363 競技規則の条文改正


2022年12月28日

11月の「Shape of the Game」会議の結果を受けWRより競技規則適用のガイドラインが通達されました(日本協会からも12.26通達済)

適用は来年1月1日からなので2日の大学選手権準決勝に影響ありそうです

日本語訳が未アップだったので原文を訳してみました
あくまでご参考まで



【試合のスピードアップ】

◆ 競技規則8.8d:コンバージョン
トライが与えられてから90秒以内に蹴らなければならない
罰則:キックは無効

◆ 競技規則8条21項:ペナルティゴール
ペナルティが与えられてから60秒以内に蹴らなければならない
罰則:キックは無効、相手チームのスクラム

◆ 競技規則9条7項
プレーヤーは時間を浪費してはならない
罰則:フリーキック

◆ 競技規則18条12項:ラインアウト
遅延なくラインアウトを形成しなければならない
罰則:フリーキック

◆ 競技規則19条4:スクラム
スクラムの位置が示されてから30秒以内にスクラムを形成する準備をしなければならない
罰則…フリーキック



【TMO】

マッチオフィシャルは、TMOのプロセスは、明確で明白な違反がフィールド上で処理されることを確認するためのものであることに留意されたい。レフリーを中心としたマッチオフィシャルチームは、より迅速な判定を心がけ、必要でない場合はリプレイを制限すべきである。



その他、以下の改定があるようですが、詳細は省略します。

・給水係の介入回数
・選手のネガティブな行為に対するペナルティ
・地面に手をついている選手へのペナルティ
・意図的なノックオンの明確化

Lennyの#ラグビー豆知識

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