2026年6月


6月1日

リーグワン2025-26 D2/D3入替戦 #2
セコム 30 - 6 釜石

セコムが入替戦第2戦で釜石を 30 - 6 で破り、2試合合計で大きく上回って悲願のディビジョン2昇格を成し遂げた。

結果だけを見れば、第1戦は釜石、第2戦はセコムが勝利したシリーズである。しかし、2試合を通して振り返るならば、この入替戦の流れは第1戦の後半から徐々にセコムへ傾いていたと言ってよいだろう。

第1戦、釜石はホームで 19 - 17 の勝利を収めた。

だが、その勝利は決して盤石なものではなかった。

試合序盤こそD2チームらしいフィジカルと経験値で主導権を握ったものの、時間の経過とともにセコムが試合に順応。後半はむしろセコムがボール保持とエリア獲得で優位に立ち、終盤には連続トライで釜石をあと一歩のところまで追い詰めた。

最終スコアはわずか2点差。

この結果は両チームに全く異なる心理的影響を与えた。

釜石にとっては「勝ちながら突き放せなかった試合」であり、セコムにとっては「D2相手にも十分戦える」という確かな自信を得た試合だったのである。

振り返れば、この時点でシリーズの潮目はすでに変わり始めていた。

そして迎えたAGFフィールドでの第2戦。

セコムは第1戦で得た手応えをそのまま持ち込み、試合開始直後から主導権を掌握した。

先制したのは釜石だった。

しかし、その後の展開は完全にセコムのものだった。

前半12分、FBチェイス・ティアティアのトライで逆転すると、さらにSH武智成翔、WTB藤原竜之丞が立て続けにトライを奪取。わずか10分余りの時間帯で一気に試合を動かし、前半終了時点で 20 - 3 という理想的なリードを築いた。

特筆すべきは、その得点力以上に守備の完成度である。

第1戦で得た課題を的確に修正し、釜石のフィジカルアタックに対して組織的なディフェンスを徹底。接点で粘り強く前進を止め続け、トライラインを一度も破らせなかった。

釜石の得点をPG2本による6点だけに抑え込んだ事実は、この日のセコムがいかに高い規律と集中力を維持していたかを物語っている。

後半も試合運びは冷静だった。

55分にはダメ押しのトライ、試合終盤は無理な勝負を避けながら着実にPGで加点した。釜石に反撃のきっかけすら与えず、試合を完全にコントロールしてみせた。

このシリーズの勝敗を分けた最大の要因は、「勢い」と「修正力」だった。

セコムはD3で攻守ともリーグ屈指の成績を残し、自信と勢いを携えて入替戦へ臨んだ。そして第1戦で得た経験を即座に分析し、第2戦で見事に修正してみせた。

一方の釜石は、シーズン終盤の連敗の中で露呈していた課題を最後まで克服できなかった。

得点機での遂行力不足、プレッシャー下での判断ミス、焦りから生まれるハンドリングエラー――。D2残留争いの中で見えていた弱点が、この大一番でも顔を覗かせた。

経験豊富なD2チームが、勢いに乗るD3王者を受け止め切れなかったのである。

セコムにとって、この昇格は単なるカテゴリー昇格以上の意味を持つ。

一時は強化縮小も経験しながら、クラブとしての伝統を守り続け、リーグワン参入後わずか2シーズンでD2昇格を実現した。その歩みは、堅実な強化と組織づくりが結実した成果と言えるだろう。

今回の昇格は、勢いだけで勝ち取ったものではない。

規律あるディフェンス、冷静なゲームマネジメント、そして試合ごとに進化する修正能力――。D2で戦うに値するチームであることを、この入替戦で十分に証明した。



個人的には、2年間応援してきたことが報われて感無量だ。来季は狭山の「セコムラグビースタジアム(仮)」にたくさん応援に行きます。

セコム(山賀さんも)、本当におめでとう!そしてありがとう!!




6月1日

山沢が泣いていた。

あくまで勝手な想像にしか過ぎないが、この涙には、さまざまな感情が凝縮されていたように思える。

最も大きかったのは、自らの意思とは無関係にHIA(あるいは負傷)によってピッチを去らなければならなかった無念さだろう。司令塔であるSOとして、あと2点を追う終盤を仲間とともに戦えなかった悔しさは計り知れない。

また、その涙には責任感も滲んでいた。今季のパナソニックを牽引してきた中心選手として、「仲間を決勝へ導けなかった」という思いを抱いたのではないか。

しかし同時に、最後まで戦い抜いた仲間たちへの誇りや感謝もあっただろう。敗戦の悔しさだけでなく、「この仲間たちともっとラグビーをしていたかった」という思いが込み上げたからこそ、あの涙は静かにあふれ出たのではないだろうか。あれは敗北の涙であると同時に、仲間への愛情とラグビーへの深い情熱が滲んだ涙だったように見えた。

そんな山沢がますます好きになった。
3位決定戦。もし出場出来たら、思う存分、ピッチを駆け巡って欲しい。




6月1日

スーパーサイヤスティーブンソン




6月2日

マフィ、有終の美を飾る

PREM #17
レッドブルズ 45 - 42 セール

マフィがホーム最終戦で今季3トライ目(カップ戦含む)を挙げ、チームの2勝目に貢献した。残念ながら、チームは最終節を残して2勝15敗のダントツ最下位に沈んでいる。

マフィはレッドブルズとは単年契約。
日本に戻ってもうひと花咲かせるのだろうか?




6月3日

WINO

台風で会社はお休み。最近音楽が足りていなかったので、自作のシアタールームに籠り、ビールを飲みながらWINO(ワイノ)の『CHRONICLE <1998-2002> 』に浸る。

Blue-Rayのタイトルにもある通り、WINOは1998年から2002年まで活動した日本の5人組ロックバンド。90年代のブリッドポップに影響を受け、日本でもUKロックファン層を中心に支持された。強靭なグルーヴと美しいメロディが織りなす楽曲と吉村の甘くて骨太なヴォーカルが、当時の自分の心を捉えて離さなかった。

[Alexandros]のフロントマンの川上洋平がWINOに影響を受けたのは有名な話で、何かの音楽番組でWINOの「Loaded」を演奏していた。アニメ『HUNTER×HUNTER』オープニング・テーマの 「太陽は夜も輝く」 は知ってる人もいるだろう。

昨年末、恵比寿LIQUIDROOMでの23年ぶりのワンマンライブが話題を呼んだが、どうしても都合がつかなくて行けなかったのが心残りだ。今後も何らかの形で活動が続くことを祈っている。



何曲か紹介しますので、良かったら聴いてください。Oasis や The Stone Roses が好きな人は、きっと気に入ると思います。

◆ EVERLAST

◆ Go Straight Song!

