2026年4月


4月1日

「タクティカル・スクラム」の試験的導入

ワールドラグビー(WR)は本日、試合のエンターテインメント性向上とボール・イン・プレーの最大化を目的とした、大規模な試験的実施ルールの導入を通達しました。

その核心となるのが、スクラムの概念を根底から覆す「タクティカル・スクラム(=人数選択制スクラム)」です。

■ ルールの概要:
攻撃側のキャプテンは、スクラムの人数を以下の3つのフォーマットから任意に選択可能となります。
・スタンダード(8人): 現行通りのフルスクラム。
・ミディアム(5人): フロントロー+ロックのみ。
・ミニマム(3人): フロントローのみ。7人制と同様の形式。
※守備側は、攻撃側が選択した人数と同数で対抗する義務を負います。

■ 導入の背景とプレイヤーズ・ウェルフェア:
WRの発表によると、この変更は「FWD選手の過度な疲弊軽減」と「バックス展開のスペース創出」を狙ったもの。特に自陣22m内でのディフェンス側に対し、攻撃側が「3人スクラム」を選択することで、一気にワイドな展開へ持ち込む戦略が可能になります。

今秋のテストマッチ・ウィンドウから試験的に導入される見通しです。



このルール導入によりプレーの継続時間は現行より平均7分増加すると試算されているとのことですが、「スクラムの攻防こそがラグビーの華」と信じるファンや専門家からは猛烈な反論があるでしょうね。いよいよラグビーは、パワーの時代から「極限のチェス」へと変貌を遂げるのでしょうか?

エイプリルフール




4月2日

週末のお楽しみ(備忘録)

欧州チャンピオンズカップが戻ってきます。今週は Round of 16(ベスト16の準々決勝進出をかけた争い)です。

去年はタタフがいたボルドーが優勝しましたが、そのよしみで今年もボルドーを応援しています




4月2日

姫野が長期離脱することが発表された。

こういう時は大体2パターンに分かれる。

①ピンチの局面で体を張って背中を見せるリーダーが不在になると、試合の苦しい時間帯に集中力が切れたり、規律が乱れやすくなったりします。戦術以前の「踏ん張りどころ」で脆さが出てしまうパターン。

②絶対的な大黒柱がいなくなることで、他の選手たちに「自分がやらなきゃ」という自覚が生まれます。特定の誰かに頼るのではなく、一人ひとりが数パーセントずつ責任を上乗せすることで、結果として以前より組織力が強まるパターン。

トヨタ、ここで体張らなきゃ男じゃねえぞ!!




4月3日

今日は会社の若者たちと期初の決起会。
みんなで少し遠回りして大岡川沿いの桜を楽しみつつ野毛の居酒屋に。
ここからなら泥酔してもタクシー代はたかが知れてるので久々に爆飲み&爆カラオケする予定。 (嫁さんが寝静まった頃に帰ろう(笑))

皆さん、今週もお疲れ様でした!




4月4日

リーグワン2025-26 Div.1 #14
トヨタ 24 - 7 クボタ(前半 17 - 0)

魂は継承する。

トヨタが前半から攻守に気迫あふれるプレーを見せた。

守備では、低く突き刺さるタックルで両チームTOPの19回のタックルを成功させたFL三木を中心に、地元の朝日大学出身のFLロロヘア、No.8青木らがクボタのゲインを許さない。試合全体を通してもブレイクダウンで優勢に見えた。スクラムもラインアウトもモールも全て良かった。

攻撃では、全員が確実にゲインラインを切る。ラッチ(ボールキャリアーが相手DFに衝突する直前、または同時に、味方選手がそのボールキャリアーの腰やジャージを掴んで(ラッチして)一体化し、そのまま一緒に押し込むプレー)も効いていた。ミスやペナルティでどうしても攻撃が途切れがちなトヨタだったが、今日は継続的な攻撃が出来た。これまたFLロロヘアやCTBフィフィタやWTBテレアの突進を軸に、ゴール前での少ないチャンスを確実に得点に繋げた。SH茂野もエリアマネジメント含め、球出しも良かった。CTBモーガンもキックやカバーリング、そして後半早々のトライでチームに大貢献した。この大雨の中、前半ペナルティは僅か2つ。ハンドリングエラーも数えるほどだった。

気迫と集中力でクボタを圧倒したトヨタがボーナスポイントつきの勝利を挙げた。



一昨日、姫野の離脱でチームがどうなるかのポストをした。大黒柱を失ってズルズル後退するパターンと、全員が奮起しチームの結束が高まるパターン。今日は後者だった。勿論、気合やメンタルだけで勝てるほどリーグワンは甘くない。ただ気合やメンタルが無ければ、間違いなく勝てない。誰かが良いプレーをすると全員で喜ぶシーンが目についた。「プレーは出来なくても姫野をPOに連れて行こう」と誰かが言ったのかは知る由もない。ただチームの一体感をいつも以上に感じた。姫野の魂が受け継がれたように見えたトヨタの今季ベストゲームだった。



一方のクボタ。前半からトヨタのディフェンスの圧にやられた。この雨のゲーム、バックス展開よりもFWD中心で行くのは妥当だが、肝心のFWDがゲインを切れない。攻め手が無くてキックを蹴るか、あるいはミスでプレーが途切れた。そして肝心の敵陣ゴール前、少なくとも3つはノッコンでトライチャンスを逸した。あの冷静沈着なHOマークスまでもが苛立ってるのが象徴的だった。

SH藤原が負傷、ボタとブルブリングの両LOも欠場。SOフォーリーもWTB根塚も前半で退場した。それでも負けは負けだ。そして今後に不安の残るような負け方だった。ただクボタがこのまま終わるわけはない。来週はBYE。切り替えて修正して、また良い勝ち方を見せてくれると信じている。




4月4日

サントリー、2004-05シーズン以来の危機

今日、サントリーがホンダに負けた。これで3連敗。直近5試合で1勝4敗。第14節を終えて順位こそ暫定4位だが成績は7勝7敗。

トップリーグ開始以来、「大きな低迷」は3度目だ。今のチーム状況と残りの対戦相手を考えると、シーズン負け越しもあり得る。

もし負け越すようであれば、21年ぶりの屈辱だ。

昨シーズン辺りから兆しはあった。長年サントリーを見続けてるので、思い当たる要因はいくつもある。ただまだシーズンは終わっていないので、それはシーズン終了後の機会にでも。

このまま終わって良いのか、サントリー!!




