643 真のラガーマン - 大阪桐蔭・手崎主将
2025年1月5日
全国高校ラグビー準決勝
桐蔭学園 vs 大阪桐蔭
試合終了の瞬間、仲間たちや勝った桐蔭学園ですら泣き崩れる中、大阪桐蔭の手崎主将は誰よりも先にレフリーの元に向かい、これ以上ないくらい深々とお辞儀をして握手を交わした。続く表彰式でも、まず桐蔭学園に深々とお辞儀をし、その後も、何度も深々と頭を下げた。その間の表情は、堂々と凛々しく毅然としていた。
王者・桐蔭学園をあと一歩まで、いやあと半歩まで追い詰めながらのロスタイムでの逆転負け。主将として、選手として、悔しくて、泣きたくて仕方なかっただろう。それが証拠にセレモニーが終わると、我慢していた感情が堰を切ったように人目も憚らず号泣していた。
恐らく誰に教わるでもなく、手崎主将は、ラグビー憲章の核となる価値観を、自ずと身に着けてるのであろう。高校生ながら真のラガーマンとして尊敬する。