2025年07月②


7月16日

キック戦術

今後日本代表がより多く得点を取るために何が必要なのか。
キックに着目しながら、改めてウェールズ戦2試合を観返してみました。

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①ハイボール

現代ラグビーにおいては、どの国もディフェンスが強化されているので、ボールを保持し続けて前進を図るのは、なかなか至難の業だ。そこで重要になってくるのキック戦術だ。キックには、エリアの獲得や挽回のためのロングキックと、アンストラクチャー構築のためのキックがある。アンストラクチャーとは、アタックもディフェンスも陣形が整っていない状況を指す。トライに一番絡みやすいのはラインアウトからの攻撃と言われているが、アンストラクチャーからのトライの割合も恐らくその次くらいに多い。「超速」が目指すべきものの1つに、アンストラクチャーにおける判断スピードがあるだろうから、ウェールズ戦の第2戦で特にハイパントが多かったのは、意図的にアンストラクチャーを作りたかったのだろう。SO李からのキックはほとんどが相手へのプレゼントパスになっていたが、SH齋藤のキックはほとんどが相手と競り合える位置に蹴っていた。ただその再獲得率は低かったので、ハイボールに強い選手がもう少しいれば、序盤の試合展開も変わったのではと感じた。

②キックの種類

齋藤のキックの種類が少し単調だった印象だ。キックの滞空時間もそれほどでもなかったので、1人がやっと追いつくくらいだった。味方ディフェンスも詰められるような高さのキックであれば、たとえボールが相手に渡っても、ターンオーバーのチャンスも生まれる。また、相手の背後を狙うキック(流がよくやるヤツ)や、パスを回しながら相手陣形の乱れを狙ってFBが蹴るようなキックもあまり観られなかった印象だ。グラバーキック含めもっとキックのバリエーションを増やして欲しい。

③SOとFB

キック戦術において重要なポジションになるのが、SOとFBだ。ウェールズ戦2試合はいずれもリーグワンでの経験の少ない選手がそのポジションを担った(李はお気に入りだし、松永が負傷した影響もあるが)。エディがキック戦術(エリア獲得や再獲得のためのキック)を模索してるのは良い傾向だと思うが、やはりキックとポゼッション(ランやパス)のバランスを上手に取れる選手を選出して欲しいという思いが、ずっと頭から離れない。リッチー・モウンガを引き合いに出しては申し訳ない気がするが、モウンガのゲームコントロールを観ていると、特にSOの重要性を感じざるを得ない。

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去年からの計13試合の日本代表の1試合平均の得点は約26点だ(平均失点は37点)。ウェールズ戦2試合だけを見ても、全6トライの起点の内訳はラインアウト:4、キックチャージ:1、相手のファンブル:1だ。日本が意図して作ったアンストラクチャーからのトライは、残念ながら1個もなかった。勿論、失点を減らすことが重要なのは当然だが、冒頭にも書いたように、アンストラクチャーからの得点が今後の日本の得点力アップにはより重要になってくると思う。そのキーワードが「キック戦術」になるのではと、ウェールズ戦2試合を観て改めて感じた。


7月17日

週末のお楽しみ(備忘録)

土曜日は実況・解説陣が最高に豪華です。

・ABs vsフランス
解説:大西将太郎さん、実況:豊原謙二郎アナ

・サクラ15 vs スペイン
解説:南早紀さん(元日本代表主将)

・オーストラリア vs ライオンズ
解説:藤島大さん、沢木敬介さん

全員大好きな人ばかり!




7月17日

W杯まであと36日。

サクラ15の永遠の課題はBACKSの得点力。
13畑田 / 14松村 /15松田がポイントか。

相手はW杯同プール。手の内明かしたくないとかセコイこと言わないで、苦手意識植え付けるくらい圧勝して欲しい。

本当はパールズのCTB古屋みず希とかTKMのHO小島晴菜とか観たかったんだけどなぁ。




7月18日

B&Iライオンズ vs オーストラリア #1

J SPORTSで放送(藤島さんと沢木さんの解説)。
観る方多いと思いますので写真作りました。

お祭りモードも終わり本気のテストマッチが始まります。B&Iライオンズはここまで5勝1敗。先週はAUS&NZL連合に48-0で圧勝。試合毎に着実にチームの連携や総合力を高めています。