4月5日

欧州チャンピオンズカップ Round of 16
トゥールーザン 59 - 26 ブリストル

歴史的な初対戦のこの試合。6度の優勝を誇るトゥールーザンは9トライを奪い、終盤に反撃を見せたブリストルを完膚なきまでに打ちのめし、満員のエルネスト=ヴァロンで準々決勝進出を決めた。

ブリストルは開始わずか5分でキャプテンのFLフリッツ・ハーディングが先制トライを挙げたが、それがきっかけとなり、トゥールーザンが猛攻を開始。20分以内にFLジャック・ウィリス、HOペアト・モーヴァカ(2回)、CTBカルヴィン・グルグが相次いでトライを決めた。

35分にはWTBマティス・ルベルはトライを決め、さらにグルグへのアシストも記録してハーフタイム時点で 40 - 7 とリードを広げ試合を決めた。

後半もルベルの2本目のトライやWTBテディ・トーマスの連続トライで、トゥールーザンはリードをさらに広げた。

ブリストルは終盤の奮闘で多少の慰めを得るのが精いっぱいだった。



ちなみにこの大事な試合。齋藤はメンバー入りすら出来ていないという現実。




4月5日

女子6Ns開幕まで、あと6日

大盛り上がりだった男子6Nsに続いて、女子6Nsが4/11に開幕します。

優勝候補大本命はレッドローズ(女子イングランド代表)。恐らく99%優勝すると思います。今のところ7大会連続で優勝しています。2位はフランスでしょう。3位以下はアイルランドが優位なものの少し混沌とするかもしれません。

ここのところ海外、特に欧州での女子ラグビーの盛り上がりは凄まじいものがあります。ラグビーワールドカップ後の英国では、女子ラグビーファンが794万人から1,321万人に増加したいう報道もありました。W杯決勝はアリアンツ・スタジアムに81,885人の観客を集め、女子ラグビーユニオン試合の最大観客動員数として、先日ギネス世界記録に認定されました。

ちなみに大会開幕戦の、ロンドンのアリアンツ・スタジアムで行われるレッドローズ vs アイルランド戦のチケットが、3/24の時点で70,000枚が売れています。男子のイングランドが6Nsでボロボロだったので、女子でその鬱憤を晴らしたいファンが沢山いるのでしょうね。

それにしても、国内リーグ戦もなく、国内大会も年に1, 2回の日本女子ラグビーは、一体いつまで指を咥えて見てれば良いんでしょうね、日本協会さん!!



さてレッドローズのメンバーですが、W杯優勝キャプテンのゾーイ・オルドクラフトが結婚して妊娠中なので、写真のミーガン・ジョーンズが本大会のキャプテンを務めます。バイスキャプテンはHOエイミー・コケインとFLアレックス・マシューズです。

HOラーク・アトキン=デイヴィスやLOアビー・ウォードなど、何人かスコッド外のメンバーもいますが、余裕でハイレベルの2チームを構成できるほどの選手層なので、何も問題ありません。7人の選手が初選出されましたので、早く試合で見てみたいです。勿論、レッドローズ以外のチームも従来の主力メンバー以外に新戦力が現れてるようですので、そちらも楽しみで仕方ありません。レッドローズ含め、実際に試合メンバーが発表されたら、詳しく見てみたいと思います。



恐らく本大会の様子は、女子ラグビー(特に海外)に興味が薄そうな日本のメディアではほとんど取り上げられないでしょうが、WOWOW様が初めて放送・配信してくれます。欧州女子ラグビーと日本女子ラグビーが、実力面・人気面・環境面でどれくらいの差があるのか、是非その目でお確かめください。

WOWOW様の女子6Ns情報はこちら




4月5日

リーグワン2025-26 Div.1
残り4節の対戦相手

・上位3チームの2位まで争い
・4~9位のプレーオフ争い
・10~12位の入替戦回避争い

1試合毎に状況が変わりそうですね。
推しチームはどうなりそうですか?
益々目が離せなくなってきました。




4月5日

ルイ・ビエル=ビアレがシックスネーションズ2大会連続でMVPを受賞した。

5歳でラグビースクールに入り、寝る時も楕円球を離さなかった少年は、フランス代表のスター選手から世界的なスター選手へと一気に駆け上がっている。目印の赤いヘッキャは、6歳の時に父親が中古のカンタベリーを買ってくれたもので、それ以来ずっとこのモデルを使っている。

代表27試合で29トライ。早くもフランス歴代トライTOP10の6位にまで上がってきている。気が早いが、大畑さんの世界記録(58キャップで69トライ)さえ抜けそうなハイペースと若さだ。

何度も書くが、ビエル=ビアレはまだ22歳。
前途洋々にもほどがある。




4月6日

美しすぎるトライ
リーグワン2025-26 Div.1 #14
パナソニック 42 - 15 キヤノン

まるで流れるようなパナソニックのトライだった。
ラストの8連続パスが美しすぎた。

ミッチェルのダイブも芸術点をプラスしている(笑)。




4月6日

女子6Ns開幕まで、あと5日

画像はレッドローズのアレックス・マシューズ。

FLもNo.8もこなす、世界最高峰バックローの1人。World Rugbyのベスト15を何度も受賞。

「前に出るキャリー+止めるタックル+走り続ける運動量」という勝つための基盤を高いレベルで兼ね備えた、現代的バックロー。

是非、注目してください。

WOWOW様の女子6Ns情報はこちら




4月6日

リーグワン2025-26 Div.1
第14節終了時観客数一覧

土曜日、雨の中で現地観戦された方々には頭が下がります。
本当にお疲れ様でした。





リーグワン2025-26 Div.2
第10節終了時観客数一覧

近鉄は順位もTOP、観客数もTOP!
来季はDiv.1で観たいです。





リーグワン2025-26 Div.3
第11節終了時観客数一覧

セコムが過去最多の3000人超え!
スリムクラブと山賀さんが盛り上げてくれたようですね。




4月6日

欧州チャンピオンズカップ Round of 16
ボルドー 64 - 14 レスター

ボルドーが超満員のホーム、スタッド・シャバン=デルマスで9トライを奪いレスターを圧倒した。

前半の猛攻は、6分のSHマキシム・リュキュのPGから始まった。20分にはFLキャメロン・ウォキがトライを決め 10 - 0 とした。そこから完全に流れがボルドーに傾き、前半終了までの12分間で4トライを連取した。まずFBサレシ・ラヤシがゴールラインを駆け抜け、続いてリュキュがゴールポスト下を突破。さらにWTBルイ・ビエル=ビアレとHOマキシム・ラモットがトライを決め、前半終了時点で 36 - 0と試合を決めた。

後半、レスターが闘志を見せて2トライを奪ったが、ボルドーはレイアシの2トライ(これによりハットトリック達成)含む4トライを追加。50点差という圧倒的な勝利を収め、準々決勝進出を決めた。ちなみに今日もビエル=ビアレは1人別次元だった。

準々決勝の相手はトゥールーザン。どっちが勝っても嬉しいけど、ボルドーを応援します。




4月10日

週末のお楽しみ(備忘録)

女子6Ns、いよいよ開幕です。
初めてWOWOW様で観れるので、みなさんも是非ご覧ください。



欧州6カ国対抗戦 女子シックス・ネーションズ、WOWOWで全15試合を独占ライブ配信。大西将太郎「イングランドの強さが目立つ大会」
(ラグビーリパブリック)





4月10日

永田虹歩、2度目のアウピキへ

永田がブルーズの一員として、6月から開幕するNZ女子ラグビーのスーパーラグビー・アウピキに参戦する。永田は2年前にもブルーズでプレーし、シーズン優勝に大貢献した。

ブルーズには、W杯でトライと得点ランキングでTOPとなり、その年のWR新人賞を受賞したブラクストン・ソレンセン=マギーと圧倒的な脚力でトライを量産するケイトリン・ヴァハアコロの推し2人がいる。それに永田が加わるとなれば、今年も観るしかない!






