせをよっぽど慎重に決めないと、特定チームを恣意的に優遇してると言われかねないと思います。
「今は、将来的に総当たりホーム&ビジター2回戦に移行するまでの過渡期なのです」とか、一言説明を加えるだけでも、大分印象が違うと思うのですが。。。
新しい制度を始める際に、その理由や目的、導入効果の説明がなければ、納得しようにも納得できません。ビジネスの世界において、こんな稚拙なやり方は通用しません。
あと個人的に1番問題だと思っているのは、Dvi.1とDiv.2のチーム数(=試合数)が違うことです。強度が強い中で試合数が多いDiv.1と強度がDiv.1と比ベれば弱く試合数も少ないDiv.2。
これではいつまで経っても、Div.2チームの昇格は厳しいです。昨シーズンの入替戦はいずれもDiv.1の2連勝でした。
◆ 個人的理想
・Div.1:10チーム(POは上位4チーム)
・Div.2:10チーム
・両方とも総当たりホーム&ビジターの2回戦
・Div.1最下位、Div.2最上位は入替戦無しの自動昇格/降格
(9位と2位の入替戦はあっても良いかもしれません)
リーグワン全体の歪な構造を変革できるのは、いつになるのでしょうか。
7月2日
イタリア代表
日本戦のメンバーを作りましたのでご参考まで。
試合に関しても少し書きましたので、ご興味あれば、合わせてご覧ください。
◆ 要注意人物
ベタですが、以下の2人だと思います。
・FLミケーレ・ラマロ
主将でもあるラマロは、「派手なプレー」よりも試合全体を締めるタイプです。日本が苦手な執拗なジャッカル / タックル後の素早い起き上がり / ディフェンスラインの統率を担当します。日本のFWDがラックで後手に回ると、ほぼ間違いなくラマロが絡んでくると思います。
・CTBトンマーゾ・メノンチェッロ
現在のイタリアの「顔」と言っていいと思います。彼の恐ろしさは、サイズ / スピード / パス / キック / ディフェンスの全てがハイレベルなことです。以前のイタリアなら「パワー系センター」でしたが、メノンチェッロはゲームメーカーにもなれます。しかも22歳付近から急激に伸び、今では世界でも屈指のインサイドセンターと評価されています。日本が最も避けたいのは、メノンチェッロにゲインラインを突破され、そこからオフロードで外へ展開される形です。これを何度もやられると守備が崩壊すると思います。
ただ「実は一番止めなければならない選手」は、SOパオロ・ガルビージだとも思います。派手なランナーではありませんが、ケサダHCの戦術をピッチ上で実行する司令塔であり、ガルビージに時間とスペースを与えるとイタリアのアタック全体が機能し始めます。キックゲーム / 攻撃方向の選択 / テンポの調整 / ディフェンスラインを見る能力に非常に優れています。彼に余裕を与えると、日本はキックで押し込まれ、セットピースから何度も攻撃される展開になりかねません。
日本がプレッシャーをかけるべき最大の「頭脳」はガルビージ、最も警戒すべき「破壊者」はラマロ、そして最も危険な「決定力」はメノンチェッロ――この三人をどう抑えるかが、週末の一戦の大きな鍵になると思います。
◆ 最大の懸念 - ハイボール処理
・イタリア
11番イオアネ - 180cm
12番メノンチェッロ - 186cm
13番ブレックス - 190cm
14番ファイザル - 183cm
15番パニ - 188㎝
・日本
11番石田 - 167cm
12番廣瀬 - 182cm
13番ライリー - 187cm
14番植田 - 177cm
15番松永 - 172cm
ケサダHCは「相手の弱点を突くラグビー」を徹底します。例えば、
・9番バーニーがボックスキック
・10番ガルビージが高いクロスキック
・WTBとFBがチェイス
という形で、日本の両翼とFBにプレッシャーをかけるでしょう。
これは単にキャッチミスを狙うだけではありません。狙いは、「キャッチできても、そこでラックを作らせて前進を止めること」です。
つまり、ハイボール → 日本がキャッチ → タックル → ラマロらがラックへ → 日本の速いテンポを止める、という流れを作りたいはずです。
ただし、「高さ」だけが目的ではありません。彼らが本当に狙うのは、「日本のバック3を疲弊させること」です。石田も植田も松永も運動量が豊富で攻撃参加に優れています。しかし、ハイボール処理とその後のリスタートを何度も繰り返せば、攻撃で持ち味を発揮する余力が削られます。これによって日本のカウンターアタックを封じたいと考えるでしょう。
逆に、日本にも勝機があると思います。ハイボールを多用するということは、キックチェイスの整備が少しでも遅れれば、日本にカウンターアタックのスペースを与えることになります。
この試合で個人的に一番興味深いのは前半20分のキックゲームです。
もしイタリアが予想どおり日本のバック3へ繰り返しハイボールを送り込み、日本がそれを安定して処理できれば、ケサダHCはプランBとして中央のメノンチェッロやブレックスを使ったフィジカルアタックへ比重を移す可能性があります。
逆に、日本が最初の10~20分でハイボール処理に苦しめば、イタリアは「ここが突破口だ」と判断し、その戦術をさらに徹底してくるでしょう。
ですから、この試合はスクラムやラインアウトだけでなく、「空中戦をどちらが支配するか」が、試合全体の流れを左右する大きなポイントになると予想しています。

7月2日
週末のお楽しみ(備忘録)
今週はNC一色です。
日本戦以外も楽しみすぎます!

7月2日
「こんなに素晴らしい仕事はない」。
セカンドキャリアで笛を持った元ロック/フランカー。
近藤雅喜レフリーの充実感
(多羅正崇 / ラグビーリパブリック)
私が一番好きなレフリー、近藤雅喜さんの記事です。自慢じゃありませんが、近藤さんとは定期的にDMでやり取りさせていただいています(あっ、すみません、自慢でした(笑))。レフリー完全転向2年目で見つけだしたキーポイントなども教えていただいています。
近藤さんのレフリングには、いつも「試合を良いものにしたい」という思いが伝わってきます。だから私は、近藤さんが担当する試合が大好きです。レフリーは目立たない存在かもしれません。でも、良いレフリーがいるからこそ、選手が力を出し切り、観る者の心を揺さぶるラグビーが生まれると思っています。
この記事には、近藤さんのラグビーへの情熱、レフリーという仕事への誇り、そして人柄が詰まっています。ラグビーファンの皆さんに、ぜひ読んでいただきたい記事です。読めばきっと、レフリーを見る目が少し変わるはずです。

7月4日
2024.07.21
日本 14 - 42 イタリア
イエロー3枚出したイタリアに、日本は、トリプルスコアで敗れました。トライはライリーの2本だけでした。あれから2年、春のシックスネーションズを観ても分かるように、イタリアは着実に力を付けてきました。日本はどうですか?
◆ハイライト動画
◆メンバー表
今年も選ばれたメンバーを黄色くしています。
イタリアは結構多いですね。道理で連携も良くなってるわけです。