7月18日

B&Iライオンズ vs オーストラリア #1

これがオーストラリアのメンバーです。
秋に日本戦が控えてるので要チェックですね。

注目は負傷のSOロレシオに替わって抜擢された代表初先発のトム・ライナーですね。オーストラリアのレジェンド、マイケル・ライナーさんの息子です。名将シュミットさんですから、どこかのHCとは違い、只のお気に入りではないのでしょう(笑)。





7月19日

大西さんがサクラフィフティーンのW杯でのブレイクスルーを期待して、各メディアを1日かけて訪問されていた。

大西さんは復興支援の時だって、今回だって、いつも汗水流して身体を張って動いてくれる。口先だけじゃないから、圧倒的に信頼できるんだ。




7月19日

サクラフィフティーン vs スペイン #1

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◆ 良かった点

・スクラム:メンバーが変わってもマイボールスクラムは8本全て成功。

・ラインアウト:数年前までは相当獲得率が低かったが、ここ最近は大きく改善されている。今日も相手が競らなかった場面も多かったものの、18本中17本成功。先発の公家 明日香も控えの谷口 琴美もスローが安定している。

・ラインアウトモール:全5トライの内の3本がラインアウトモールが起点のトライ。相手の反則を誘って敵陣に蹴り込みラインアウトモールで仕留める。来週もW杯でも、これをサクラ15の最大の武器にして欲しい。

・規律:試合を通してペナルティは僅か3つ。お見事の一言に尽きる。

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◆ 良かった選手

・1番 小牧 日菜多:2トライ。チームTOPの12キャリー、チームTOPタイの12本のタックル成功。スクラムも安定。ビッグゲインや気の利いたパス。獅子奮迅の活躍で文句なしの個人的なMVP。

・4番 佐藤 優奈:モールの核となって何度もドライブ。タックル成功数もチームTOPタイ。

・6番 向來 桜子:ドミナントタックル1本を含む、チームトップタイの12本のタックル成功。大学生なのにゲームキャプテンの理由は試合を観れば一目瞭然。とにかく熱い。顔は幼いけど、眼がギラギラしている。ハードタックル、ハードワーク、仲間への声掛け。チームの鼓舞という点では、長田キャプテンを上回っている時もある。インタビューも一生懸命答えていた。

・7番 細川 恭子:ジャッカルはサクラ15随一。今日もピンチの芽を摘むジャッカルを披露。

・16番 谷口 琴美:後半から出場しハットトリック。この選手、ゴール前でめっちゃ強い。

・19番 櫻井 綾乃:櫻井は選手生命が危ぶまれるほどの2度の大怪我を経験。最初は4年前のスコットランド戦。クロコダイルロールを食らって左膝の前十字靱帯断裂。これで2022RWCを逃した。そして2023年のフィジー戦でまたも同じシーン。今度は右膝の前十字靱帯と内側靱帯を断裂。そして今日、2年ぶりの復活を果たした。72分と79分の谷口のトライ。モールの核になっていたのは櫻井だ。鬼神の如く表情でモールをドライブする櫻井の姿に涙を抑えられなかった。

・21番 津久井 萌:とにかくパスが上手い。以前と投げ方を変えたようにも見えた。特にゴール前。持ち前の視野の広さから、その場面で一番良い選手に的確にパスを投げるので、どんどんゲインを切れる。

・22番 山本 実:相手の裏へのインプレーキックでチームをどんどん前に推進した。長いパスも有効。

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◆ 気になった点と選手

・タックル:チーム全体のタックル成功率はわずか83%(一般的に平均は85%と言われている)だった。ゴール前でもあっさり獲られた。ハンドオフでもタックルを外されていた。タックルはサクラ15の生命線。来週は、もっと精度を上げて欲しい。

・バックス:2度ほど決定的なトライチャンスを逃すなど、バックス陣としては、結果を残せなかった。10番大塚 朱紗のプレースキックの精度の低さ、インプレーキックのプレゼントキックの多さ、目の前の敵へパス、ゴール前のぬるいタックルが気になった。両WTBの安尾 琴乃と松村 美咲も被ターンオーバーが仲良く3つずつ。14番松村も15番松田 凜日も何度か良いランを見せたものの、自分自身の得点に繋げることは出来なかった。終わってみれば全5トライが全てFWDのトライ。バックスの得点力不足は相変わらずだった。