4月10日

レッドローズのメンバー

女子6Ns開幕戦、アイルランド戦のレッドローズのメンバーが発表になりました。

レッドローズは、現在テストマッチ33連勝中です。この記録は女子ラグビー界における史上最長の連勝記録であり、2022年W杯決勝でニュージーランドに敗れて以来、一度も負けていません。恐らく本大会も優勝するでしょう。WOWOW様で放送があります。

初めてご覧になる方も多いと思いますので、顔と名前を作りました。是非覚えてください。



注目メンバーを強いて挙げるとすると以下でしょうか。

3番バーン:BACKS並みの走力
7番カベヤ:2025年W杯No.1タックラー
10番エイチソン:正確なキックパス
13番ジョーンズ:気合
15番キルダン:2024年WR年間最優秀選手

個人的な推しは5番カンピオン、8番マシューズ、11番ブリーチ、22番ハリソンです。




4月12日

女子6Ns #1
レッドローズ 33 - 12 アイルランド

大会史上最多となる77,120人の大観衆が見守る中、アリアンツ・スタジアムの開幕戦は、レッドローズにとっては決して満足のいく内容ではなかった。

前半にHOエイミー・コケインが1トライ、PRサラ・バーンが2トライを決め、21 - 0 でハーフタイムを迎えた。後半もレッドローズの支配は続き、ほとんどギアを落とすことなく得点を重ねた。FBエリー・キルダンとWTBジェス・ブリーチがスピードを活かしてタックルをかわし積み上げたが、今日のアイルランドの出来の悪さなら50点以上は取れた印象だ。

そしてレッドローズにとって気がかりなのは負傷者が2人も出てしまったこと。LOモーウェナ・タリングとSHナターシャ・ハントが下腿の負傷によりピッチを退いた。試合後、ジョン・ミッチェル監督は「残念ながら、長期離脱となるでしょう」と述べた。タリングの離脱は特に大きな痛手だ。彼女の不在により、6キャップのリリー・アイヴス・カンピオンがチーム最年長のLOとなる。LOの主力であるゾーイ・ストラットフォード、アビー・ウォード、ロージー・ガリガンが全員、妊娠のため今大会を欠場しているからだ。

43分にタリングに代わって出場した19歳のハイネアラ・ルトゥイは、代表デビュー戦で見事なプレーを見せたが、ルトゥイは元々No.8だ。ミッチェル監督は大会期間中、LOの穴を埋めるためにバックローの選手を起用するか、それとも代表未経験のジョディ・ヴァーゲスやクリスチャナ・バログンやデメルザ・ショートを起用するのか決断を迫られるだろう。



一方のアイルランドは試合を通してほとんど攻撃の糸口をつかめず、残り15分になって交代出場の23番アンナ・マクガンがトライを決めるまで、得点の兆しすら見られなかった。頻繁にボールを奪われ、自らの雑なプレーによって相手にチャンスを与えてしまった。W杯準々決勝進出チームとは思えないほど動きが鈍く、レッドローズにディフェンスラインを整える時間を与えてしまった。ペナルティを献上しない時は、ハンドリングミス(前半だけで8回)を犯し、フィールド上の好位置を無駄にしてしまった。

バックローのブリタニー・ホーガンがアイルランドで最も良いプレーを見せたと言えるが、並外れた才能を持つNo.8アイフェ・ウェイファーは、アリアンツのピッチでほとんど存在感を示せず、60分で交代を余儀なくされた。



総じてレッドローズの開幕戦は、なんだかほろ苦いものになってしまった...




4月13日

リーグワン2025-26 Div.2
第11節終了時観客数一覧

土曜日の日野vs近鉄の試合を観ましたが、日野のディフェンスの酷さに驚愕しました。

これで日野は11試合全敗、お客さんも入らない...
完全にDiv.2のお荷物ですね。





リーグワン2025-26 Div.3
第12節終了時観客数一覧

今季ワースト2の節平均でした。




4月13日

欧州チャンピオンズカップ 準々決勝
ボルドー 30 - 15 トゥールーザン

先制したのはボルドーだった。それまでトゥールーザンの攻撃を粘り強くディフェンスしていたボルドーは23分、モールを力強く押し続け、最後はHOマキシム・ラモットがグラウンディング。ただその直後、トゥールーザンのSOロマン・ヌタマックが右サイドを駆け抜けてトライを挙げ、コンバージョンも決まり 5 - 7 と逆転する。

しかし38分、トゥールーザンのPRドリアン・アルデゲリが危険なタックルでレッドカード。当然だがこのプレーが試合の運命を変える。前半終了間際、トゥールーザンが見事なパスワークからWTBテディ・トーマスを右サイドに抜け出させ、5 - 12 と折り返す。さらに後半早々にFBトマス・ラモスがPGを決めて 5 - 15 とトゥールーザンがリードを広げるが、ここからボルドーの反撃が始まる。

46分、SOマチュー・ジャリベールが右サイドのタッチライン際で自ら蹴ったスルーキックを拾い、ダイブしてトライを決め 12 - 15 と追い上げる。

そしてあと1, 2分でレッドカードの20分というところで、56分にはSHアントワーヌ・デュポンがまさかのイエロー。個人的にはこれで勝負あったと感じた。レッドカードで1人足りない分をカバーして疲弊している残りメンバー、そしてもう1人入ってくると思ったタイミングでのイエロー。この状態で、ボルドーの攻撃を抑えられるはずはない。

その直後、交代で入った「ビッグ・ベン」ことベン・タメイフナが突進してトライを決め、立て続けにSHマキシム・リュキュが50m超のPGを成功させ、完全にボルドーが試合の主導権を握った。残り6分、アーサー・レティエールがコーナーでボルドーの4つ目のトライを決め、リュキュがさらにPGを成功させたことで、トゥールーザンの逆転への望みは完全に絶たれた。



トゥールーザンが負ける時は必ずと言っていいほど規律の乱れからだ。対するボルドーは試合を通してペナルティ僅か5つ。超満員のホームの大観衆の前で準決勝進出を決めた。トゥールーザンに対する苦手意識もすっかりなくなったようだ。

そもそも本大会の予選ラウンドで全勝してホームで戦えるアドバンテージを得たボルドーと、予選をギリギリ勝ち抜いたトゥールーザンとでは、既に勝負は見えていたのかもしれない。




4月13日

ディアンズ、絶好調

スーパーラグビーパシフィック(SRP)は第9節を終了し、ディアンズが所属するハリケーンズが6勝1敗で、他のチームより1試合少ないながらも首位に立っています。

第9節は2位ブルーズとの首位攻防戦でしたが 42 - 19 でハリケーンズが圧勝しました。ディアンズはチーム2位のタックル数、ターンオーバーもチーム2位の2個(いずれもラインアウトスチール)と勝利に大貢献しました。

