2025年2月①


2月1日

6Ns 開幕戦
フランス 43 - 0 ウェールズ

フランスが攻めては7トライ、守ってはウェールズを完封し、開幕戦を完全勝利で飾った。立役者は2人の若者だろう。20歳のテオ・アティソグベと21歳のルイ・ビエル=ビアレの両WTBが前半に2トライずつを挙げる大活躍だった。ただ、その攻撃の中心はやっぱりデュポンだった。セブンズを経験して以来、デュポンはさらに凄みを増しているのを感じる。フランスのパーフェクトスタート!と言いたいところだったが、ヌタマックのレッドが余計だった。

それにしてもウェールズは弱い。一昔前のイタリアのようだ。観てて気の毒にすらなってきた。




2月1日

頑張れ、ウェールズ!




2月1日

リーグワン2024-25 Div.1
#6 静岡 14 - 33 サントリー

サントリーの今季ベストゲーム。今日のサントリー、とにかくディフェンスが良かった。スタッツ見たら今季No.1のタックル成功率90%だった。あとペナルティがわずか7だったのも良かった。特に前半、静岡最大の武器であるスクラムに対して負けなかったのが大きい。静岡の得点パターンを完全に封じ込めたのが勝因の1つだろうね。

個人的MVPはNo.8イオアネ、やっぱり最高だった。両チームトップのラインブレイクを記録した。この突破力を先発で活かさない手はないから、当分先発は続くだろうね。あとは相変わらずCTBプニヴァイが攻守に光っていた。ホッキングズと下川のタックルも良かった。両WTBも河瀬もあまり目立たないほど、今日は全体的にFWD陣の頑張りが大きかった。

サントリーはこれで波に乗れるはず。あとは松島とコルビが戻れば言うことないね。すでに祝杯あげてます。

静岡はスクラムが優位に立てず、あれだけ反則を繰り返したら厳しい。

-----
※参照スタッツ:RUGBYPASS




2月2日

リーグワン2024-25 Div.3
第5節終了時の観客数一覧

ご参考まで




2月2日

リーグワン2024-25 Div.1
第6節終了時の観客数一覧

ご参考まで




2月2日

モウンガ、どうした?

怪我の影響か?怪我をする前からか?自分だけかもしれないけど、モウンガが今季調子悪いように見える。あまりキックも飛ばないし、去年よりプレーが雑な感じがする。特に数値とかで比較したわけじゃないので、あくまで肌感覚なんだけど。。。

なんか悩み事とかあるのかな?
それでグレて金髪にしたのかな?←違う(笑)




2月2日

フェニックスは、特にCTB古田を筆頭にディフェンスが素晴らしかった。3連覇は立派の一言に尽きる。

両チーム、力の差は無かった。あったのは戦術の違いだけ。
キックも使って関東大会を戦ってきたフェニックスと、
キックを使わずとも関西大会を勝ててしまったPEARLS。

レベルの高い関東大会を制したフェニックスの3連覇。
実力差が明らかな関西大会で優勝したチームは全国では勝ててない。
そろそろ関東/関西で大会を分けてる弊害が出てるのではないだろうか?




2月3日

キックティを拾い上げる松永
続いて中尾に駆け寄る旧友たち
これぞリアルノーサイド




2月4日

6Ns #1
アイルランド vs イングランド

ようやく視聴。史上初の大会3連覇を目指すアイルランドが逆転でイングランドを撃破した。

マロ・イトジェ新キャプテンの下、前半はイングランドが優勢だった。イングランドのタックルにはキレがあり、空中戦も拮抗していた。初めてテストマッチでFLコンビを組む双子のカリー兄弟は、特に気合が入っていたように見えた。ベン・カリーは、常に若きSOサム・プレンダーガストの前に立ちはだかり、アイルランドのキッキングゲームを妨害した。

前半9分。イングランドのCTBオリー・ローレンスが中央に侵入し、SOマーカス・スミスが左に振り、CTBヘンリー・スレイドが美しいグラバーを放ち、初出場のWTBケイデン・マーリーが拾ってトライ。コンバージョンも決まり、0 - 7 とする。アイルランドは35分、WTBジェームズ・ロウがイングランドのSHアレックス・ミッチェルのタックルをかわし、左ライン際をブレイクすると、サポートしていたSHジャミソン・ギブソン=パークにラストパスを送り、5 - 7 とする。イングランドは、前半終了間際にPGを決め 5 - 10 と折り返す。