◆ LOADED

◆ LOVE IS HERE

◆ NOT ALONE

◆ Only time knows

◆ Tomorrow

◆ 太陽は夜も輝く -スタジオver-




6月3日

週末のお楽しみ(備忘録)

どこもかしこも佳境です。




6月4日

少しでもセンシティブなポストをすると、毎回湧いてくるフォロー外の有象無象。以前はイチイチ反論してたけど、最近は無感情で機械的にブロックしてる。

慣れって、恐ろしいですね(笑)


6月5日

神戸にとっては悲願のリーグワン初制覇、クボタにとっては2022-23シーズン以来となる王座奪還を懸けた大一番。今季を象徴する二つの強豪が、最後の舞台で相まみえる。

今季の戦いを振り返れば、神戸はまさしく優勝に最も近い位置にいたチームだった。主力選手の長期離脱がほとんどなく、シーズンを通じて安定した陣容を維持。かつて連覇を成し遂げた東芝がそうであったように、主軸を固定しながら戦えたことがチームの成熟を加速させた。試合を重ねるごとに戦術理解度は深まり、連携の精度は向上し、レギュラーシーズン終盤には完成度という点で他を一歩リードする存在となっていた。首位通過によるプレーオフでのアドバンテージも含め、理想的な軌跡を描いて決勝へ辿り着いたと言える。

対するクボタは、順風満帆とは対極にある道程を歩んできた。プレーオフでは東芝との激戦を制し、続く準決勝ではパナソニックとの死闘を勝ち抜いた。肉体的にも精神的にも消耗の大きい戦いを重ねながら、それでも勝ち残った事実は重い。加えてFWDの中核を担うマルコム・マークスやタイラー・ポールを欠く状況は決して軽視できない。コンディションや戦力面だけを比較すれば、神戸に分があるという見方は自然だろう。

しかし、決勝戦とは往々にして理屈だけでは決まらない。

最大の争点は、神戸の高速テンポラグビーとクボタの接点支配との対立構造にある。デイブ・レニーHCの下で構築された神戸のラグビーは、素早いラック処理と連続攻撃を基盤とする。テンポを維持しながら相手守備を揺さぶり、空いたスペースを突く。その攻撃は今季リーグ屈指の破壊力を誇った。

一方のクボタは、強力なFWD陣を軸に、ブレイクダウンで試合の流れを掌握することを得意とする。神戸が理想とするテンポを維持できれば主導権は神戸に傾く。しかしクボタが接点で圧力をかけ、球出しを遅らせ、攻撃のリズムを寸断できれば試合の景色は一変する。両チームの個性が最も鮮明に衝突する局面であり、勝敗を左右する第一のポイントと言える。

セットプレーもまた、この決勝戦を占う重要な要素である。神戸は今季、スクラム、ラインアウトともに高い安定感を示し、特にラインアウトを起点とした攻撃構築で大きな成果を挙げてきた。一方のクボタはリーグ屈指のモールアタックを武器とし、敵陣深くで獲得したラインアウトを高確率で得点機会へ変換してきた。神戸がクボタのモールを封じ込めるのか、それともクボタがセットプレーから着実に圧力を積み重ねるのか。この攻防もまた試合の趨勢を左右するだろう。

さらに見逃せないのが規律の問題である。神戸は今季、反則数の多さを課題として抱えてきた。決勝戦のような拮抗したゲームでは、一つのペナルティが3点となり、あるいは7点へ発展する。セットプレーの精度と規律の維持は、華やかなアタック以上に重要な意味を持つ可能性がある。

ゲームコントロールという観点では、神戸の李承信と、クボタのバーナード・フォーリーのマッチアップが注目される。李は今季、自らの攻撃性能だけでなく試合全体を統率する能力を向上させた。対するフォーリーは、世界最高峰のゲームマネージャーの一人であり、接戦での判断力とエリアマネジメントにおいて抜群の実績を誇る。

どの局面でキックを選択するのか。どの場面で攻め切るのか。あるいは堅実に3点を積み重ねるのか。そうした判断の積み重ねが、決勝戦では決定的な差となって現れる。神戸が李の積極性によって試合を動かすのか、それともフォーリーが経験に裏打ちされた冷静なゲーム運びで流れを支配するのか。10番同士の駆け引きは、間違いなく見どころの一つである。

チーム構成の違いも興味深い。神戸はFWD、BACKSともに高水準で均衡の取れた陣容を誇り、組織としての完成度が際立つ。一方のクボタは負傷者の影響もあってFWD陣に若干の不安を抱えるが、その反面、BACKS陣の破壊力と創造性はリーグ屈指である。フォーリーと燃える漢ショーン・スティーブンソンを中心としたゲームメイク能力に加え、一瞬で局面を打開する個の力は神戸以上との評価も成り立つ。クボタとしてはFWDが粘り強く戦い、最低限の均衡を保つことができれば、BACKS陣の才能を最大限に発揮する展開へ持ち込めるはずだ。

また、プレーオフを勝ち抜いてきたクボタには経験値という大きな財産がある。東芝戦、パナソニック戦と続いた極限状態のゲームを制したことで、チームは勝負どころを見極める感覚を研ぎ澄ませている。さらに今季限りで退団するデービッド・ブルブリング、ピーター・ラピース・ラブスカフニ、バーナード・フォーリーという功労者たちの存在は、チームを強く結束させる要因となっている。

対照的に、神戸の数少ない懸念材料は経験の不足である。今季の完成度はリーグ随一と言って差し支えないが、現在の主力選手の多くは国内最高峰の舞台で優勝を経験していない。若い選手も少なくなく、決勝戦特有の重圧が本来の力を鈍らせる可能性は否定できない。技術や戦術ではなく、「優勝まであと一歩」という状況とどう向き合うのか。その精神的な成熟度こそが、神戸に課された最後の試練である。

試合展開としては、前半は神戸がテンポよくボールを動かし、主導権を握る可能性が高い。しかし時間の経過とともにクボタは接点の圧力を強め、試合をよりフィジカルな消耗戦へ引き込もうとするだろう。神戸が80分間にわたって自らのテンポを維持できれば初優勝は大きく近づく。対するクボタが接点と経験を武器に接戦へ持ち込み、終盤勝負へ引きずり込めば王座奪還の可能性は高まる。

完成度と勢い。組織力と勝負強さ。若さと経験――。

この決勝戦は単なる戦術対決ではない。シーズンを通じて積み上げてきたすべてを問う、究極の検証の場である。神戸が最も完成されたチームとして新たな歴史を刻むのか。それともクボタが王者の底力を示し、再び頂点へ返り咲くのか。近年のリーグワン決勝の中でも屈指の好カードであり、日本ラグビーの現在地を映し出す一戦となるだろう。




6月5日

ハリケーンズ大爆発!!

SRP 準決勝進出決定戦
ハリケーンズ 66 - 12 ブランビーズ

リーグ戦首位のハリケーンズが、リーグ戦6位のブランビーズを相手に、9トライの猛攻で蹂躙した。

試合開始からハリケーンズの勢いは止まらず、前半だけで 38 - 7 と試合を決めた。これはブランビーズが前半で許した過去最多失点である。

オールブラックスの10番候補ルーベン・ラブがゲームを操り、ハリケーンズの右サイド攻撃はブランビーズを翻弄した。CTBジョーディ・バレットは巧みに相手をかわし、SHキャム・ロイガードも内側への鋭い動きで2トライを挙げた。WTBヌガニ・プニヴァイは後半だけでハットトリックを達成し、ラブはコンバージョン9本、PG1本のキックを成功率100%で終えた。

我らがディアンズは、80分フル出場し、2トライを挙げ、チームの大勝利に大貢献した!