この活躍によりディアンズは、RugbyPassが選ぶ 「SRP 第9節の最優秀選手5名」 の内の1人に選ばれました。

折角なので、訳を載せておきます。



日本代表キャプテンのワーナー・ディアンズは、これまでハリケーンズに欠けていた、ブロディ・レタリックに匹敵する体格とプレースタイルを持つ強力なロックをもたらした。試合序盤、ディアンズはブルーズのラインアウトを2回奪い、ブルーズの戦術基盤である危険なモールを未然に防いだ。ディアンスは過去7試合で少なくとも1回はラインアウトを奪っており、この夜も5回のキャッチを記録してハリケーンズで最多となった。

さらに、15回のタックルを決め、気迫あふれるチャージを見せ、キャム・ロイガードの2本のキックから始まったフィールドをほぼ縦断する得点シーンでは、素晴らしいサポートプレーを披露した。



完全にラインアウトの中心であり、それも含めて、向こうでは「レタリックばり」との評価なのですね。子供たちからも大人気のようで、今後も活躍が楽しみです。




4月16日

山賀さんに1票(笑)

#リーグワンマスコット総選挙




4月16日

週末のお楽しみ(備忘録)

土曜日、大渋滞。




4月16日

2位以上になるために、もう1戦も落とせないクボタ。前節、トヨタの気迫あふれるディフェンスにやられたので、この試合に懸ける思いは強いはず。BYEもあったし、試合開始からフルスロットルで飛ばしてほしい。

藤原が戻ってこれたのは大きい。ただフォーリーは脳震盪の影響だろうか。前回の脳震盪の時は復帰までに数か月掛かった記憶があるが、なんとかプレーオフまでに間に合ってほしい。岸岡は好きな選手なので活躍してほしい。

対するサントリー。ここに来て、未だにスタメンも固定できず、接戦も弱い。小野さんとルディケさんでは、指導者としてのチーム文化の構築度合いの違いを物凄く感じる。小野さんはまだ2シーズン目、という人もいるだろうが、沢木さんは就任1年目で前年9位だったサントリーを優勝させた。

クボタには第3節のサントリー戦、あるいは第13節の東芝戦のように圧倒的に勝利してもらって、ラストスパートに弾みを付けてほしい。




4月18日

リーグワン2025-26 Div.1 #15
サントリー 22 - 27 クボタ

前半のサントリーの出来は良かったと思います。SH流がフラットなパスを多用し、クボタのディフェンス陣を前に出させませんでした。捕まってもラックのサポートが良いので、攻撃を継続出来ました。特にFWD陣が良く前に出た印象です。ゴール前でもとことんFWDに拘り、結果3トライを挙げました。テリトリーもポゼッションもクボタを圧倒しました。いつもはPGを狙う場面でも、タッチに蹴りだしトライを狙う気迫や積極性も見せました。戦術もパフォーマンスも両方良かったと思います。

対するクボタは前半は防戦一方でした。ただ今日に限ってはクボタ云々よりサントリーの前半の出来を称えるべきだと思います。唯一悔やむべき点は、39分、クボタゴール前でのサントリーラインアウトの場面。ここでクボタは敢えて競りましたが、案の定、ジャンパーの箇所をモールで狙われ、トライを喫してしまいました。

しかし、このスタッツ(画像1枚目)で、点差は僅か7点。個人的にはこの時点でクボタの勝利を予感しました。理由は両チームの選手層の差とパフォーマンスの再現性の違いです。クボタはどの組み合わせでも先発と控えの力の差を感じませんが、サントリーは今日の先発メンバーのパターンですと、極端に控えの力が落ちる印象です。特に1番、2番、9番。そして、サントリーのアタックは魅力的ですが依然として単発気味であるのに対し、クボタのアタックはリーグ屈指のオフロードを武器にシンプルに前進し、外へ展開するのは必然のタイミングのみです。この再現性の徹底が、試合を通じて崩れません。

後半、サントリーが先に得点出来れば勝利の目もありますが、やはり先に得点したのはクボタでした。42分、クボタのラックをサントリーのCTBプニヴァイとFL下川がカウンターラックで崩し、No.8シーバートが素早く拾い上げ、FBコルビにパス。コルビからボールをもらったCTB中野があまりにも不用意なバックフリップパス。これがクボタボールになり、フェーズを重ねたクボタが最後はFLポールが走り切り 19 - 19 の同点にしました。中野らしからぬ軽率なプレーだったと思います。

その後、試合は膠着しましたが、60分、流のプレゼントキックをSO押川が悠々キャッチし右に展開。WTBとしてのポジショニングに毎試合疑問が残る尾崎弟の横を、CTBプレトリアスが快走し大きくゲイン。SH藤原が怒涛の連続高速球捌きで左に大きく展開。押川のパスを受けたFBスティーブンソンが、不用意に飛び出してきたWTB尾崎兄の横をすり抜け、左端のWTB木田にラストパス。これで 19 - 24 とクボタが逆転しました。

63分、サントリーの攻撃。尾崎兄がクボタのPR海士のジャッカルに合いました。良く観ると、替わって入ったサントリーのHO宮崎のサポートがコンマ何秒遅れています。これをタッチに出し、クボタのラインアウトからの攻撃。サントリー陣内でまたも宮崎が不用意なハンド。これをWTBヴァイレアが沈め 19 - 27。サントリーの選手層の薄さの象徴的なシーンでした。

67分、クボタが自陣で反則。前半、さんざんPGを狙わずトライを獲りきったサントリーでしたが、ここで選択したのはPG。迷わずゴールを指さしたのは、こちらも替わって入ったFLケイン。一般的に、この時間帯とこの点差なら妥当な判断とも考えられますが、個人的には一貫性の無さや弱気を感じました。意地でもラインアウトモールあるいはそこからの展開でトライを獲るという気概が見たかったです。ともあれゴールは決まり 22 - 27。

73分、再びサントリーの大チャンス。プニヴァイが大きくゲインし、ケインに見事なオフロード。しかしケインは何を血迷ったかゴロパントを選択。前方で余裕で待ち構えていた押川がなんなくキャッチし、キックで大きく陣地を戻しました。全く周りが見えていない選手がサントリーのキャプテンです。

78分、サントリーのラストチャンス。ゴール前まで攻め込んだところで、こちらも替わって入ったSH宮尾が自ら突進。結果、ダブルムーブメントっぽいノットリリース。これで勝負ありです。この点差、この時間帯でギャンブルを選択する判断に大いに疑問が残ります。同じポジションの福田がこれで何度か失敗してるのを学習していないとしか思えません。この選手、早稲田時代の何かの大事な試合の途中でNHKのカメラに抜かれピースしてた時から、どうしても個人的に好きになれません。



2枚目の画像をご覧ください。パッと見、左側のチームが勝ったとしか思えませんが、肝心なのはタックル成功率です。サントリーがわずか77%に対して、あれだけ攻められたクボタは85%の高い数値。中でもHOマークスは前半だけで21回タックル成功と尋常じゃない数値を叩き出しました。