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◆ 全体

今日はセレクションの意味も大きいのだろうが、何はともあれランキング下のスペインに結果的に快勝できたのは大きい。特に敵陣ゴール前まで行けば、高い確率でトライ出来たことは、来週以降の自信にもなるだろう。その前提にスクラムとラインアウトとモールの安定は言うまでもない。バックスはまだまだ悩ましい部分が多いが、とにかく来週も勝って、気持ち良く欧州へ向かって欲しい。




7月20日

B&Iライオンズ vs オーストラリア #1

戦術語る沢木さん
蘊蓄披露の藤島さん
海外に精通した実況の長澤アナ

ここ最近で最高のトリオ。めっちゃ楽しい極上の2時間だった。

試合は得点差以上にB&Iライオンズの貫録勝ち。
ただオーストラリアのFWDも相当強い。日本は秋に苦戦しそう。

印象的だったのは、再三の沢木さんのセリフ。
「世界ではキックの精度とタイミングが重要です」

エディ、聞いてるか?





【藤島節炸裂①】

藤島さん「ウェールズ、今日一人もいないんですよね」
長澤アナ「そうですね。これはかなり。。。」
藤島さん「1896年以来。明治29年ですよ。フォードが四輪自動車の試作品を作った年です」
沢木さん、長澤アナ「ははは」





【藤島節炸裂②】

藤島さん「(タイグ・ファーロングは)冷蔵庫みたいな身体してますね」
沢木さん、長澤アナ「ははは」




7月21日

当分(6年?)は安心して J SPORTS を観れる!!




7月21日

「ルノアール」

嫁さんと映画鑑賞。

闘病中の父と仕事に追われる母。不完全な大人たちの孤独や痛みに触れた少女が感じる不完全なリアリティ。他者の感情を見つめ、そこに繋がりを見出そうとする、子供と大人の境目をたゆたう少女の視点から浮かび上がる様々な感情の煌めきに、心が掻き立てられた。




7月21日

デュポン、日本を満喫しすぎ(笑)。




7月23日

7/26、秩父宮にサクラ15を観に行きたくなる6つの理由

1. W杯前の最後の国内試合
2. 恐らく1戦目と違うメンバー
3. 小・中・高校生は無料エリア
4. 試合開始が17:05(14時ではない(笑))
5. 男子15人制日本代表戦チケット購入者は半額
6. サクラ15史上最高観客動員4,569人超えの一員になれる...かも

詳細はコチラ




7月22日

ジンバブエがW杯アフリカ予選決勝でナミビアを 30 - 28で破り、1991年大会以来36年ぶりのW杯出場を決めました。

1991大会は日本がジンバブエを破ってW杯初勝利を挙げた大会。しかし日本はそこから2015年の南アフリカ戦まで未勝利でした。ひょっとしたら2027年にまたジンバブエと当たるかもしれませんね。

当時のメンバー表が出てきたのでシェアします。




7月23日

日本 52 - 8 ジンバブエ

昨日の夜、結局フルで観てしまった(笑)。

欧州がキック&アンダーで力勝負を繰り広げていた時代、日本が披露するランニングラグビーにスタンドも沸いた。9トライも52得点もこの大会最多記録。日本のテストマッチでの最多得点記録にもなった。




7月23日

【サバティカルの弊害】

高い給料貰って、夏の合宿も経験せずに、開幕前にふらっと来て、閉幕したらさっさと帰る。フロントはどういう考えで呼んでるのか聞いてみたい。東芝やモウンガの爪の垢を煎じて飲めよ。

パッと思いつくサバティカルの弊害を書いてみました。

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1. チームの戦略や育成との乖離

①長期的視点の欠如:1年限りの契約では、チームとして長期的な戦力計画に組み込みにくく、戦術や育成の一貫性が欠ける可能性がある。

②若手選手の出場機会減少:大物選手がポジションを占めることで、将来を担う若手の出場機会が奪われることがある。

2. チーム内バランス・モチベーションの低下

①年俸の不均衡:1年限りでも年俸が高額になりがちで、既存選手との報酬バランスが崩れ、不満や士気低下の原因になりかねない。

②“よそ者”感の発生:短期契約の選手は文化的・戦術的な適応が十分にできず、チームに溶け込まないケースもある。信頼関係の構築には時間が足りないこともある。

3. リーグの競争力やブランドへの影響

①“余暇リーグ”の印象が強まるリスク:選手本人が「サバティカル」「家族との時間重視」といった理由で来日すると、リーグ全体が「競技レベルより生活の質が重視される場所」と見なされる懸念がある。

