9月


① トヨタがデュトイ獲得

トヨタが、南アフリカ代表のピーター=ステフ・デュトイを獲得した。かねてからトヨタ入りの噂はあったが、9月6日に公式発表となった。

身長200cm、体重116kgのデュトイはロックでもプレーできるが、南ア代表58キャップのうちの多くはブラインドサイドフランカーとして天性の運動能力を発揮してきた。高いワークレートで、疲れ知らずのハードタックラー。ラインアウトでも相手の脅威となる。南ア代表主将に選ばれたこともあり、リーダーシップへの評価も高い。

自分が世界で一番好きな選手、(サントリーの次に)トヨタも応援するぞ~!





② オーストラリア代表が南アフリカ代表倒す

南アフリカ代表が、コロナ禍で2年ぶりの参戦となったザ・ラグビーチャンピオンシップ(南半球4か国対抗戦)で初黒星を喫した。倒したのは、当時世界ランキング7位のオーストラリア代表だった。

コロナの影響により、第3節からオーストラリアのクイーンズランド州で集中開催となった今大会。両チームは9月12日、ゴールドコーストのシーバス・スーパー・スタジアムでおこなわれたダブルヘッダーの2試合目で激突し、残り時間20秒を切ったところで、オーストラリアのFWが敵陣10メートルライン付近のスクラムでプレッシャーをかけて相手の反則を引き出し、土壇場でチャンス到来。マイケル・フーパーがショットを選択すると、電撃的な代表復帰を果たしたSOクウェイド・クーパーが40メートル以上離れた距離から見事にPGを決め、オーストラリアが 28-26 と逆転勝ちした。

若い頃、ニュージーランドの聖域とも言えるリッチー・マコウの頭を小突いたり、ブレイクダウンでマコウの顔を膝蹴りしたりして、ニュージーランド出身でありながら最もニュージーランド人に毛嫌いされていたクーパー。2011RWCでは、出場するたびにブーイングの嵐を受けていたクーパー。そんな悪童が大人になって帰ってきて再び(良い方の)伝説を作ってくれた。

嬉しかったぞ~!





③ 冨田真紀子がロンスに移籍

フランスの『ロンス・ラグビー・フェミナン・ベアーン・ピレネー』(以下、ロンス)でプレーする冨田真紀子が現地に到着し、9月21日に入団会見が開かれた。

会見には冨田真紀子の他に、ロンスのジャン=フランソワ・ロンバール会長、、ニコラ・パトリアルシュ市長などが出席した。

ロンスのロンバール会長は、冨田をリクルートした動機を、こう話した。

「彼女が代表経験のあるBKだということ。また、このチームはアマチュアクラブなので、選手としてだけでなく人間同士、新しい交流ができるということも動機になった。彼女の経験をチームのために活かしてもらいたいし、フィジカルでチームのBKラインを強化してもらいたい。また、我々とは異なるプレーに対するビジョンをもたらしてくれることを期待しています。」

活躍、期待してるぞ~!



Lennyの#ラグビー豆知識

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