勝負どころで、オフロードを武器に少ないチャンスを確実に点に繋げられるクボタ。ゴール前のピンチも全員で集中し堪えるクボタ。替わった選手も先発陣と遜色ない力を発揮できるクボタ。

80分を通じて一貫性のあるパフォーマンスが出来ないサントリー。勝負所で致命的なミスや判断ミスを繰り返すサントリー。パフォーマンスの良かった選手を悉く交代させてしまう首脳陣。ここに来てSOを固定できない首脳陣。アタッキングラグビーを標榜しながら、この大事な試合にバックスの控えを2人しか入れないという弱気な選択をする首脳陣。

点差は僅かですが、両者のチームの完成度は大きな乖離があります。

ただ、今日のクボタは攻撃時のパスコミュニケーションミスが目立ちましたので、次節以降は修正して、もっとスッキリ勝って欲しいです。




4月20日

リーグワン2025-26 Div.1
第15節終了時観客数一覧

招待客がたくさんいたのでしょうが、節平均が開幕節以来の10,000人を突破しました。




4月20日

衝撃の坊、再び!

神戸のFB上ノ坊がデビュー戦に続いてハットトリックの快挙。坊はこれで9試合出場で9トライ。これがアーリーエントリーとはただただ恐るべし。

個人的にはシャツをインしてるのも高ポイントです(笑)




4月20日

リーグワン2025-26 Div.1
残り3節の対戦相手

・上位3チームの2位まで争い
・4~9位のプレーオフ争い
・10~12位の入替戦回避争い

まだまだ目が離せません。

リコーが4位まで上がってきました。自分より順位が下のチームには負けませんね、本当に良いチームになってきました。

サントリーは全敗の可能性もあります。
トヨタが全勝すればPOあります。

11, 12位はこのままいくと個人的に予想してます。




4月20日

女子6Ns #2
スコットランド 7 - 84 レッドローズ

スコットランドにとって舞台は整っていた。キックオフ直前に、スコティッシュ・ガス・マレーフィールドでの一戦に向け、3万枚以上のチケットが販売されたことが確認された。エディンバラの街は、ラグビーシャツやタータンチェックを身にまとい、『フラワー・オブ・スコットランド』を口ずさむサポーターたちで溢れかえっていた。試合前のエンターテインメントの演出さえも、スコットランドの期待をさらに高めていた。しかしキックオフの瞬間、その熱気はすべて消え去った。

12個のトライラッシュの口火を切ったのはWTBに回ったエリー・キルダン。前半終了までに、彼女はさらに1トライを追加し、CTBメグ・ジョーンズ、PRケルシー・クリフォード、FBエマ・シングもそれぞれトライを決めた。

ハーフタイム直前、スコットランドのWTBローナ・ロイドがトライを返すも、後半に入るとPRサラ・バーンが2トライを挙げ、さらにエマ・シング、HOエイミー・コケイン、FLマーリー・パッカー、FLサディア・カベヤ、WTBミア・ヴェナー、LOハイネアラ・ルトゥイもトライを決めて、レッドローズが圧倒的なパフォーマンスを見せた。



レッドローズはアイルランドとの開幕戦を 33 - 12 で勝利したものの、あまり納得のいくパフォーマンスが出来なかった。それにに加えて、LOモーウェナ・タリングとSHナターシャ・ハントが下腿の負傷によりピッチを退いた。さらに世界最高峰No.8アレックス・マシューズも肩の負傷が判明した。迎えたこの試合、レッド・ローズは開幕節のパフォーマンスと負傷者問題に関する懸念を見事に一掃した。

この試合で特筆すべきレッドローズのパフォーマンスはいくつかある。アビ・バートンがロックとしてシームレスに役割を果たしたこと、19歳のデメルザ・ショートがバックローで力強いデビューを飾ったこと、あるいはSOゾーイ・ハリソンが12個のコンバージョン全てを沈めたことなどだ。しかしこの試合で、レッドローズの圧倒的なパフォーマンスを体現したのは、マディ・フェアウナティだった。端的に言えば、彼女は80分間、試合を支配した。アレックス・マシューズという大物の後を継いで見事にその役割を果たしたレッドローズのNo.8による、完璧かつ総合的なパフォーマンスだった。試合の大部分において、この23歳の選手はイングランドの要として、FWDとBACKSとの完璧な連携を果たした。レッドローズの負傷者リストを考えると、他の選手たちも同様に素晴らしいプレーを見せた中で、フェアウナティはまさに特効薬となった。スタッツではチームトップの17回のボールキャリーをこなし、獲得ラン距離もエマ・シング(110m)に次ぐ2位(97m)を記録した。



スコットランドの唯一の救いは、この試合がスコットランドにおける単独女子スポーツイベントの過去最高記録を更新する30,498人という観客動員を記録したことだが、それは藁にもすがる思いに過ぎない。




4月23日

週末のお楽しみ(備忘録)

コストリーの表情がツボです(笑)




4月23日

キッズデーだからこれなんですね。
ホントにクボタの中の人は有能だと思います。
それにしてもみんな面影ありますね。紙森、藤原、木田とか今と変わらないですよね!?個人的には海士とオリヴィエが一番ツボです(笑)。

それはさておき、ラピースが先発するというので、急遽チケット取りました。まずは今節圧勝してもらって、リコー戦と神戸戦に弾みをつけて欲しいです。




4月24日

黄色いチームの某選手の煽りに乗ってアカウントを替えてから約1年。やっとフォロワーさんが6,000人を超えました。

いつもサポートありがとうございます。
今後ともよろしくお願いします。

前のアカウントの時にはフォロワーさんが12,000人いたので、まずはそこを目指します。ちなみにフォロー外のアカウントにはリアクションしないポリシーでやってますので、是非フォローしてくださいね。基本フォロバ100%ですので。




4月24日

GWに読む本が無くなってきたのでお昼食べながらポチりました。
誰かの何かの参考になれば幸いです。




4月24日

【裏側公開】
リーグワンを支えるレフリーチームの舞台裏
(JAPAN RUGBY LEAGUE ONE / YouTube)


今回はレフリー・手束伊吹氏の試合前後に完全密着。判定の瞬間のために費やされる準備や努力、レフリーチームとして試合にどう向き合い、次につなげるのか。中継カメラには映らない、レフリーチームのプロフェッショナルな裏側を公開しています。



めっちゃ興味深く面白かったです。よっぽどのことが無い限り、レフリーに文句は言いませんが、こういう裏側のご苦労を知ると、迂闊なことは言えなくなりますね(笑)。

お時間あれば、是非ご覧ください。




4月24日

スーパーラグビー・ウィメンズのウェスタン・フォースが齋藤聖奈と根塚智華の獲得を発表しました。

齋藤は、日本代表キャプテンを務めた経験もあり、代表戦出場数は53試合に及びます。また、2024年スーパーラグビー・アウピキシーズンにはチーフス・マナワでプレーするなど、海外での経験もあります。国内では三重パールズでプレーしており、同クラブが2024年に実施した日本ツアーでフォースと対戦したメンバーの一人でもあります。