6月7日

URC 準決勝
ウォリアーズ 21 - 22 ブルズ

6分、ブルズはSOハンドレ・ポラードのPGで先制したものの、直後にそのポラードがデリバレイトでイエローを貰い、ウォリアーズに流れを渡す。

ウォリアーズはこのチャンスを最大限に活かし、WTBカイル・ステインが右サイドで5分間に2トライを挙げ、いずれもSOダン・ランカスターがコンバージョンを決めた。

ポラードがピッチに戻った後もウォリアーズは優勢を維持し、25分にはLOルアン・ノルキヤがモールを崩したことでペナルティトライを獲得した。

14人となったアウェイチームは、32分にHOヨハン・グロブラーが至近距離から押し込んで試合の流れを取り戻した。ポラードがコンバージョンを成功させ、21 - 10 で前半を折り返した。

後半、ブルズは反撃の勢いを増し、ウォリアーズのLOスコット・カミングスがシンビン中だった間に、恐らく今後のスプリングボクスの9番を背負うだろうエンブロース・パピアーとPRフランソワ・クロッパーが至近距離からトライを決め、21 - 22 と逆転に成功した。

ポラードは最終クォーターでPGを3本外したが、ブルズが1点リードを逃すような危機に陥ることは一度もなかった。

ホーンが鳴った後、ブルズのシンビンの2人、ポラードとノルキヤが満面の笑顔で抱き合っていたのが印象的だった。

振り返ってみれば、前半ウォリアーズがブルズのディフェンスを引きつけ、サイドに広大なスペースを作り出し、前半4つ目のトライを目前に迫った直後、ブルズのWTBカート=リー・アレンゼがWTBカイル・ロウのノッコンを誘ったタックルは大きかった。もし彼らがトライを決めていれば、ウォリアーズはさらに大きなリードを築いていたかもしれないからだ。そしてこのプレーで完全に流れが変わった。




6月7日

URC 準決勝
レンスター 20 - 11 ストーマーズ

レンスターは8分にCTBリエコ・イオアネがトライを決め、SOサム・プレンダーガストがコンバージョンと2本のPGを成功させ、13 - 0 と好調なスタートを切った。

ストーマーズはレンスターのPRアンドリュー・ポーターが負傷で退場した後、LOアドレ・スミスが至近距離からトライを決め、SOジュリー・マティーがPGを成功させて、前半終了までに13 - 8 まで詰め寄った。

ストーマーズは46分のWTBレオリン・ザスのシンビンをなんとか乗り切り、後半は試合を支配してマティーのPGでさらに2点差まで詰め寄った。

しかし、その後FLルアン・アッカーマンがHOロナン・ケレハーに対する危険なタックルでイエローカード(後にレッドに格上げ)を受けた。ストーマーズは試合の重要な局面で1人少ない状況に追い込まれ、結局はこれが致命傷となった。

70分、SHジャミソン・ギブソン=パークがゴール下へ駆け込んで勝利を決定づけた。

個人的には、この荒れた試合を最後までコントロールした、玉ねぎ頭でお馴染みの女性レフリー、ホリー・デビッドソンさんに敬意を表したい。

これで決勝は、レンスター vs ブルズに決まった。




6月7日

サントリー再建には、これしか無いだろう。




6月7日

日本代表のアタックコーチにサントリーHCの小野晃征さんが就任することが決まったらしい。

当然、素朴な疑問は

「なんでクラブで結果を出してない人が、代表のコーチになれるのですか?」

前任のアタックコーチが突然辞めてしまってから随分と日数が経ちますが、その間に新しいアタックコーチの就任を発表できなかったのは、ひとえにエディーさんの求心力のなさかもしれませんね。他になりてがいないから、『お得意のサントリー人事※』で小野さんが担当になっただけなんでしょう。そこには「アタックコーチとしての小野さんの実績」など考慮されてないように見えます。

頼むからちゃんとしてくださいよ。。。



※お得意のサントリー人事:

・日本協会会長:土田さん - 現サントリーホールディングススポーツ事業推進部担当常務執行役員
・日本代表チームディレクター:永友さん:元サントリー監督
・日本代表HC:エディーさん:元サントリーGM、HC、アドバイザー


6月7日

雨の日が「ディフェンス有利」になる4つの理由

①ハンドリングエラーの増加:

ボールや選手のキャッチンググローブが雨で濡れて滑りやすくなります。これによりノックオンやパスミスが増加し、アタック側がボールを保持してフェーズを重ねることが普段より困難になります。

②キックの重要性と不確実性:

雨の日は自陣からリスクを冒してパスで繋ぐよりも、キックで敵陣へ大きく陣地を戻す「エリアマネジメント」が重視されます。アタック側にとっては、滑るボールでの正確なキックや、雨と風の中でのキャッチングが難しくなり、意図した通りのキック戦術を遂行しづらくなります。

③ディフェンス側のプレッシャー増加:

雨天時はアタック側のパススピードやランニングのキレが鈍るため、ディフェンス側は的を絞って前へ出やすくなります。また、アタック側のミスを誘いやすいため、守っている側にかかる心理的負担が相対的に軽くなります。

④足場の悪さとセットピースの重み:

ぬかるんだ、あるいは滑りやすいピッチでは、BACKSの俊足選手がステップを切ってディフェンスを抜き去ることが難しくなります。結果として、スクラムやモールといったFWDパワー勝負(セットピース)の比重が高まり、ここで優位に立てるディフェンス力や強固なFWDを持つチームが試合をコントロールしやすくなります。

クボタ頑張れ~!




6月8日

レニスポ(笑)




6月11日

週末のお楽しみ(備忘録)

まだまだお楽しみは続きます。




6月16日

Arguably the best lock - ワーナー・ディアンズ

ワールドラグビーが運営するラグビー専門プラットフォーム「RUGBYPASS(ラグビーパス)」は、世界中のコアなラグビーファンから「専門性が高く、ラグビー好きなら最も価値のあるプラットフォーム」と評されています。執筆陣も、きちんと自分の意見を持った優秀なライターが世界中から集められています。

先日、ディアンズの所属するハリケーンズはスーパーラグビーパシフィック準決勝で、ブルーズを 57 - 21 と大差で破り、チーフスの待つ決勝へコマを進めました。

ディアンズは80分フル出場し、ラインアウトの要として勝利に大貢献しました。

その試合の 「RUGBYPASS」でのディアンズの"選手採点" を抜粋します。



『Arguably the best lock in Super Rugby Pacific in 2026 was ...』

訳:2026年のスーパーラグビーパシフィックにおいて間違いなく最高のロックである(ディアンズは)…



…向こうに行ってわずか1年で、この最高評価です。誇らしいと共に、ディアンズの気持ちもオールブラックスに揺らいでいないか、少し心配です。

決勝の相手はDMac率いるチーフス。ハリケーンズが優勝すれば2016年以来の快挙です。放送は、6/20(土)午後3:50からWOWOW様。解説は尊敬している斉藤祐也さん、実況は望月佑真さんです。見逃し厳禁です!




