リーグワンの新制度「カテゴリーA1/A2分け」に関する説明を受けて


2026年5月1日

新カテゴリー区分が“差別的”は「完全な誤解」とリーグワン
国籍ではなく所属協会主義、義務教育6年以上は独自規定も「ホーム・グロウン」を重視




新制度について神戸のデイブ・レニーHCはHCとしての立場がありながら、忖度の多いラグビーメディアに替わって、この件で自ら発信してくれました。

「選手に対しての思いがある。誰かがしゃべらないと、誰も触れないかも知れない。再検討するのに遅いということはない」



昨日のリーグワンの玉塚理事長と東海林専務理事の会見。選手たちの声、レニーさんの意見、世論の反対意見などを受けて、流石になんらかの経過措置(既得権益を尊重していままでの選手は新制度適用無し・新制度はこれからの選手たちから適用など)や緩和策(対象キャップ数30の減少(義務教育年数は論外!)など)が発表されると期待していました。

それが蓋を開けたら、理事長は自らの発言を受けて「それは誤解です」って政治家かよ!!
そして「法的には差別ではありません」って、みんなが差別だと思ってたら現実的にそれは差別なんだよ、バーカ!!
どうせ裏で大学ラグビーのお偉いさんやどっかのチームのお偉いさんに何か言われてるだけなんじゃねえのか?



こんな愚の骨頂共には何を言っても変わりませんので、実際問題として東京地裁や公正取引委員会の決定に期待するしかありません。

まずは今年の夏頃までには、地裁による仮処分の決定が出る可能性があります。これにより来季の選手登録がどうなるか、一旦の方向性が見えるかもしれません。もし裁判所が選手側の訴えを認めれば、リーグに対して一時的に「新制度の適用禁止」などを命じることになり、比較的早い段階で動きが出ると予想されます。

そして公正取引委員会への申告は、事案の複雑さにもよりますが、慎重な手続きが必要なため時間がかかります。4月20日に申告が行われたばかりですので、公取委が本格的な調査(立ち入り検査など)に乗り出すかどうか、その判断が出るまでにも一定の時間を要すると考えられます。恐らく今年の後半には決着つくかもしれませんので、違反が認定されれば、リーグは根本的な制度の見直しを迫られます。ただ2026-27シーズン開幕までに決着がつかない場合は、前代未聞のぐっちゃぐちゃの大混乱の中でシーズンが始まる恐れもあります。



海外と比較しても仕方ありませんが、海外であればこんな愚策が発表された時点でメディアから袋叩きにあって、リーグ側はひっこめざるを得なくなっているところだったと思います。本件に関して、事実はそのまま報道するにせよ、デイブ・レニーさんのように協会に忖度せずに自分たちの意見を書く勇気あるメディアもほとんど無いことでしょう。日本における真のラグビージャーナリズムの不在を痛感します。