根塚は、先の全日本女子ラグビー選手権で優勝した YOKOHAMA TKM の一員として活躍した、新進気鋭のフロントローです。

フォースのディラン・パーソンズHCが語った2人の印象を紹介します。

「セイナは、数年前に行った日本ツアーをきっかけに三重パールズとのつながりを通じて加入した、非常に経験豊富で尊敬される代表選手だ。彼女は複数のワールドカップに出場しており、日本代表としてのキャップ数もトップクラスで、元キャプテンでもある。セイナはナンバー8だが、チーフス・マナワ在籍時にはフッカーとしての経験もある。その柔軟性は、我々のチーム編成にとって非常に役立つ。本来のポジションであるバックローとしての質をチームに加えるだけでなく、フッカーとしてフロントローでも非常に落ち着いて自信を持ってプレーできるため、チームの層の厚みが増す。」

「チハルは我々のネットワークを通じて見つけた選手だ。カタリーナ・アモサが負傷で離脱したため、もう一人の専門フッカーが必要だった。彼女は昨年、日本の大会で優勝したばかりのYOKOHAMA TKMの育成プログラム出身だ。実績ある優れたプログラムからやってくるわけだ。チハルは素晴らしい仕事への姿勢を持ち、セットプレーやディフェンスに強みがある。成功を収めたばかりのチハルのような選手が、その経験を我々のチームにもたらしてくれることを、我々は非常に楽しみにしている。」




4月25日

リーグワン2025-26 Div,1 #16
クボタ 54 - 21 ホンダ

3分、WTBヴァイレアのPGでクボタが先制。3 - 0。

5分、ホンダは敵陣でペナルティ獲得。挑戦者らしくPGを狙わず、武器のラインアウトモールを選択。ただ続くホンダの攻撃をクボタがダブルタックルでパイルアップ。良く観えなかったですが、多分PR紙森とLOイエレミアだったと思います。

23分、敵陣でのラインアウトからクボタの連続攻撃、ピック&ゴーを絡ませながら、FBスティーブンソンが大きく左のWTB木田に展開。木田がさらに前進し、拾ったSH藤原も前進。最後はHOマークスのラッチを受けながらPRヘルがねじ込みました。これで 8 - 0。ただ道中で藤原が負傷し、替わって岡田が3年ぶりに登場しました。

先週もポストしましたが、クボタのアタックはリーグ屈指のオフロードやピック&ゴーを武器にシンプルに前進し、外へ展開するのは必然のタイミングのみです。この再現性の徹底が、シーズンを通じて崩れません。

32分、オレンジの壁の前になかなかゲインが切れないホンダ。フェーズの中でCTBクワークがクボタディフェンスの裏へチョン蹴り。これがバウンドも味方しWTBアカウオラが拾ってトライ。これで 8 - 7。

直後の33分、敵陣でのクボタボールスクラム。またもやスティーブンソンが大きく右のWTBヴァイレアに展開。ヴァイレアがビッグゲインし、ラックから出されたボールをまたまたスティーブンソンが左に大きくキックパス。ピンポイントで待っていたのはなんとマークス。ボールが空中にある間ドキドキしましたが、マークスは余裕のハンドキャッチで、相手を引きづりながらグラウンディング。13 - 7。

続くホンダのキックオフ。FBレメキが蹴る前にホンダの誰か(HOイカニヴェレ?)が飛び出してオフサイド。クボタのセンタースクラムで再開。前半残り数分の時間帯ではあまりにも不用意なペナルティ。その後、ホンダが陣地を戻すも、クボタがモールで推進中にまたも?イカニヴェレが選手の足を持ち上げてのペナルティ。これまた不用意過ぎます。キックで22m内に入ったクボタがラインアウトからFWDを中心にゴールラインに迫ります。最後は岡田がスキを突いて見事なダイブ。えどりくにこの日一番の大声援が巻き起こりました。20 - 7 で前半終了です。

44分、クボタの攻撃をホンダがターンオーバーしたかに見えましたがハンド。ゴール前までタッチキックの後、ラインアウトモール。もう組んだ瞬間にトライ出来そうと思えるようなバインドの素晴らしいモール。最後はバックスも入ってマークスがグラウンディング。これで 25 - 7。

折角直前で、クボタのゴール前の攻撃を防いだばかりのホンダ。ペナルティの数自体はさほど多くはありませんが、そのほとんが失点に繋がっています。逆に言えば、少ないチャンスを確実にものに出来ているクボタの試合巧者ぶりが際立ちます。

54分、替わって入ったフロントロー3人が最初のスクラムで押し込むクボタ。これも先週ポストした通り、クボタの選手層の厚さです。フェーズを重ね、最後は岡田がFLポールに美しいダイビングラストパス。30 - 7 とリードを広げます。

ただホンダは60分くらいにSH土永が入ってから明らかに攻撃のテンポが上がりました。直後にイカニヴェレが1本返し、66分には、混戦の中で土永の動きにつられた海士?が前に出過ぎてぽっかり空いた穴をレメキが一直線に抜けて連続トライで 30 - 21。

これで逆にクボタのスイッチが入ったのか、68分にはCTBプレトリアスが綺麗にラインブレイクし、サポートについていたHO江良から岡田に渡りトライ。これまでの疲れとテンポを上げた攻撃の疲れかは分かりませんが、この辺りでホンダの集中が少し切れた印象でした。

73分には、プレトリアスがインターセプトからのトライ。77分には、相手のタッチキックをすかさず入れた木田がリターンパスを貰ってトライ。ラストワンプレーではPGもタッチに蹴りだしも狙わずにヴァイレアがウィニングトライと怒涛の4連続トライで締めくくりました。



ここ2試合、なかなか大量得点が獲れなかったクボタですが、今日は特に終盤は気持ち良かったです。やはり今日の一番の印象も選手層の厚さです。勿論、普段から先発している選手たちの活躍は言うまでもありませんが、フォーリーに代わって先発したSO押川、HO江良らの活躍が目立ちました。そして何と言っても岡田。普段、オレンジアーミーに対して素敵なサービスを展開してくれていますが、藤原負傷のピンチに本業で獅子奮迅の大活躍でした。落ち着いた球さばきと身体を張ったディフェンス、勤勉なサポート、トライを獲る嗅覚。どれをとっても3年ぶり出場の選手とは思えない見事なパフォーマンスでした。藤原の怪我は心配ではありますが、岡田の活躍はチームのメンバーにもオレンジアーミーにも感慨ひとしおだと思います。ラストスパートに向けて大きな弾みになる価値ある勝利だったと思います。



今日もえどりく近くのスーパー銭湯に寄って、ビールを引っ掛けながらこれを書いています。なんだか色んな意味でいつもより清々しい気分です。




4月25日

【今日のしみじみ】

本当に強くなったなぁ、神戸
本当に弱くなったなぁ、サントリー




4月25日

リーグワン2025-26 Div.1 #16
東芝 26 - 50 キヤノン

ここに来てようやくメンバーが揃ってきたキヤノン。

デクラーク、石田、武藤ゆらぎが戻り、コルトマンも実力発揮。
武藤航生が無双し、ハーモン、タカヤワも絶好調。
キャプテンとして気持ちにゆとりが出てきたクリエルものびのびプレー。