6月16日

永田 虹歩 - NZデビュー

今季からブルーズに加入した、女子日本代表PR永田虹歩が、日曜日に開幕したスーパーラグビー・アウピキのハリケーンズ・ポウア戦に、控えながら出場を果たしました。永田は、52分くらいから出場し、キャリー1回と4回中4回のタックル成功率100%でチームの勝利に貢献しました。

試合は、ブラックファーンズ最推しのFBブラクストン・ソレンセン=マギーのトライを皮切りに6トライの猛攻を見せたブルーズが 42 - 7 でその実力を見せました。ちなみにソレンセン=マギーはコンバージョンも6本沈めてみせました。キックの精度も上がっています。

試合後、永田は地元のファンにサインをしていました。永田のブルーズ加入は2年ぶり2度目なので、子供たちにも人気があるみたいですね。自慢のキャリーでトライも観てみたいです。




6月17日

SPR 決勝
ハリケーンズ vs チーフス

今季のスーパーラグビーパシフィック決勝は、単なる「1位対2位」ではなく、リーグを通じて最も完成度の高かった2チームがぶつかる理想的なカードになりました。準決勝でもハリケーンズはブルーズを 57 - 21、チーフスはクルセイダーズを 49 - 12 で圧倒しており、両者とも最高の状態で決勝に臨みます。

今季はディアンズがハリケーンズに移籍したこともあり、日本からの注目度も高まってると思います。WOWOW様でも放送がありますので、見どころなど、勝手に色々書いてみました。相変わらず長文ですが、よろしければご覧ください。



◆ メンバー

・ハリケーンズ

準決勝のメンバーと若干変わってますね。脳震盪のLOカレブ・デラニーに代わって、先週控えだったイザイア・ウォーカー=リーウェレが先発に回ってます。

怪我のため直近3試合を欠場していたデヴァン・フランダースが回復し、ブラインドサイド・フランカーとして先発に名を連ねました。その影響で、先週6番だったブラッド・シールズが19番に入りました。専門のLOは置かずに、何かあったらシールズがLOに入るのでしょうね。

ベンチメンバーのもう1つの変更点として、レイモンド・トゥプトゥプに代わってジャコブ・デバリーが16番で起用されました。

他は準決勝から変更なしですね。もちろん、我らがディアンズは先発です。

・チーフス

準決勝から2人メンバーが変わっています。CTBララカイ・フォケティとFBアイザック・ハッチンソンは、先週末のクルセイダーズ戦でそれぞれ足を負傷したとのことです。

13番にはカイル・ブラウンが入り、15番にはリアム・クームズ=ファブリングが14番から降りてくるようです。それによって14番には先週控えだったリロイ・カーターが入りました。

他は準決勝から変更なしですね。しかしチーフスのほとんどがオールブラックスですね。



◆ 試合の構図「ハリケーンズの継続圧力」vs「チーフスの破壊力」

今季のハリケーンズ最大の特徴は、80分間途切れないテンポです。

SHキャム・ロイガード、SOルーベン・ラブ、CTBビリー・プロクター、そしてCTBジョーディー・バレットを中心に、相手へ休む暇を与えません。FWDもHOアサフォ・アウムア、LOディアンズ、FLデュプレッシー・キリフィ、No.8ピーター・ラカイらが接点で優位を作り続け、相手ディフェンスを何度も往復させます。準決勝のブルーズ戦も前半こそ競りましたが、後半になると一気に突き放しました。

一方のチーフスは、より「一撃必殺型」です。

SHコルテス・ラティマ、SOダミアン・マッケンジー、CTBクイン・トゥパエアらが生み出すカウンターアタックは、おそらく今季のスーパーラグビーで最も危険な攻撃と言ってよいでしょう。実際、準決勝のクルセイダーズ戦でも相手のミスを即座に得点へ変換して試合を決定づけました。

つまり、
ハリケーンズ=長時間圧迫して崩すチーム
チーフス=一瞬の隙を仕留めるチーム
という構図かと思われます。



◆ 勝敗を左右するのは「ロイガードvsマッケンジー」

決勝最大の見どころはここだと思います。ロイガードは現在のNZで最も勢いのあるSHの一人です。テンポの速いパスとランで試合を支配できます。

対するマッケンジーは、今なお世界屈指のゲームブレイカーです。相手が少しでもキックチェイスを乱せば、60m先まで試合をひっくり返します。

ハリケーンズとしては、
「マッケンジーに自由を与えないこと」
が最重要課題になります。

逆にチーフスとしては、
「ロイガードに速い球を出させないこと」
が勝利条件です。

この両者の主導権争いだけで試合の流れが大きく変わるはずです。



◆ セットプレーは互角、ブレイクダウンはハリケーンズ優位か

スクラム、ラインアウトの純粋な強度は大きな差がない印象です。

ただしブレイクダウンになると、ディアンズやキリフィやラカイを擁するハリケーンズがやや優位に見えます。相手ボールを遅らせる能力、あるいはターンオーバー能力は今季リーグ屈指でした。チーフスはその部分をFLルーク・ジェイコブソンらがどこまで対抗できるかが重要になります。



◆ ハリケーンズが恐れるべきは「試合が荒れること」

今季両チームは4月に対戦しており、その時はチーフスが延長戦の末に 22 - 17 で勝利しています。試合は非常に拮抗し、最後はシティティのゴールデントライで決着しました。この試合を見る限り、ハリケーンズは整然とした展開になれば強い反面、オープンな撃ち合いになるとチーフスの個人技に苦しむ傾向があります。逆にチーフスは接戦になるほど自信を深めるタイプです。

したがって、
ハリケーンズはポゼッションを維持して相手を疲弊させたい
チーフスはターンオーバーから速い展開へ持ち込みたい
という戦いになるのではないでしょうか。



◆ 勝手に予想

試合序盤はチーフスが優勢。マッケンジーの仕掛けやラティマのテンポでハリケーンズを揺さぶり、前半終了時点ではチーフスがリードしていても不思議ではありません。しかし後半になると、ハリケーンズの継続アタックとベンチインパクトが効いてきます。今季のハリケーンズは後半の得点力が非常に高く、準決勝でもブルーズを後半だけで粉砕しました。

最終的には、ハリケーンズが勝利すると予想します。理由は2つです。

1つは今季のハリケーンズは「勝ち方の再現性」がリーグで最も高かったからです。派手さではチーフスが上回る時間帯もあるでしょう。しかし80分を通して見た時の組織力、守備の粘り、そしてロイガードを軸とした試合運びの安定感は、わずかにハリケーンズが上と見ます。

もう1つは、ディアンズがいるからです(笑)。
何よりもディアンズに優勝させたいのです。

いずれにせよ、今季スーパーラグビーの集大成にふさわしい一戦になると期待しています。




6月19日

週末のお楽しみ(備忘録)

考えたらSRP決勝は、ディアンズの「1人3連覇」がかかってますね。応援頑張りましょう。




6月20日

URC決勝
レンスター 36 - 7 ブルズ

昨シーズンの決勝と同一カードとなった今回の「頂上決戦」は、終始レンスターが主導権を握る展開となりました。前半から猛攻を仕掛け、ブルズに付け入る隙を与えませんでした。

開始わずか82秒でブルズのCTBカナン・ムーディがデリバレイトノックオンでイエローを受けます。数的優位を得たレンスターは、WTBトミー・オブライエン、CTBリエコ・イオアネのトライで瞬く間にリードを広げ、さらに負傷したNo.8ケーラン・ドリスに代わって入ったジャック・コナンもトライを挙げ、22 - 0 で前半を折り返しました。

後半はレンスターの若き司令塔サム・プレンダーガストが自らトライを決めて突き放します。ブルズも後半22分にムーディのトライで7点を返したものの、その後の反撃はTMO判定による幻のトライ(スローフォワード判定)などに阻まれ、失速しました。終盤にはSOハリー・バーンがダメ押しの5本目のトライを決め、試合を締めくくりました。

個人的に感じた勝敗を分けたポイントは、司令塔対決の明暗かと思います。POMに輝いたレンスターの24歳、サム・プレンダーガストは、正確なゲームマネジメントとキックでチームを牽引しました。一方で、ブルズの南アフリカ代表の名手ハンドレ・ポラードはノックオンなどのミスが重なり、本来の精彩を欠きました。

ブルズは試合開始直後のイエロー、その後のFBウィリー・ルルーのイエローや空中戦での競り合いのミスが響き、自分たちのリズムを作れませんでした。ブルズは5シーズンで4度目の決勝進出を果たしながらも、またしても準優勝に終わりました。リーグ最強の座を強固なものにしたレンスターと、悲願のタイトルを逃し続けたブルズという、明暗がくっきりと分かれた2026年シーズンのフィナーレとなりました。