しかし、後半は前半とは対照的なゲームになった。51分、プレンダーガストの素早いパスを受けたアイルランドのCTBバンディー・アキが、3人のディフェンスをなぎ倒しトライゾーンになだれ込み、ARのホーリー・デビッドソンさんがサムアップ。同点に追いつく。前半、静けさに包まれていたアビバスタジアムが大歓声に包まれた。56分に、PGで 13 - 10 と逆転すると、アイルランドが勢いをさらに加速させた。64分にロウが綺麗に中央を切り裂き、LOタイグ・バーンにラストパス。さらに72分、大外のロウに美しい放物線を描いたHOダン・シーハンが、ロウからの折り返しを受けトライゾーンに手を伸ばし、27-10 と試合を決めた。

その後、イングランドは2本返したが、時すでに遅し。

-----
今年の 6Ns。個人的には何としてもフランスに優勝して欲しい。その為に最大のライバルであるアイルランドの試合をじっくり観たが、やっぱり強い。FWDとBACKSが高いレベルで融合している。例えばWTBのジェームス・ロウ。怪我明けだったので様子を見ながら起用するかと思ったら、先発でキレッキレだった。ラインブレイク「5」という凄まじいスタッツを記録してみせた。そして注目だったのが、まだまだ細くて、若き日のセクストンを彷彿とさせる、21歳のSOサム・プレンダーガスト。国際舞台の洗礼をイヤと言うほど浴びたようだが、動きは悪くなかったし、今後にも期待できる。何よりアイルランドの強さを感じたのが、選手層の厚さだ。HOダン・シーハン、PRキアン・ヒーリー、No.8ジャック・コナン、SHコナー・マレー、SOジャック・クロウリー、CTBロビー・ヘンショウなど。南アフリカ同様、チームを救うような働きが出来るリプレイスメントが揃っている。

第4節(3月8日)のフランスとの対戦が待ち遠しい。




2月5日

サントリー森川(笑)




2月5日

イケメン好きのそこのアナタへ

先日の 6Ns、イタリア戦でハットトリックを記録し、スコットランドにクッティッタ・カップをもたらしたのが、CTBヒュー・ジョーンズ(186cm / 102kg)。URC のグラスゴー・ウォリアーズ所属の31歳です。ご覧の通りのイケメンで、スコットランド女子に大人気です。

さっき嫁さんにも写真を見せたら
「本当はハリウッドスターかなんかでしょ、ラグビー選手がこんなにカッコイイわけないわよ」 と暴言を吐いてました(笑)(笑)(笑)。

良かったら注目してくださいネ。

試合のハイライト動画はこちら




2月7日

先週の試合前に「今考えられる、ほぼベストな布陣かと思う。」とツイートしたけど、その通りに『今季ベストなゲーム』だったサントリー。

今週はコルビが戻り「さらにベスト布陣だと思う。」ので『さらにベストなゲーム』をしてくれるはず。

足りないピースは残り1つだけになった。




2月7日

週末のお楽しみ(備忘録)




2月8日

リーグワン2024-25 Div.1 #7
神戸 29 - 31 サントリー

前半、サントリーが精度の高い継続的なアタックで、試合を完全に支配した。神戸はサントリーの攻撃に押され、前半だけで8つのペナルティを繰り返した。5 - 17 で前半終了。

後半開始早々、サントリーが1トライを追加し、5 - 22 となったところから、神戸の逆襲が始まった。サントリーが勝てない時は、特にラック周辺を突破されることが多いが、この試合の後半でもそれが目立ち始めた。加えて森川のスクラムコラプシング2発など、サントリーが反則を繰り返した。タッチキックからゴール前まで迫ってのトライや、最近絶好調のWTBアタアタ・モエアキオラの突破を起点に、神戸がトライを重ねる。29 - 31 でのラストワンプレー。後半出場のサントリーHO宮崎 達也が値千金のスティールを決め、試合終了。

