617 リーグワン2024-25 全26チーム平均観客動員数ランキング
2025年5月11日
上が今季、下が昨季です。
※昨季比は小数点以下で四捨五入してます。
なかなか考察しがいのあるデータになりましたので、よろしければ皆さんで考察してみてください。ただあくまで個人調べですので、ご参考程度に。


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ちなみに今シーズンの観客数についての個人的見解は以下の通りです。
1. そもそも論
2023-24はW杯直後のシーズンだったために特に多かっただけで、そもそも今季の観客数が本来の数字なのかもしれません。
2. リーグの認知度不足とマーケティングの課題
リーグワンは2022年に発足した新しいリーグであり、一般層への認知度がまだまだ十分とは言えないと思います。「リーグワン」という名称や、分かりづらいチーム名やチーム略称、外国人選手の多さ、J SPORTSのみの放映など、ライトファンにとって親しみにくい要因となっている気がします。
3. 地域密着型の集客戦略の未成熟
リーグワンでは、各チームが試合の興行権を持ち、地域密着型の運営を目指していますが、地域との連携やファンコミュニティの形成がまだ十分に進んでいないチームもあると思います。地元に自前のホームスタジアムが確立、固定されていないため、お客さんが通いづらいのも一因かもしれません。ただパナソニックはあれだけ強くて、人気があって、地元に綺麗なスタジアムがあるのに、あの程度の集客ですから、地域密着という面においてはまだ不十分なのかもしれません。東京から来るお客さんの数は限られてますからね。
4. スタジアム改修によるアクセスの悪化
今シーズンは、駒沢陸上競技場や瑞穂ラグビー場など、従来使用されていた都市部のスタジアムが改修のため使用できず、代替として福島や山梨などの地方スタジアムが使用されています。これにより、都市部からのアクセスが悪化し、観客動員に影響を及ぼしているのかもしれません。
5. 冬季開催による寒さと天候の影響
リーグワンは12月から2月の寒冷期に試合が集中していて、特に1月中旬から下旬の「大寒」の時期は観戦環境が厳しくなります。例えば、1月4日に福島県のJヴィレッジで行われた浦安対横浜戦では、雪が舞う中での開催となり、観客数はわずか1,455人でした。これは昔から言われてることですが、寒さや天候不順は特に高齢者や小さな子ども連れの観客にとって大きな障壁となっていると思います。
おまけ:嫁さんは「スタジアムのグルメが充実していない」と言ってました(笑)。
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こんな感じの要因が複合的に影響して、今シーズンの観客数に繋がっているのだと思います。


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