何よりスクラムをはじめ、FWDが優位に立てれば、BACKSも活きる。

やりたいラグビーが出来たこの試合。
今季最多得点での今季ベストゲーム。

今日が開幕戦だったら良かったのにね...
とは言え、入替戦はほぼ回避でしょう。
それどころかひょっとすると…




4月26日

女子6Ns #3
レッドローズ 62 - 24 ウェールズ

アシュトン・ゲートの木漏れ日の下、レッドローズの快進撃は止まることなく続いた。10トライを挙げウェールズに勝利し、レッドローズの驚異的な連勝記録は36試合に伸びた。このスコアは圧倒的なものだったものの、試合内容はウェールズの粘り強い抵抗と、レッドローズの戦術的な完璧さを追求する執念によって彩られていた。

レッドローズの意図は試合開始から明らかだった。開始7分、No.8マディ・フェアウナティがラインアウトからウェールズのミッドフィールドを突破し、自ら至近距離からトライを決めた。これはレッドローズのフィジカル面での強い意志を示すものであり、ウェールズはこれに対抗するのに極めて苦労した。

そして地元ブリストル・ベアーズでプレーする20歳のWTBミリー・デヴィッドは、SOホリー・エイチソンのループパスを受け、華麗な連携プレーからコーナーにトライを決め、初キャップで夢のようなスタートを切った。

レッドローズのキャプテン、CTBメグ・ジョーンズは芸術性を見せた。カーディフ生まれのジョーンズは、生まれ故郷の国を相手に、ハーフタイム前に試合の行方を決定づけるプレーを見せた。彼女の最初のトライは、見事なソロプレーだった。フェイントパスでウェールズ守備陣の中央を突破した。彼女の2本目、そしてレッドローズにとって5本目となるトライは、おそらく今大会屈指のプレーだった。自陣ハーフウェイライン付近で素早くタップされたスクラムペナルティから始まった攻撃は、ジョーンズからWTBクラウディア・モロニー=マクドナルドへの高く舞い上がるロングパスでピッチを駆け抜けた。FBエリー・キルダンを巻き込んだ一連の巧みなオフロードパスを経て、再びジョーンズにボールが渡り、息を呑むようなフィールドを駆け抜けるトライを決めた。

後半、レッドローズのベンチメンバーの層の厚さが際立った。ウェールズは時折良いプレーを見せたものの、レッドローズの強力なセットプレーに次第に押し込まれていった。レッドローズのローリングモールは、肉体的にも精神的にも相手を消耗させる武器であり、FLマーリー・パッカーの2つのトライにつながった。HOエイミー・コケインもFWDの優位性を活かし、モールから抜け出してほぼ無抵抗でトライを決めた。

レッドローズの容赦ない攻撃は残り10分で再び炸裂した。WTBジェス・ブリーチはエイチソンの正確なパスを受けてテストマッチ55トライ目を決め、PRモード・ミュアは50キャップ達成から1週間後、至近距離からトライを決めた。



ウェールズは、ショーン・リン監督が切望する80分間の完璧なパフォーマンスはまだ道半ばだが、女王レッドローズからの4トライボーナスポイント獲得は、世界のトップチームに脅威を与え始めていることを示唆している。




4月26日

【今週のシュール】

流血しながらダンスするイオアサ。
なんかちょっとシュールでした(笑)。




4月26日

リーグワン2025-26 Div.1 #16
リコー 28 - 40 トヨタ

リコーは今日勝てばプレーオフ進出が決まる一戦。今日決めてやろうという気持ちが強すぎて気負いがあったのかは分かりませんが、前半から、らしからぬミスを連発しました。タッチに出ないキックや精度の低いパスなど、記録には残らないミスが多発しました。特にジャッカルやターンオーバーなどの良いプレーの直後に悪いプレーが続いた印象です。トライライン超えてからのミスも重なりました。そのためかポゼッションもテリトリーの6割近く取っていたのに波に乗れませんでした。そして不運なことにHIAや負傷で選手交代も重なりました。

一方のトヨタは押され気味ではありましたが、接点の迫力は80分続きました。何回ラックを乗り越えたでしょうか。姫野は言わずもがな、奥井や三木も不在で青木もリザーブでしたが、代わったメンバーがひたむきに身体を当て続けました。特にLOエラスマスとFLギャラハーのタックルは迫力がありました。そしてFL小池。個人的にはPOMをあげたいくらいの活躍だったと思います。ああいう泥臭い選手、個人的に胸に刺さるものがありますので好きです。メンバーは変わってもトヨタのアイデンティティであるFWDの強みは今日も変わりませんでした。ここにきて佐々木隆道コーチの指導が実を結び始めてるのかもしれませんね。

とは言え65分くらいまでは 28 - 28 の同点だったのですが、最後に、負けられないトヨタが気持ちで勝っていたのか、前半であれだけ負傷交代があったリコーが最後はやっぱりしんどくなったのか、トヨタが連続トライで突き放しました。

FWDとBACKSの歯車が合い始めたトヨタがPOに滑り込む可能性も大いにありますね。




4月26日

リーグワン2025-26 Div.1
残り2節の対戦相手

◆ 上位3チームの1位、2位争い
・1位と2位は準々決勝免除(準決勝から登場)
・1位は「4位 vs 5位」の勝者と準決勝で対戦
・2位は「3位 vs 6位」の勝者と準決勝で対戦

◆ 4~10位のプレーオフ争い
・キヤノンが東芝に勝利しましたので、10位のキヤノンまでプレーオフ進出の可能性が出てきました。
※4~10位の勝ち点パターンを算出しようとしたのですが、途中で分からなくなりましたので諦めました(笑)。

◆ 入替戦回避争い

いよいよ最終節まで目が離せませんね。




4月26日

リーグワン2025-26 Div.1
第16節終了時観客数一覧

今節も招待客が沢山いたことと思いますが、結構入りましたね。

来週はGWを利用して福島のクボタ戦を観に行く予定です。
ちなみに嫁さんは福島のグルメ情報チェックに余念がありません。





リーグワン2025-26 Div.2
第12節終了時観客数一覧

近鉄、レッドハリケーンズは安定していますね。





リーグワン2025-26 Div.3
第13節終了時観客数一覧

今節の3チームは、いずれも年間平均1,000人に届きそうにありませんね。




4月27日

Wリバース

パナ vs 三菱重工のワンシーン。

前傾姿勢で両足の間から後ろへ放り投げるパスは、一般的に「リバースパス」(または股通しパス/股下パス)と呼ばれます。

このリバースパス自体は試合でもたまに見かけますが、「連続リバースパス」はめったにお目にかかれませんので、記念に置いときます。 これに対抗して、どこかのチームが何の脈絡もなく「3連続リバースパス」するのを期待してます(笑)。