----------
前半と後半は対照的な試合展開だった。先週タックル成功率が90%だったサントリーだったが、この試合は82%までダウンした。ただ苦しみながらも勝利を手に出来たのは、今後にとって大きいだろう。攻撃ではCTB中野 将伍が目立っていた。チームトップの13キャリーを記録した。先週、今週とどんどん調子を上げてきている。

神戸はサントリーの4本を上回る5本のトライを挙げるも、コンバージョンを2本しか決められなかったのは痛かった。逆に、強風の中で全てのコンバージョンとPG1本を沈めた髙本がPOMを受賞した。

しかし流血の多い試合だった。そういう意味でも死闘だった。

----------
※参照スタッツ:RUGBYPASS




2月8日

リーグワン2024-25 Div.1 #7
キヤノン 22 - 30 クボタ

19 - 8 とキヤノンリードで迎えた51分、クボタがボムスコッドを一挙5人投入した。ここからクボタがペースを握り始め、WTBハラトア・ヴァイレアの2本(後半開始早々の1本と合わせ、後半だけでハットトリック)とCTBリカス・プレトリアスのトライで、一気に逆転し、突き放した。ヴァイレアは強風で難しい角度の中、コンバージョンも2本決めるなど大車輪の活躍だった。

それにしてもクボタのボムスコッドは強力だ。HOマルコム・マークスを筆頭に、PR海士広大、オペティ・ヘル、LOルアン・ボタ、FLトゥパフィナウ。いずれの選手もチームに勢いをつけてくれる。強力なスクラムでペナルティを誘い、相手陣に入ればFWD陣が中央をゴリゴリ推進し、最後は大外のバックスで仕留める。この戦略は相手チームも分かってるはずだが、なかなか止められない。ちなみに先発のHO江良 颯、PR紙森 陽太、為房 慶次朗とボムスコッドを合わせたフロントロー6人衆は、恐らくリーグワンNo.1だろう。

キヤノンは前半リードしながらも、後半セットプレーやFWD戦で後手にまわり、要所でのハンドリングエラーも重なり、徐々に失速した。最終局面でも守り切れず逆転を喫した。こういう試合を勝ちきれない限りは、チームとしてなかなか次のステージには上がれないだろう。今日はデクラークの調子が今一つだったように見えた。特にヴァイレアに吹っ飛ばされてトライを許した後、再び同じような局面でタックルにすら行かなかったのは見損なった。




2月8日

浦安、初勝利おめでとう
お客さん、沢山入ってましたね。




2月9日

終わった。。。




2月9日

リーグワン2024-25 Div.1 #7
パナソニック 28 - 28 東芝

強くて激しい接点。

多角的な攻撃ラインと素早いディフェンスライン。

前がかりのディフェンスの裏へのキックと、それに対応する素早いカバーリング。

強風の中、レベルの高いキックとキック処理。

誰もサボらないチェイス。

50:22を阻止する絶妙なカバー。

トライを防ぐ値千金のスティール。

前半、全ての局面での両チームのレベルの高さを痛感する。トライは1本ずつ。PGの差でパナが 16 - 7 とリードで前半終了。

後半開始早々、パナの23フェーズの猛攻を、東芝が自陣ゴール前でしのぐ。数分後、パナの7フェーズの攻撃を、再び東芝が自陣ゴール前でしのぐ。さらに数分後、パナの11フェーズの攻撃を、三度東芝が自陣ゴール前でしのぐ。

都合30フェーズ以上のパナの攻撃をペナルティ無しで守りきった東芝。試合の流れがカチっと変わる音が聞こえた気がした。

残り30分。両チームとも、いつもより確実に疲弊している。つまり、ここまでは『ラグビー』で、ここからが『勝負』だ。

48分、東芝のラインアウトがスティールされかけるも、こぼれ球が東芝に入る。この試合の流れを、この男が見逃すはずはない。SOリッチー・モウンガが綺麗にラインブレイクし、パナのゴールに迫る。ラストは、さっきのパナの合計31フェーズ目の攻撃をスティールしたCTBセタ・タマニバルが豪快にダイブする。ラグビーの神様は見ている。これで 16 - 14。