②プレーの質の保証が難しい:ピークを過ぎた選手や、本気度が低い選手の場合、試合でのパフォーマンスが期待値を下回り、ファンの失望を招くことがある。

4. クラブ経営面での負担

①コストパフォーマンスが悪化しやすい:話題性・集客効果はあるものの、1年で去る選手に高額報酬を払うことが、クラブ財政を圧迫するリスクがある。

②継続的マーケティング効果に乏しい:たとえSNSフォロワー数の多いスターでも、滞在が1年だと「地域密着型マーケティング」には結びつきにくい。




7月23日

悲運の天才 - 丸山 凛太郎

トヨタ時代はボーデンの陰に。ボーデンが居なくなったと思ったら近鉄へ移籍、今度はクーパーの陰に。クーパーが居なくなったと思ったら、今度はリボックの獲得。

日本代表をも狙えるこの才能の塊を、リーグワンはいつまで無駄にしておくのだろうか。




7月24日

土曜日のウェールズ戦のメンバーの顔をくり抜きました。
色々な形で秩父宮に持って行ってください。
結構ピッチの選手は気付くらしいですから。

ちなみに津久井萌ちゃんと櫻井綾乃選手の手作りウチワを持ったオッサンとオバハンペアを見かけたら、それは私ら夫婦ですので、良かったらお声がけください(笑)。







7月25日

B&Iライオンズ vs オーストラリア #2

先週からの変更は以下の通りです。

1.ゲンジ⇒17ポーター
5.マッカーシー⇒チェサム
12.トゥイプロトゥ⇒アキ
19.チェサム⇒ライアン
20.アール⇒モーガン
22.スミス⇒ファレル
23.アキ⇒キングホーン

【J SPORTS】
藤島さん⇒菊谷さん
長澤アナ⇒矢野アナ
沢木さんは連投!!

極上の2時間が再びですね。





7月25日

B&Iライオンズ vs オーストラリア #2

先週からの変更は以下の通りです。

2.フェスラー⇒ポレッキ
5.ウィリアムズ⇒スケルトン
6.ドクレスピニー⇒ヴァレティニ
19.フーパー⇒ウィリアムズ
20.ティッツァーノ⇒グリーソン

いまだにメンバーをとっかえひっかえしてるどこかの国と違い、オーストラリアは自国開催の2027W杯に向け、着々とメンバー固めてますね。特に14番20歳/13番21歳/10番22歳は2027年までにもっともっと伸びるでしょうね。





7月25日

【B&Iライオンズとの想い出】

2021年6月、日本 vs B&Iライオンズ。ピッチで一際輝いていたのがタタフだった。ダン・ビガー󠁢󠁷󠁬󠁳󠁿を吹っ飛ばし、姫野を抱え込むようにトライまで持っていき、一躍世界中にその名を轟かせた。

それまでROM専だった自分は、タタフの凄さをもっと知って欲しくて投稿を開始した。タタフはTwitterでの恩人でもあるのです。




7月26日

「下着は自分で。」

今、藤島 大さんの10年ぶりのエッセイ集( Amazonでの購入 )を読んでいる。

藤島さんはSNSを一切やらない。その理由を考えることで、改めて藤島さんのことを理解できると同時に、自分のSNSとの向き合い方を鑑みれる気がして少し考えてみた。

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1. 言葉の重みと責任を大切にしているから

藤島さんの文章は、精緻で抒情的、かつ論理性が高い。つまりSNSのような即時性・断片的な言葉のやりとりは、彼の「言葉は慎重に扱うべきもの」という信条と相容れない可能性があるからか。SNSは軽率な言葉が炎上や誤解を生みやすい。藤島さんの文章には「言葉で人を導く責任」が感じられる。よって、発信の場としてSNSはふさわしくないと考えている可能性。

2. 「距離」の哲学を持っているから

藤島さんは、記者と選手、あるいは読み手との「距離感」を非常に大切にしているタイプの書き手だ。SNSはその距離を容易に縮めてしまうため、ジャーナリストとしての中立性・観察者的視点が揺らぐと感じている可能性があるからか。選手とSNSで近くなりすぎると、公正な視点で記事が書けなくなる。読者と即時的に交流することで、迎合的になるリスクがある。