4月27日

リーグワンマスコット一問一答総選挙

今シーズンは通常の「いちばん推し」投票に加え、毎週のお題に対するマスコットの回答を対象とした『マスコット一問一答選手権』投票も実施されています。

今週のお題は、『1日だけチームの一員として試合に出られるなら、どうする?』です。

面白い回答が沢山あったのでまとめてみました。
表示の順番は、昨シーズンの総選挙の結果の順番です。

投票方法の詳細はコチラ



個人的には、カノンちゃん/コーロクン/スッピー/鮫太郎/ラガッツくん/レグ君の回答がお気に入りです(笑)。







4月27日

女子日本代表カザフスタン遠征参加メンバー

すでに木曜日の試合メンバーが発表されてますので、今更感は満載ですが、メンバーのチーム分けをしてみました。あと個人的に思っていることを書いてみましたので、ご興味あればご覧ください。

◆ 良い点・期待してる点

・男子代表と違い、関東大会/全国大会での活躍がある程度メンバー選考に反映されている

・初キャップやキャップ数の少ないメンバーも多く、全体的に若返った印象

・特に若いハーフ団がどんなプレーを見せてくれるか楽しみ過ぎる

・YOKOHAMA TKMを全国優勝に導いた北川俊澄さんがHC代行なので、セットプレー(特にスクラムとモール)のさらなる向上が見込める

◆ 気になる点

・サクラ15の永遠の課題は「得点力不足」であるにもかかわらず、11番以降が大舞台で結果を出せていない代わり映えのしないメンバーで、あまりにも保守的過ぎる印象。関東大会/全国大会でキレの良い走りを魅せたアルテミのWTB小川愛夢などが選ばれてないのは意味が分からない

・香川メレ優愛ハヴィリがNo.8としても登録されているが、WTB1本の方が弱いBACKSをサポートできる筈なので、チーム戦略としていかがなものか

・上記に関連して所謂「バックス専門コーチ」が存在しているのかが見えない。女子ラグビー界における最重要人物・今田圭太氏を早急に入閣させるべきではないのか




4月29日

映画「オールド・オーク」

GW初日。最近映画を観てなかったので嫁さんと何を観るか相談。『わたしは、ダニエル・ブレイク』が好きだったという嫁さんの意見を尊重し本作をセレクトしました。感想を少し書きましたので、誰かの何かの参考になれば幸いです。



本作は、ケン・ローチが自らの終幕を意識して送り出した一作であり、『わたしは、ダニエル・ブレイク』『家族を想うとき』に連なるイギリス北東部三部作の最終章として、そのフィルモグラフィーの到達点を静かに、しかし確固たる重みをもって示している。半世紀に及ぶ創作の中で一貫して問われ続けてきたのは、社会の底に沈められた人々の尊厳と、そこに芽吹きうる連帯の可能性であった。本作は、その長い問いの果てに辿り着いた、一つの応答であり、同時になお終わらぬ問いの余白でもある。まるで冬の終わりに差し込む微かな陽光のように、その答えは決して明るくはないが、確かに温度を持っている。

舞台は、炭鉱の閉山以後、ゆっくりと、しかし確実に活力を失っていった町。風は乾き、通りにはかつての賑わいの残響だけが薄く漂う。その中で最後に残されたパブ「オールド・オーク」は、単なる酒場ではない。そこは時間に取り残された人々が身を寄せる避難所であり、失われた共同体の記憶を辛うじて繋ぎ止める“場”である。木の軋む音、グラスの触れ合う微かな響き、壁に染み込んだ歳月の匂い――それらすべてが、この場所を「過去」と「現在」の接点として成立させている。だが、シリア難民の流入によって、その静かな均衡は崩れ、安息の空間は次第に緊張と不信の渦を孕む場へと変貌していく。

本作の視線が特異なのは、排外的感情を単純な無知や偏見として処理しない点にある。長く貧困と社会的放置に晒されてきた住民たちの鬱屈は、行き場を失い、やがて最も近く、最も目に見える「他者」へと流れ着く。その感情は決して正当化されるものではないが、同時に真空から生まれたものでもない。国家や資本に向けられるべき怒りが、歪んだ水路を通って別の場所へと溢れ出す――ローチはその構造を、冷ややかな距離と、わずかな共感の余白を保ちながら描き出す。そこにあるのは断罪ではなく、理解でもなく、ただ見つめるという行為の持続である。

形式面においても、その方法論は揺るがない。非職業俳優の起用、手持ちカメラによる即物的な撮影は、演出の意図を極力透明化し、現実の手触りをそのままスクリーンに定着させる。デイヴ・ターナーが演じるTJは、演技というよりも「そこに在る」存在であり、その沈黙や視線の揺らぎには、言葉を超えた時間の重みが宿る。彼の背中は、語られなかった歴史の断片を背負い、観る者に静かに問いを投げかける。

作品の核心に横たわるのは、「場所」と「記憶」という二つの層である。「オールド・オーク」という名が喚起する老木のイメージ――嵐に晒されながらも根を張り続ける存在――は、この町そのものの姿と重なる。さらに、1984年の炭鉱ストライキの記憶が、壁の奥深くに沈殿している。それはかつて人々が肩を寄せ合い、同じ方向を見て闘っていた証であり、いまは失われつつある連帯の化石のようでもある。TJと難民女性ヤラが試みる共同食堂は、その化石に再び息を吹き込もうとする営みであり、「慈善ではなく連帯だ」という言葉は、過去から現在へと受け継がれる倫理の火種である。食卓に並ぶ質素な料理、交わされるぎこちない視線、それでも同じ皿を分け合うという行為が、凍りついた関係にかすかなひびを入れていく。その光景は、あまりにもささやかで、だからこそ抗いがたい説得力を帯びる。

終盤において、本作は安易な和解を拒む。むしろ、分断の深さと、その容易には癒えぬ性質をあらためて露呈させる。しかし同時に、完全な断絶には至らない何か――手を伸ばそうとする衝動、声をかけようとする意志――が、確かに存在していることも示される。希望と絶望はここで対立するのではなく、同じ地平に並び立ち、互いを侵食し合う。ローチの言う「希望を持つことをやめれば、心臓の鼓動は止まる」という言葉は、単なる理念ではなく、この映画そのものの鼓動であるかのように響く。

分断が日常の風景となった現代において、『オールド・オーク』は声高な主張を避け、沈黙に近い語り口で、人と人が共にあることの困難と、そのかすかな可能性を見据える。そこにあるのは解答ではなく、問いを持ち続けるという態度である。老いた作家のまなざしは、驚くほどに鋭く、そして同時に、どこまでも優しい。まるで長い夜の終わりに、まだ見ぬ朝を信じて火を絶やさぬ者のように。本作は総括であり、別れの言葉でありながら、同時に未来へと手渡される小さな灯火でもある。




4月29日

週末のお楽しみ(備忘録)

今週はクボタを観に福島まで旅してきます。
ちなみに嫁さんはるるぶを購入し色々研究してます(笑)。