流れが東芝に傾く。WTBジョネ・ナイカブラと控えHO橋本 大吾が大きくゲインし、パナゴールに近づく。続く波状攻撃にパナがたまらずシンビン。さほど難しくないPGだったが、東芝がこれを外す。これで流れがパナに移りそうなところ、タマニバルのブレイクからナイカブラの個人技でトライ、かと思ったが、タマニバルのハンドオフがアンラッキーなペナルティの判定でトライ取り消し。これで流れがパナに移る。

63分、ゴール前からWTB竹山 晃暉が抜け出しフィニッシュ。これで 23 - 14。数的不利をものともしないパナの底力を痛感する。

パナのシンビンが明けるまであと数分。ただ、やはりこの男は見逃さない。パナがラッシュディフェンスをかけてきた瞬間、モウンガが空いたスペースにキックパス。これにWTB森 勇登が反応し、そのままグラウンディング。これで 23 - 21。

いよいよゲームが分からなくなる。70分、東芝のFB松永 拓朗が、パナの一瞬のディフェンスギャップを突き大きくゲイン。サポートしていた森、ナイカブラとボールが渡りトライ。難しい角度を松永が決めて、23 - 28。

勿論、パナも諦めない。75分、敵陣ゴール前スクラム。スタジアムから、悲鳴に似た歓声が聞こえる。大外への難しいパスを竹山がキャッチし、得意のジャンピングトライ。自らがコンバージョンを狙うも、惜しくも外れ 28 - 28。

そこから8分間、目まぐるしく攻守が入れ替わるも、両チーム得点には至らずにノーサイド。

----------
間違いなく今シーズンNo.1の試合。こんなにレベルが高く、試合展開も面白かった試合は、近年でもなかなか記憶にない。サトケンも、さぞ衝撃を受けたことだろう(笑)。

両チームで印象に残った選手を挙げるとキリがないくらい、両チームの全員が良かった。自分は普段、部屋でビールを飲みながら観戦しているのだが、気が付けば後半、ビールを一口も口にしていなかった。正に瞬き厳禁の試合。

リーグワンのレベルを一段引き上げてくれた両チームには、感謝と敬意しかない。




2月10日

リーグワン2024-25 Div.1 #7
三菱重工 44 - 40 トヨタ

W杯優勝監督と準優勝監督コンビ、強豪国の代表クラス、日本代表、大学のトップ選手を集めても、勝てない。理由は簡単で、ラグビーはチームスポーツだから。チームとしての確固たる礎や戦術があり、その上でチームとしてまとまらない限り、勝てるものも勝てない。トヨタはリーグワンになってから、一度もプレーオフにすら出場できていない上に、毎年順位を落としている。そろそろフロントが覚悟を決めて、本気で数年後を見据えた補強方針、戦術、チーム作りに切り替えないといけない時期に来ていないだろうか。

例えば、この試合のCTBジョセフ・マヌが象徴的だ。マヌはリーグ(13人制)のスター選手。後半、トライを2本獲ったものの、前半で少なくとも2本はマヌの致命的なタックルミスで、三菱重工のトライの原因を作っている。当たり前だが、バックス陣のディフェンスも重要だ。プロレベルの15人制の経験が無い選手が、15人制のバックスのディフェンスコミュニケーション、ポジショニング、カバーリングなどを容易にこなせるとは到底思えない。攻撃力に免じて守備は目をつむるのか。チーム作りの優先順位として、果たしてそれで正しいのか。。。

そしてこの試合、攻守に渡り圧倒的な活躍を見せPOMを受賞したのが、トヨタから移籍した吉田 杏というのが、なんとも皮肉な話だ。




2月10日

リーグワン2024-25 Div.2
第5節終了時の観客数一覧

ご参考まで。




2月10日

リーグワン2024-25 Div.1
第7節終了時の観客数一覧

ご参考まで。




2月13日

週末のお楽しみ(備忘録)




2月13日

今季のSUPER RUGBY PASIFIC。個人的に、色んな意味で注目しているのが、ジェイミー・ジョセフのハイランダーズ指揮官復帰だ。




2月13日

東芝がほぼほぼベストメンバーなのに対して、マクマーンとイオアネがいないのは痛すぎる。堀越もいないので、代わりのメンバーに頑張ってもらうしかないけど、個人的には苦戦を強いられる気がする。それにしても松島はいつになったら出れるのかね。あとコルビ、いつになったら高い給料に見合う働きをしてくれるのだろうか。