今シーズン限りでレンスターを去る(来シーズンからはサントリー?)WTBジェームズ・ロウですが、トライは獲れなかったものの、この試合でも終始活躍していました。長年の多大なる貢献に敬意を表してか、ロウにチャンピオントロフィーを掲げさせていたシーンが印象に残りました。




6月20日

TOP14 準決勝
トゥールーザン 71 - 17 ラシン92

王者トゥールーザンが準決勝の舞台で71得点を叩き出すという、リーグの歴史に残る驚異的な破壊力を見せつけました。SHデュポンらを中心に終始試合を支配し、ラシン92のディフェンスを完全に崩壊させました。

両者はレギュラーシーズン最終節でも対戦しており、その際はラシン92が 31 - 20 で勝利してプレーオフ滑り込みを決めていました。しかし、本気のノックアウトステージに突入したトゥールーザンは前戦とは全く異なるギアを披露し、完璧なリベンジを果たしました。

この大勝により、連覇を狙うトゥールーザンは絶対王者としての風格を改めて証明し、スタッド・ド・フランスで行われる決勝戦へ最高の形で名乗りを上げました。ただ齋藤直人にも、この舞台を味わって欲しかったです。

以前のポストにも書きましたが、決勝は6月27日ですから、7月18日の日本代表戦にはトゥールーザンのフランス代表メンバーが出場しない可能性がより高まりましたね。




6月20日

SRP 決勝
ハリケーンズ 60 - 5 チーフス

ハリケーンズがチーフスを歴史的な大差で下し、10年ぶり2度目の王座に輝きました。この「55点差」というスコアは、スーパーラグビーの決勝史上最大点差記録を更新する歴史的な大爆発となりました。

試合会場となったウェリントンのヘンリー・スタジアムは、時速60kmを超える凄まじい突風が吹き荒れる極限のコンディションでした。ハリケーンズは前半に風上を選択し、圧倒的な圧力をかけて 29 - 0 とチーフスを完全にシャットアウトしました。

最も勝負を分けたのは後半です。ハリケーンズは風下に立っても全く勢いを落とさず、キックに頼らない圧倒的なボールキャリーで後半だけで31得点を追加しました。

この試合は、オールブラックスの10番を争う若き新星ルーベン・ラブと、経験豊富なダミアン・マッケンジーの司令塔対決としても注目されていました。ラブは、悪条件をものともせず、2トライ、6ゴール、1ペナルティゴールを決め、個人で20得点を叩き出す極上のパフォーマンスを披露しました。ラブの時代が来るかもですね。

対するチーフスの絶対的支柱であるマッケンジーですが、強風に翻弄されてハンドリングエラーやキックのミスを連発。彼のミスからハリケーンズにカウンターを許し、試合を通して流れを掴めない「悪夢のような夜」となりました。

ハリケーンズの勝因は、今季の快進撃を支えたFWDパックが決勝でもチーフスを完全に圧倒したことです。我らがディアンズは、前半にはチャージダウンを披露し、中盤にはラインアウトや接点で何度もボールをスチール。55分の交代まで、空中戦とブレイクダウンを支配し、勝利に大きく貢献しました。

PRシャビエル・ヌミアやHOアサホ・アウムアらがスクラムと接点でチーフスを圧倒し、常に前進のモメンタムを作り続けました。

ハリケーンズは今季、スーパーラグビー史上初となるシーズン通算100トライを突破(最終的に114トライ)する爆発的な攻撃力を誇っていました。チーフスがミスやペナルティで自滅するたび、ハリケーンズは容赦なく仕留めにかかりました。WTBフェヒ・フィネアンガノフォが今季17個目のトライを挙げて大会年間最多トライ記録を樹立すると、逆サイドのWTBジョシュ・モービーも2トライを挙げて追随。計9トライの猛攻は、チーフスの守備文化を完全に崩壊させました。

チーフスにとっては、これで4シーズン連続の決勝敗退という極めて残酷な結果となりました。試合終盤にLOナイトア・アウ・クロイが意地の1トライを返し、決勝史上初の「完封負け」こそ免れたものの、終始ハリケーンズの圧力に飲み込まれ続けた形です。

これでディアンズは「1人3連覇達成」です。来シーズンどこでプレーすることになるかがいよいよ注目ですね。個人的にはこのままハリケーンズでプレーして欲しいくらいです。




6月21日

あれは6年前のお正月だったでしょうか。
何の気なしに高校ラグビーを観ていました。
すると嫁さんが「この子、デカくない?」と、
流経大柏にいる、大きな選手を発見しました。
今思えば、それがワーナー・ディアンズでした。

それからみるみるうちに頭角を現してきました。
ヒョロヒョロだった身体も逞しくなり、
代表に選ばれ、代表でキャプテンも務め、
東芝で連覇し、ハリケーンズでも優勝しました。

みなさんもそうだと思いますが、
ずっと成長を観てきましたので、
なんだか感慨深いですね。

「世界一のロック」になる日も近そうですね。




6月23日

PREM決勝
ノーサンプトン 26 - 17 エクセター

イングランド最高峰リーグ「プレミアシップ(= PREM)」の決勝は、レギュラーシーズン首位のノーサンプトン・セインツが3位のエクセター・チーフスを下し、2年ぶり3度目の王座に輝きました。

試合開始早々、ノーサンプトンはエクセターのキック処理の乱れを突き、WTBトミー・フリーマンが先制トライ。エクセターもWTBキャンベル・リドルのトライで応戦しますが、ノーサンプトンはSOフィン・スミスのトライで突き放します。しかし前半終了間際、エクセターのPRジョシュ・アイオセファ=スコットが意地のトライを奪い、ノーサンプトンが 14 - 10 で試合を折り返しました。

51分、ノーサンプトンのFLジョシュ・ケメニーがシンビンになると、直後にエクセターのキャプテン、LOダフィッド・ジェンキンスがトライを決めてエクセターが逆転に成功します。しかしそのわずか5分後、今度はそのジェンキンスが危険なタックルでシンビンとなり、試合の流れが再び激変しました。

数的優位を得たノーサンプトンは猛攻を仕掛け、64分にWTBジョージ・ヘンディが流れるようなパスワークから右隅へ逆転トライ。さらにその3分後、SOフィン・スミスが絶妙に放ったグラバーキックに再びヘンディが反応して連続トライを挙げ、エクセターに決定的なダメージを与えました。

火の玉小僧FLヘンリー・ポロック(ノーサンプトン)は若干21歳ながら、チーム最多の16キャリー、15タックルを記録してブレイクダウンを支配。終盤にエクセターの息の根を止めるターンオーバーを勝ち取るなど、圧倒的な存在感を放ち、この試合のPOMに輝きました。

ジョージ・ヘンディは、後半のわずか3分間で試合をひっくり返す2つのトライを決め、今シーズンの公式戦通算トライ数を18に伸ばして優勝の最大の立役者となりました。

フィン・スミスは、エリアマネジメントと巧みなキックパスでエクセターの防御を崩し、最高峰リーグの決勝にふさわしい司令塔としての役割を全うしました。

レギュラーシーズンを首位で駆け抜けたノーサンプトンが、プレッシャーのかかる大舞台でもその攻撃的なラグビーを貫き通し、見事にイングランド王者の栄冠を奪還する結末となりました。




6月25日

週末のお楽しみ(備忘録)

伊藤忠に倣って、ウチの会社も会議室でW杯観れるよう、社長に掛け合って、OK貰いました。

トゥールーザン、4連覇なるか?