3. SNSの「ノイズ」を避けたいという美学

藤島大さんの書く文章は、どこか「静けさ」や「余白」を感じさせる。SNSはその正反対にある、情報過多で騒がしい世界。そうした環境を避けることで、自分の思考を守っているとも考えられる。多数の意見に晒されると、書き手としての芯が揺らぐ。「雑音」を遮断し、純粋に対象(スポーツ・人間・思想)と向き合いたいのでは。

4. 「個」の発信より「作品」で語る主義

藤島さんは、自分自身の意見を声高に主張するのではなく、取材を通じた対象(選手や競技)の語りを通してメッセージを伝えるタイプ。SNSでは「自分が何を思うか」の主張が中心になる傾向があり、藤島さんのスタイルと相いれまない。「語る」のではなく「書く」ことに価値を置く。SNSは往々にして自己顕示的になりやすく、作品主義と矛盾する。

5. 「発信すべきではないもの」を知っているから

長年メディアの第一線で取材・編集・発信を続けてきた藤島さんは、「何を出すべきか」「出すべきでないか」の線引きを熟知している。SNSはしばしばその線を曖昧にしがちであり、その危うさを肌で理解している可能性がある。

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藤島さんがSNSを一切やらないのは、「文章と言葉」に対する強い信念と美学、そしてジャーナリストとしての立ち位置・矜持によるものだろう。一見時代に逆行しているようにも見えるが、それこそが藤島さんらしい「抗い方」であり、「語るべきはSNSではなく、誌面・講演・現場である」という姿勢の表れだと考えられる。

自分で勝手に考えて、勝手に腑に落ちた。




7月26日

今月号のラグマガのイチオシ記事(インタビュー)。

大好きなこの3人、1999年生まれの同級生で、スコッド入りした時点では全員がノンキャップだったとのこと。

まさに「同期のサクラ」だ。




7月26日

サクラフィフティーン 30 - 19 スペイン

◆ 気になった点

・ブレイクダウン:特に前半はブレイクダウンでの劣勢が目立った。接点での2人目、3人目の寄りがスペインより少し遅いため、SH津久井萌の球出しが遅れて、攻撃のテンポを出すことが出来なかった。

・キックチェイスとラインの押し上げ:サクラ15が相手陣深く蹴ったボールを、スペインの選手が何度も大きくカウンターアタックしてきた。大事には至らなかったが、全体的にキックチェイスが不十分なので、ディフェンスラインを押し上げるまでの間に、かなり大きなゲインを許してしまっていた。

・外への展開攻撃:後半、PR小牧日菜多、永田虹歩、No.8ンドカジェニファ、CTB畑田桜子といった突破できる選手が入るまでので攻撃が、単調であまり効果的でなかった。パスを貰った選手が、ほとんど前進せずに直ぐに横にパス。それを繰り返して、最後は大外のWTBが手詰まりになる。これは悪い時のサクラ15の攻撃。特にSO山本実はほとんどランがないので、攻撃のラインスピードをあまり上げられていなかった。また先発したCTB2人も突破役としてはほとんど機能していなかった。

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◆ 悩ましい点

・SO問題:今日の先発は山本。インプレーキックの判断もタイミングも良かったが、いかんせんコンバージョンやペナルティ再開後のタッチに出せないキックなど、止まって蹴るキックの距離と精度が悪すぎる。自分でもほとんどランはしないし、タックルも弱い。ただ長いパスや飛ばしパスの上手さはピカイチだ。そして先週先発した大塚朱紗。大塚はランも良いし、ディフェンスも良いし、キックの距離や精度も山本を上回る。ただキックの判断やタイミングは山本に劣る印象だ。先週も今日も自陣からの大塚のキックのほとんどが相手へのプレゼントキックだ。いずれも意図の見えないキックに見えた。あと結構ポカが多い印象だ。今日も78分、ゴール前で完全に数的優位を作った場面でのラストパスミス。。。帯に短し襷に長し。レスリーさんは本番でどちらをスターターに選ぶのだろうか。

・FB松田凜日の負傷:どのタイミングで負傷したのか分からなかったが、試合後、松葉杖をついていた。松田がFBに入れないと、今日のように大塚か山本がFBに入らざるを得ない。そうすると大塚/山本の2人SO体制が敷けなくなってしまう懸念がある。どうか軽傷で本番に間に合いますように!!