2月15日

リーグワン2024-25 Div.1 #8
東芝 43 - 33 サントリー

今日は友人らと現地観戦後、普段交流のあるフォロワーさんたちと飲み会。サントリーファンも東芝ファンもいるので、めっちゃ盛り上がった。今日はツイートは後でいいやと飲んでたところ、フォロワーさん達にはやしたてられツイートすることに。ちなみに自分の試合中のメモを皆に見せたところ、あまりの細かさに、フォロワーさん全員引いてました(笑)。

----------
サントリーが試合開始からフルスロットルで連続攻撃をしかけた。復調著しいCTB中野(怪我が早く良くなりますように)、成長著しいFB河瀬らがどんどん前に出る。そして東芝の危険なタックルでゴール前までキック、ラインアウトモールで前に出る。モールからのボールを最後は大外に移動していたPR小林がグラウンディングするも、ノッコン(ノックフォワードは個人的にしっくりこないので(笑))。しかし東芝のキック再開のボールをまたまた中野が突進し、東芝がノットロールアウェイ。SO髙本がこれを沈め 0 - 3。

6分、東芝のキックオフをキャッチしたサントリーがHOマフィを中央から突っ込ませるが、待ち構えてた東芝No.8リーチにボールをもぎ取られる。その後FL佐々木らが突進し、最後はFLフリゼルのHIAで代わったばかりのFL徳永がタックルを振り切ってグラウンディング。これで 5 - 3 と逆転。たらればにしか過ぎないけど、サントリーはもっとあっさり外に蹴り出して陣地を戻したほうが良かったかもしれない。

しかし10分、サントリーSH流が東芝のディフェンスの裏に見事なボックスキック。これに反応したWTB尾崎兄がサポートしていたNo.8箸本にラストパス。これで 5 - 8 と再逆転。

15分には大外にいつの間にかオーバーラップを作った東芝がWTBナイカブラのほぼ個人技で 12 - 8 と再々逆転。気のせいかもしれないけど、直前のWTB尾崎弟のポジショニングが良くなかったように見えた。

20分、この試合初めてのスクラム。ボールが動き続けるめっちゃ楽しい試合。

さらに22分、東芝スクラムからSH杉山が右に流れ、ギリギリのところでFB松永にパス。大きくゲインした松永がサポートしていたナイカブラにラストパス。これで 19 - 8。この時も尾崎弟のカバーリング判断がイマイチだったように見えた。普段はCTBの方が多い尾崎弟は、ライン際のディフェンスに課題を残したような気がする。

これ以上離されたくないサントリーは28分、ゴール前まで攻め込むと、けがで退いた中野に代わった仁熊がもの凄いスピードで走り込み、そのままトライ。32分には、東芝ボールのスクラムをサントリーが反則を奪う。アノ人の雄叫びが場内にこだまし、カキ女の黄色い悲鳴が上がる(笑)。サントリーが 19 - 18 と1点差に迫る。

34分、キックテニスから東芝CTBトンプソンがラインブレイクする。10フェーズ以上重ねた後に、SOモウンガから松永ラストパスをもらい 24 - 18 とリードを広げる。

37分、またまた松永のラインブレイクをきっかけに東芝が波状攻撃を繰り広げ、ラストは大外のナイカブラにモウンガから美しい放物線のラストパス。。。に見えたがこれがわずかにスローフォワード。

前半ラストワンプレー。相手ゴール前でもらったペナルティ。普通はPGを選択すると思うが、ここで東芝がどういう選択をするか、自分はリーチに注目していた。モウンガと目を合わせたリーチは、顔(顎)を前に振ってスクラムを選択した(ように見えた)。結局最後はモウンガが持ち出しそのままトライ。難しい角度を松永が決めて 31 - 18 と東芝リードで前半終了。