サラセンズ、4年ぶりの優勝なるか?

JAPAN XV、頑張ってください(小並感(笑))




6月25日

David Havili | In His Own Words



この動画は、元オールブラックスのデイヴィッド・ハヴィリが、長年所属したクルセイダーズを離れ、日本への移籍を前に自身のキャリアを振り返った惜別インタビューです。

ハヴィリは、10年以上に及ぶクルセイダーズでのキャリアに区切りをつけることを決断し、「次の世代にバトンを渡す時が来た」と語ります。クラブの未来は良い手に託されていると確信しており、日本での新たな挑戦を楽しみにしていると述べました。

退団に際して大きな後悔や未練はなく、「自分にできることはすべてやり切った」という達成感と満足感を強調しています。両親への感謝、そして世界最高峰の選手たちとともに過ごした時間への誇りを何度も口にし、自身の歩みを非常に誇らしく感じていると振り返りました。

2014年にアカデミー入りした当時を昨日のことのように思い出し、クラブのレジェンドたち―― リッチー・マコウ、ダン・カーター 、キアラン・リード ――から学んだ経験が、自身の成長の礎になったと語ります。そして今度は自分が若手たちに、毎週高いレベルで戦うための姿勢やジャージーへの敬意を伝える立場になったと述べました。

また、クルセイダーズというクラブが与えてくれたものは計り知れないと語ります。ラグビー選手としての夢を叶えただけでなく、故郷を離れて成長する機会を得て、さらには妻ルシアさんと出会えたこともクラブのおかげだと感謝しています。その恩返しとして、自分のすべてをクラブに捧げてきたと話しました。

個人的な目標だった「クルセイダーズで150試合出場」と「新スタジアムへの移行を主将として導くこと」も達成。理想を言えば最後に優勝して締めくくりたかったものの、155試合という数字を残せたことを誇りに感じています。

キャプテンとしての経験については、2024年に10位まで落ち込んだチームを再び頂点へ導いたシーズンをキャリアの大きなハイライトとして挙げています。自身一人の力ではなく、リーダー陣やコーチ陣の支えがあったからこそ成し遂げられたと強調しました。

最も恋しくなるのは勝利やタイトルではなく「仲間たち」だとも語ります。遠征、ロッカールームでの冗談、共に戦った時間こそがかけがえのない財産であり、クルセイダーズの強さは全員が同じ目標とジャージーへの誇りを共有していることにあると述べました。

最後にハヴィリは、ニュージーランドのラグビー界特有の大きなプレッシャーから少し距離を置き、日本では「もっと純粋にラグビーを楽しみたい」と語ります。31歳となった今もまだ自分には与えられるものがあると考えており、新天地でもチームの成功に貢献したいと意欲を見せました。そしてファンや関係者、歴代の仲間たちに感謝を伝え、「私はこれからもずっとクルセイダーだ」という言葉でインタビューを締めくくっています。



このインタビューは、ハヴィリがクルセイダーズへの深い感謝と誇りを語ると同時に、やり切った充実感を胸に、日本での新たな挑戦へ穏やかな期待を抱いていることを伝える“別れと再出発のメッセージ”だと言えると思います。

こんなに穏やかな語り口の人とは思わなかったです。
一体どこに来るのでしょうね。赤かな、青かな、オレンジかな?




6月25日

頼むぞ、てるてる龍之介!!




6月27日

PWR決勝
サラセンズ vs トレイルファインダーズ

日曜日、トゥイッケナム・ストゥープで行われる「プレミアシップ・ウィメンズ・ラグビー(PWR)」の決勝戦でサラセンズ・ウィメンズとトレイルファインダーズ・ウィメンズが対戦します。これにより、2017/18シーズンに同リーグが開幕して以来の歴史が一巡することになります。

サラセンズは最初のシーズン、決勝でハーレクインズを下し、当時の「プレミア15s」のトロフィーを掲げました。この勝利を皮切りに、北ロンドンを拠点とする同クラブは黄金時代を築き、続く4シーズンのうち3回優勝を果たしました。2023/24シーズンを前にリーグは「PWR」へと名称を変更し、トレイルファインダーズが新たに参戦しました。その頃にはグロスター・ハートプリーが3度の優勝のうちの1回目を達成しており、昨年の決勝ではサラセンズがグロスターに敗れています。



過去の歴史が勝敗に影響することはなさそうですが、下馬評で優位に立っているのはサラセンズのようです。サラセンズはリーグ戦でグロスターに次ぐ2位につけ、トレイルファインダーズにはホーム・アウェイの両戦で勝利しています。

チームには、WR年間最優秀女子15人制選手に選ばれたカナダ代表キャプテンのFLソフィー・ド・ゲーデ、イングランド・ラグビー年間最優秀選手のSOゾーイ・ハリソン、そしてPWR年間最優秀選手のSHオリビア・アップス、私の海外女子最推しのWTB/FBジェス・ブリーチといったスター選手が名を連ねています。勿論、2018年の優勝メンバーの一人であるFLマーリー・パッカーの存在も忘れてはなりません。彼女はシーズン終了後、ロンドン市内のハーレクインズへ移籍するため、この試合が同クラブでの最後のゲームとなります。

しかし、サラセンズが優勝候補だと決めつけるのは禁物です。何しろ、準決勝でグロスターの4度目の優勝の夢を打ち砕いたのはトレイルファインダーズなのですから。

トレイルファインダーズが勝利すれば、トロフィーに4つ目のチーム名が刻まれることになります。これは、1994年の女子W杯優勝メンバーであるジゼル・マザー氏が2023年にチームをPWRへと導いて以来の、目覚ましい躍進を意味します。2024年にはバーニー・マディソン氏がHCに就任。イーリング・トレイルファインダーズやロンドン・ウェルシュでLOとしてプレーした同氏の手腕は、PWRの「ディレクター・オブ・ラグビー・オブ・ザ・イヤー」を受賞したことでも証明されています。

マディソン氏の下、トレイルファインダーズは著名な選手を擁するチームを作り上げました。スコットランド代表主将のFLレイチェル・マルコムは怪我から復帰し、この試合に出場します。レッドローズのアビ・バートンとアメリカ代表キャプテンのケイト・ザッカリーはバックローの有名選手であり、マルコムの負傷によってハイディ・ヘッドがPWRやレッド・ローズでその存在感を示す機会を得ました。ブラック・ファーンズのHOジョージア・ポンソンビーとLOアラナ・ボーランドがFWD陣にその知見をもたらし、スコットランド勢の一人であるLOエマ・ワッセルもそこに加わっています。BACKS陣では、カナダ代表のクレア・ギャラガーがSOとしてゲームをコントロールし、ニアム・ギャラガーが、不在のシェルの代わりにFBの穴を埋めました。勿論、CTBメグ・ジョーンズの存在も欠かせません。彼女はW杯の優勝経験者であり、女子シックス・ネイションズの常連王者、ゾーイ・ストラトフォード不在時のレッドローズのキャプテンを務める人物です。さらに、トレイルファインダーズでのプレーを通じて、自身の競技レベルを新たな高みへと引き上げました。