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◆ 良かった選手

・WTB香川メレ優愛ハヴィリ:2トライは勿論、両チームTOPの12キャリーと2回のラインブレイク。スピードは普通だが強さがあるので当たり負けしない。ようやく11番に決定力のある選手が現れた。

・FL長田いろは:タックル、キャリーなどプレーの全ての精度が高い。タックル成功数はサクラ15ダントツの15回を記録した。ディアンズもビックリのチャージしたボールをそのまま獲ってトライは最高。

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◆ 良かった点

・セットピース:今日もスクラム、ラインアウトは安定していた。ラインアウトディフェンスも良かった。ラインアウトモールも先週ほどの威力はなかったが、トライも獲れたし良かったと思う。

・60分のトライに至る一連の流れ:ハーフウェイライン付近で途中出場のLO櫻井綾乃がジャッカル。SO山本がタッチに蹴りだす。ラインアウトから外に展開。替わって入ったばかりCTB畑田がブレイク。素早く右大外のWTB松村美咲にパス。松村も1対1をかわして前進。中央に折り返し、PR永田とFL川村雅未も大きく前進。再度右に振り戻しNo.ジェニファもさらに前進。SH津久井から素早くSO山本に球出し。SO山本がWTB松村にフィン・ラッセルばりの美しい放物線を描くラストパス。。。これこそ自分が観たかったトライだ。これこそがサクラ15の理想とするトライだ。FWD/BACKSが一体となり、一人一人がゲインを切る。自然と優位なラックからテンポよく球出しする。相手ディフェンスラインが揃わないまま、どんどんフェーズを重ね、最後はWTBが仕留めきる。まだ暑さの残るスタンドで鳥肌が立った。
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国内最後のテストマッチ。ランキングは下とは言え、2個しか違わない相手に対して、先発メンバーを大きく入れ替えての2連勝は立派だ。色々気になった点は書かずにいられない性分なので書いたが、試合後の選手の晴れやかで嬉しそうな笑顔を見たら、細かいことは半分吹っ飛んだ。やっぱり秩父宮の前列で観戦すると色々感じる。スクラムでの気合、ラインアウトのリフターの表情、タックルで骨のぶつかる音。1プレーごとの声かけ。本当に皆、ものすごいことをしてるのだと、改めて畏敬の念を感じる。

W杯の目標はベスト8以上。なんとか怪我無く、1試合でも多くプレーして欲しいと今は祈るばかりだ。




7月26日


 𝟱,𝟮𝟰𝟰人


女子日本代表歴代最高の観客動員!!

あなたも...
あなたも...
そこのあなたも...

皆さんが歴史の目撃者であり、ヒストリーメイカーです。

暑い中現地に行かれた皆様、本当にお疲れ様でした。そしておめでとうございます。




7月27日

【理想のトライ】

昨日のスペイン戦でのトライ。
個人的にはここ最近で最高のトライでした。

「え?普通のトライじゃん」と思うかもしれませんが、このFWD/BACKSが一体となって前に出て、ラストWTBが仕留めるというのがなかなか出来なかったのです。

W杯本番でも沢山観れますように!




7月27日

ワーナー・ディアンズもビックリ!!




7月29日

ヒヤヒヤ、モヤモヤだらけ。

①浦安も竹内が海外挑戦するから退団を認めたと思うんだけど、こんなことになって両者が揉めないのかヒヤヒヤ

②日本代表で大活躍してる選手がこんな形でライバルチームに移籍するのを浦安ファンは激怒してないかヒヤヒヤ

③4人もタイトヘッドPRがいるのにサントリーが竹内を獲る意味が分からずモヤモヤ




7月29日

お盆休みに読む本達をポチリました。
飲みながら、本選んでる時間も楽しいんですよね。




7月31日

【8月の予定】

もうすぐ女子W杯が始まりますね。サクラ15は勿論、現4強(レッドローズ/カナダ/ブラックファーンズ/フランス)の試合は全部観る予定です。

TRCは南アフリカが大本命ですかね。

PNCでのフィジーの戦いぶりも要チェックですね。



LENNY'S RUGBY

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