2026年6月
6月1日
リーグワン2025-26 D2/D3入替戦 #2
セコム 30 - 6 釜石
セコムが入替戦第2戦で釜石を 30 - 6 で破り、2試合合計で大きく上回って悲願のディビジョン2昇格を成し遂げた。
結果だけを見れば、第1戦は釜石、第2戦はセコムが勝利したシリーズである。しかし、2試合を通して振り返るならば、この入替戦の流れは第1戦の後半から徐々にセコムへ傾いていたと言ってよいだろう。
第1戦、釜石はホームで 19 - 17 の勝利を収めた。
だが、その勝利は決して盤石なものではなかった。
試合序盤こそD2チームらしいフィジカルと経験値で主導権を握ったものの、時間の経過とともにセコムが試合に順応。後半はむしろセコムがボール保持とエリア獲得で優位に立ち、終盤には連続トライで釜石をあと一歩のところまで追い詰めた。
最終スコアはわずか2点差。
この結果は両チームに全く異なる心理的影響を与えた。
釜石にとっては「勝ちながら突き放せなかった試合」であり、セコムにとっては「D2相手にも十分戦える」という確かな自信を得た試合だったのである。
振り返れば、この時点でシリーズの潮目はすでに変わり始めていた。
そして迎えたAGFフィールドでの第2戦。
セコムは第1戦で得た手応えをそのまま持ち込み、試合開始直後から主導権を掌握した。
先制したのは釜石だった。
しかし、その後の展開は完全にセコムのものだった。
前半12分、FBチェイス・ティアティアのトライで逆転すると、さらにSH武智成翔、WTB藤原竜之丞が立て続けにトライを奪取。わずか10分余りの時間帯で一気に試合を動かし、前半終了時点で 20 - 3 という理想的なリードを築いた。
特筆すべきは、その得点力以上に守備の完成度である。
第1戦で得た課題を的確に修正し、釜石のフィジカルアタックに対して組織的なディフェンスを徹底。接点で粘り強く前進を止め続け、トライラインを一度も破らせなかった。
釜石の得点をPG2本による6点だけに抑え込んだ事実は、この日のセコムがいかに高い規律と集中力を維持していたかを物語っている。
後半も試合運びは冷静だった。
55分にはダメ押しのトライ、試合終盤は無理な勝負を避けながら着実にPGで加点した。釜石に反撃のきっかけすら与えず、試合を完全にコントロールしてみせた。
このシリーズの勝敗を分けた最大の要因は、「勢い」と「修正力」だった。
セコムはD3で攻守ともリーグ屈指の成績を残し、自信と勢いを携えて入替戦へ臨んだ。そして第1戦で得た経験を即座に分析し、第2戦で見事に修正してみせた。
一方の釜石は、シーズン終盤の連敗の中で露呈していた課題を最後まで克服できなかった。
得点機での遂行力不足、プレッシャー下での判断ミス、焦りから生まれるハンドリングエラー――。D2残留争いの中で見えていた弱点が、この大一番でも顔を覗かせた。
経験豊富なD2チームが、勢いに乗るD3王者を受け止め切れなかったのである。
セコムにとって、この昇格は単なるカテゴリー昇格以上の意味を持つ。
一時は強化縮小も経験しながら、クラブとしての伝統を守り続け、リーグワン参入後わずか2シーズンでD2昇格を実現した。その歩みは、堅実な強化と組織づくりが結実した成果と言えるだろう。
今回の昇格は、勢いだけで勝ち取ったものではない。
規律あるディフェンス、冷静なゲームマネジメント、そして試合ごとに進化する修正能力――。D2で戦うに値するチームであることを、この入替戦で十分に証明した。
個人的には、2年間応援してきたことが報われて感無量だ。来季は狭山の「セコムラグビースタジアム(仮)」にたくさん応援に行きます。
セコム(山賀さんも)、本当におめでとう!そしてありがとう!!

6月1日
山沢が泣いていた。
あくまで勝手な想像にしか過ぎないが、この涙には、さまざまな感情が凝縮されていたように思える。
最も大きかったのは、自らの意思とは無関係にHIA(あるいは負傷)によってピッチを去らなければならなかった無念さだろう。司令塔であるSOとして、あと2点を追う終盤を仲間とともに戦えなかった悔しさは計り知れない。
また、その涙には責任感も滲んでいた。今季のパナソニックを牽引してきた中心選手として、「仲間を決勝へ導けなかった」という思いを抱いたのではないか。
しかし同時に、最後まで戦い抜いた仲間たちへの誇りや感謝もあっただろう。敗戦の悔しさだけでなく、「この仲間たちともっとラグビーをしていたかった」という思いが込み上げたからこそ、あの涙は静かにあふれ出たのではないだろうか。あれは敗北の涙であると同時に、仲間への愛情とラグビーへの深い情熱が滲んだ涙だったように見えた。
そんな山沢がますます好きになった。
3位決定戦。もし出場出来たら、思う存分、ピッチを駆け巡って欲しい。

6月1日
スーパーサイヤスティーブンソン

6月2日
マフィ、有終の美を飾る
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レッドブルズ 45 - 42 セール
マフィがホーム最終戦で今季3トライ目(カップ戦含む)を挙げ、チームの2勝目に貢献した。残念ながら、チームは最終節を残して2勝15敗のダントツ最下位に沈んでいる。
マフィはレッドブルズとは単年契約。
日本に戻ってもうひと花咲かせるのだろうか?