トゥイッケナム・ストゥープで試合終了のホイッスルが鳴れば、女子ラグビーにとって重要な意味を持つ今シーズンが幕を閉じます。これまでにチケットの大部分が販売されており、もし満員となれば、この競技のさらなる進歩を示す証となるでしょう。女子W杯で8万人以上を収容するアリアンツ・スタジアムが使用されたこと、イングランド対アイルランド戦で「女子シックス・ネイションズ」の観客動員記録が更新されたこと、そしてアイルランドとスコットランドがそれぞれアビバ・スタジアムとスコティッシュ・ガス・マレーフィールドで初の単独開催試合を行ったことなど、今シーズンはすでに多くの画期的な出来事がありました。

このエポックメイキングなシーズンを締めくくる、古豪対新興勢力の決勝戦、個人的にはサラセンズに勝って欲しいです。




6月27日

JAPAN XV 31 - 38 マオリ・オールブラックス(MABs)
(前半 24 - 7、後半 7 - 31)

注目のSO伊藤龍之介。1試合で天国と地獄を味わいましたね。今後の伊藤や日本代表のことを考えると、個人的にはこれで良かったと思います。

前半の攻撃をリードしたアタックリーダーとしての手腕は、21歳とは思えない素晴らしいものでした。得意のランでMABsを翻弄し、滑るピッチ状況を完全に味方につけたキックパスで、前半だけで3つのトライアシストという圧巻の「無双」状態を作り出しました。8分、アドバンテージを瞬時に察知し、右大外のWTB植田和磨へグラウンダーのキックパスを通して先制点を演出。39分にも左のWTBイノケ・ブルアへキックパスを通してトライをアシストしました。

36分、相手がシンビンで2人少なくなった時間帯には、ディフェンスをギリギリまで引きつけてCTBディラン・ライリーへ鋭いフラットパスを供給。直前でインターセプトされかかっていたにも関わらず、あのスペースを突く即興性と度胸とスキルは見事でした。

一方で、MABsが修正し、猛追を仕掛けてきた後半のパフォーマンスは、あえて辛辣に言えば「完全にゲームをロストした」状態でした。相手の圧力が強まった時間帯、チーム全体を落ち着かせるためのエリアマネジメントへの切り替えができませんでした。前半同様のテンポで仕掛け続け、結果的に自滅の起点を作ってしまいました。引き出しの少なさと勝ちを急いだ印象です。

さらに、相手ベンチがスーパーラグビーの精鋭を投入してフィジカル強度を上げてくると、プレッシャーからパスや判断の精度が急落。ピンチの局面で停滞を打破するような、司令塔としての戦術的リーダーシップは影を潜めました。

ただ手術による李承信の長期離脱という緊急事態の中、伊藤がこれだけのインパクトを残したことは、個人的には日本ラグビーにとって収穫だと思います。勿論、テストマッチのSOは、調子が良い時に輝くだけでは務まりません。「劣勢のチームをいかに勝たせるか」という泥臭いゲームマネジメント能力を身につけない限り、フル代表の「本番」で10番の司令塔を任せるには、まだリスクが高すぎます。それでも、まだデビューしたばかりですから、個人的には及第点だったと思います。何より伊藤がボールを持つと良くも悪くもワクワクしますからね。W杯に向けて楽しみが増えたと思います。ただ実際問題として、恐らく「さあ、これから」っていう秋には大学の試合があるんですよね。なんとも歯痒いです。



選手全体としては、いわゆる代表組はやはり安定感がありましたね。HO原田衛もモアナ・パシフィカではなかなか出番に恵まれませんでしたが、今日は輝いていましたね。

新しい顔ぶれでは、エセイ・ハアンガナ、マイケル・ストーバーグの両LO、No.8ワイサケ・ララトゥブア、17番大塚壮二郎は特に良かったと思います。

SH北條拓郎は、ボックスキックが4本中4本プレゼントキックになっては、まるでお話になりませんよね。
WTBブルアも走るだけでキックのオプションが無いのは厳しいですね。



試合全体としては、メンバー構成を抜きにしても、図らずも日本ラグビーが長年抱えている課題が、非常に分かりやすく表れた試合だったと思います。

・試合運びの成熟度

前半はテンポ良くボールを動かし、接点でも互角以上に渡り合い、MABsのペナルティを誘発し、試合を支配しました。しかし後半に入ると試合の流れが変わっても修正できず、一方的にペースを奪われました。強いチームは、流れが悪くなった5分間を耐えます。日本は20分近く悪い時間帯を放置してしまいました。

・フィジカルの継続性とベンチを含めた80分間の戦い方

前半は互角に戦えていた接点が、相手がギアを上げ、縦のフィジカル勝負に切り替えてきた後半になると一気に押し返され始めました。タックル後のリロード、ラックへの入り方、コンタクト後の前進量。そのすべてで数%ずつ劣勢となり、その積み重ねが失点へ直結しました。もちろん暑さやコンディションも影響したでしょうが、それは相手も同じ条件です。後半入ったメンバーも、インパクトを残すどころか、実力か国際経験の少なさからかは不明ですが、ディフェンスの甘さにより、相手のモメンタムをさらに加速させるだけでした。

・劣勢時の修正能力とリーダーシップ

急造のJAPAN XVにこれを求めること自体が、負担が大きいのかもしれませんね。

これらは近年の日本代表が強豪国相手に敗れる時と、ほぼ同じ構図です。「前半は期待を抱かせ、後半は現実を突きつけられた試合」でした。



個人的には「日本代表候補」であることを証明した選手が、思ったほど多くなかったのが残念でした。この試合はテストマッチではなく、セレクションの意味合いが強い一戦だと思いますが、「この選手なら次も使いたい」と首脳陣に思わせる新しい選手が何人いたかと問われれば、決して多くなかったと思います。良いプレーはありました。しかし代表レベルで求められるのは「良いプレー」ではなく、「80分間、あるいは出場してる全ての時間で高い水準を維持すること」だと思います。




6月28日

TOP14決勝
トゥールーザン 28 - 20 モンペリエ

トゥールーザンは、モンペリエを28対20で下し、大会4連覇(通算25度目の優勝)を達成しました。試合は途中で激しい雷雨による中断を挟む異例の展開となりましたが、王者が終始冷静さを保ちTOP14史上初となるプロ化以降の4連続王座を掴み取りました。

前回王者は試合開始からの10分間でモンペリエに激しいプレッシャーをかけ、6分にはHOペアト・モウヴァカが見事なトライを決め、インゴールへと飛び込みました。ワイドなスペースを見つけて独走し、巧みなグースステップで相手DFをかわしたのは凄かったです。

モンペリエも反撃を試み、同点に追いつくチャンスもありましたが、それを活かすことはできず、トゥールーザンは15分間にわたる猛攻を凌ぎ切りました。モンペリエが得点できたのは、SOドミンゴ・ミオッティが確実に決めたPGのみでした。

今シーズン屈指の好プレーを見せたSOロマン・ヌタマックが数分後にPGを沈め再び7点差としましたが、その後、ミオッティがこの試合2本目となるPGを成功させました。

ここからトゥールーザンは試合のテンポを上げ、ハーフタイムの数分前には再びモウヴァカとSHアントワーヌ・デュポンがそれぞれトライを決め、25 - 6 という圧倒的なリードをもたらして前半を終えました。今季絶好調だったNo.8ビリー・ヴニポラが奮闘を見せていたものの、モンペリエはトゥールーザンの守備を崩す糸口を見つけられずにいました。

ただ後半に入り動きが良くなったモンペリエは、ついにWTBガブリエル・ンガンデベのお膳立てからCTBフスト・ピッカルドが見事なトライを決めた。

その直後、トゥールーザンのWTBマティス・ルベルがシンビンを受けましたが、14人となったトゥールーザンを相手にしても、モンペリエ)は「赤と黒のレンガの壁」のような堅守に阻まれ、ハンドリングミスを連発して、結果的にトゥールーザンの思う壺にはまってしまいました。