後半早々もモウンガ、CTBタマニバル、トンプソン、ナイカブラらを中心に東芝が前に出続ける。ただ10数フェーズの途中でサントリーのマフィがグラウンドに倒れこみ、試合が止まる。再開直後の東芝スクラムで東芝がアーリーエンゲージ。前半、タックルミスが目立ったサントリー。東芝の猛攻をしのぎ、これで流れが変わった気がした。

45分、ピッチ中央付近のサントリーボールスクラム。箸本の突破から、右に流れ、髙本が仁熊に見事な内返し。仁熊はギリギリのところで河瀬にパス。河瀬が疾風のように右ライン際を走る。河瀬はゴール直前、内側に少し入ったように見えた。リコー戦のラストプレーの反省が見事に活かされている。これで 31 - 23。

48分、サントリーがマイボールスクラムで反則をもぎとる。ゴール前ラインアウトから、ボールをもらったFLケインが絶妙のタイミングでCTBプニヴァイにラストパス。ほれぼれするような美しいトライだった。これで 31 - 30 と再び1点差に迫る。

そこから約20分。試合は膠着するが、それを文字通りブチ破ったのは、東芝のトンプソンだった。モウンガからLOピアスへのパスが少し緩くなったところへ、プニヴァイが猛然と詰めてきたが、トップスピードで走りこんできたトンプソンへピアスが紙一重のタイミングでパス。トンプソンは勢いそのまま中央へグラウンディング。少し話は逸れるが、トンプソンもトヨタから移籍してきた選手。先週の三菱重工の吉田 杏と言い、トヨタのフロントのセンスが改めて浮き彫りになる。この時の場内の歓声が一番大きかった気がする。これで 38 - 30。

73分、サントリーがPGを返したが、76分、ラインアウトモールから東芝が伝統とプライドを乗せてラインアウトモールトライ。これで勝負あった。

府中ダービーの名勝負の歴史に、また新たな1ページを刻んでくれた。

----------
やっぱり東芝は強かった。今日の東芝は、オフロードでのボールの繋ぎ、決定力のあるランナーと、何より攻撃力が素晴らしかった。イエロー2枚で、サントリーよりも苦しい時間帯が多かったのに、勝負所できっちりと得点するあたりは、さすがは王者だ。先週、今週とモウンガが復調してきたことも要因の1つであろう。

サントリーは、前半のチームとしてのタックルの精度が低すぎた。スタッツを見たらわずか75%だった。ただ後半だけなら89%と見事に修正できたのは、今後に向けて良かった点であろう。あと、ペナルティをもらった後のタッチキックが何本か外に出なかったり、自陣からの脱出方法にも少し課題が残った気がした。

ただ総じてサントリーは良い試合をしたと思う。特に普段出番の少ない、アレックス・マフィ、宮崎 達也の両HO、FLサム・ケイン、No.8箸本 龍雅、23番仁熊 秀斗。全員動きが良かった。ケインも箸本も両チーム通じて2位の18タックルを決めていた(1位は超人LOハリー・ホッキングスの24!)。2人ともランも良かった。仁熊も良かった。是非先発WTBとして使ってほしい。

何より、先週パナソニックと歴史的な名勝負を繰り広げたベストメンバーの東芝相手に、このメンバーで、これだけの試合ができたのは大きいと思う。メンバーが色々変わっても、サントリーのスクラムもラインアウトも完璧だった。これまで試合の後半に控えメンバーが入っても、あまり大きなインパクトを残せた印象は無かったが、上記の5選手などが、これだけのパフォーマンスをしてくれたのは、まだまだ長いシーズン、チームとしては貴重な底上げであり、大きな収穫になったと思う。

そして攻撃も良かった。圧倒的な守備力を誇る東芝のタックル成功率が、サントリーより1%低い、わずか81%だったことがそれを物語っている。接点無双を誇る東芝相手に、かなりゲインも切れていた。また対東芝にはハイパントが有効であることも分かったと思う。

----------
さぁ、そろそろお会計の時間だ。

※参照スタッツ:RUGBYPASS


2月15日

東芝のスクラムコールの呼び方

ひらがなだとなんかカワイイ
3人目の「・」もとっても素敵




2月15日

クボタのボムスコッド with えどりく

じゃあ一体前半何点リードしてれば良いんですか?(笑)



Lennyの#ラグビー豆知識

Lennyの#ラグビー豆知識