その後は両チームとも好機を活かせず一進一退の攻防が続きましたが、やがて雷雨により試合は中断されました。試合再開後、モンペリエが即座に反撃の狼煙を上げました。SOレオ・コリーが見事なライン取りで守備網を切り裂き、トライを決めると、続くコンバージョンキックも成功させ、トゥールーザンとの点差を8点に縮めました。

残り15分、モンペリエはトゥールーザンに対して猛攻を仕掛けましたが、得点には至りませんでした。特にセットプレーのミスが響き、試合の流れを変える好機となり得たゴール前5mでのラインアウトを2度も無駄にしてしまったのです。

昨年の決勝戦と同様、ジャック・ウィリスはほぼ完璧なプレーを披露しました。このイングランド代表フランカーは5度のジャッカルを成功させ、そのうち3度はモンペリエのトライを阻止する決定的なプレーでした。彼はキャプテンとしてチームを牽引し、4連覇達成に大きく貢献しました。



トゥールーザンの強さの秘訣は主に以下の3点に集約されると思います。

1. 世界最高峰の9番と10番による卓越したゲームコントロール能力

アントワーヌ・デュポン(9番・SH)。ラグビー界のアイコンであり、圧倒的な個の打開力を持っています。ピンチをチャンスに変えるジャッカル、相手防御を切り裂くラン、一瞬の隙を突くキックなど、あらゆる局面で違いを作ります。ロマン・ヌタマック(10番・SO)。決勝でもトライとPGで得点を量産したように、大舞台での冷静沈着なゲームメイクが光ります。デュポンとの長年のコンビネーションは世界最高と言われ、チームの戦術を完璧に遂行します。

2. 勝負どころでの堅守

決勝でジャック・ウィリスが5回のジャッカルを決めたように、ピンチをその場でターンオーバーして失点を防ぐだけでなく、即座にカウンターアタックへ繋げる高い守備スキルを持っています。「Jeu de mains(手のゲーム)」と呼ばれる、立ったままパスを繋ぐオフロードパスの技術も伝統的に染み付いています。相手が少しでも足を止めたりミスをしたりすれば、自陣深い位置からでも一気にトライまで持っていく爆発力があります。

3. 圧倒的な選手層の厚さ

個人的には、これが他チームが逆立ちしても敵わない強みだと思います。フランス代表に多数の選手を送り出し、時には怪我人も重なるケースもありますが、代表クラスが2チーム分揃う驚異の選手層がその影響を感じさせません。また、FLジャック・ウィリス(イングランド代表)、SO/WTB/FBフアン・クルス・マリア、CTBサンティアゴ・チョコバレス(いずれもアルゼンチン代表)、WTB/FBアンジェ・カプオッツォ(イタリア代表)のような強力な外国籍選手を擁しているため、年10か月に及ぶ長いTOP14のシーズン中、主力を休ませてもチームのクオリティが落ちないターンオーバー(ローテーション)に毎年成功しています。ここが、欧州チャンピオンズカップを制したボルドーとの決定的な違いだと思います。さらに下部組織:アカデミーによる若手育成のノウハウも優れており、新星が次々と台頭してチームを活性化させています。



結局、レギュラーシーズン首位で通過したトゥールーザンが、今シーズンも優勝で幕を閉じたTOP14。恐らく来シーズンもトゥールーザンを中心にリーグは展開していくことでしょう。




6月28日

イタリア代表を知る

いよいよ来週からネーションズチャンピオンシップが始まります。日本の初戦の相手はイタリア。

下記の記事と動画が、イタリアの現状を理解するのに大いに役立つと思いますので、お時間ある時に是非ご覧ください。



地道な強化。イタリア代表に実る、未来への果実。
(中矢健太 / JustRUGBY)


【いよいよ代表戦の季節、日本の初戦はイタリア】
元日本代表主将・菊谷崇×ライター・中矢健太





6月28日

JAPAN XV主要スタッツ

昨日のマオリオールブラックス戦の主なスタッツです。
※PC、タブレットでの閲覧推奨

・Carries:キャリー回数
・Line Breaks:ラインブレイク回数
・Tackles Completed:タックル成功回数
・Turnovers Lost:ターンオーバーされた回数
・Turnovers Won: ターンオーバーした回数
・Dominant Tackles:(支配的な)ビッグタックル回数




6月29日

PWR決勝
サラセンズ 52 - 14 トレイルファインダーズ

サラセンズは、洗練されたバックス陣の展開力と強力なフォワードパックを完璧に融合させ、名門としての格の違いを見せつける結果となりました。

サラセンズは試合開始からフォワード陣の衝突で優位に立ち、主導権を完全に掌握しました。FLマリー・パッカーの2トライをはじめ、LOジュリア・オモフアレ、WTBシドニー・グレッグソンが次々とトライを決め、前半だけで 26 - 0 の大差をつけました。

後半開始直後にも私の最推しのFBジェス・ブリーチが鋭いラインカットからトライを奪うなど、サラセンズの勢いは止まりませんでした。トレイルファインダーズもPRマヤ・モンティエルとNo.8アビ・バートンのトライで一矢報いましたが、サラセンズはSOゾーイ・ハリソンやWTBアリーシャ・コリガンらが追加点を重ね、最終的に38点差という決勝戦史上最大の点差で試合を締めくくりました。

中でも9年間在籍し、来季からハーレクインズへの移籍が決まっているレッドローズレジェンドのマリー・パッカーは、この試合で2トライを挙げ、圧倒的なブレイクダウンの支配力を見せてPOM級の活躍で有終の美を飾りました。途中シンビンを受けましたが、それでも RUGBYPASS のレイティングで「10点満点」を叩き出しました。

2023年にリーグに参入したばかりのトレイルファインダーズは、準決勝で3連覇を狙った前王者グロスター・ハートプリーを破る大番狂わせを演じて初の決勝に進出しました。決勝では経験豊富なサラセンズに圧倒されたものの、レッドローズキャプテンのメグ・ジョーンズを中心に、歴史的なシーズンを戦い抜きました。今後の躍進にも期待です。



個人的なハイライトは後半開始早々のジェス・ブリーチのトライ。ラックから出たボールを親友のハリソンが内返し。スピードに乗ったジェスがラインを切り裂く。両脇から相手ディフェンスが迫る。普通の選手ならステップでかわすところ。ジェスはかつて陸上のハードルで鍛えたスピードを武器に、何の迷いもなく一直線でゴールまで駆け抜けた。これぞ「Jess Express(ジェス急行)」!!

日本時間の深夜1時。
優勝の瞬間、ジェスが号泣していました。
勿論、私も号泣しました(笑)。




6月29日

【昼休み妄想劇場】

エディーさん「伊藤龍之介、凄かったな。ランもパスもキックも良かった。あとは経験を積んで、ハイプレッシャー下での判断に磨きをかけて、ゲームマネジメントも覚えれば、もっと凄いSOになるだろう。あとプレースキックも蹴れれば最高だ」

私「あのぅ、もういますけど...」




6月29日

「ワクワクする新たなサンゴリアスのオリジナルスタイル」かぁ。

なんという魅力的なワードなのだろう。

そこに龍之介も加わるのかなぁ。

う~ん、また応援しようかなぁ、う~ん。。。(←いいから、早く仕事に戻れ!)