4月
① 天理大卒ルーキー3人が『最速』デビュー!
トップリーグ、トップチャレンジリーグでは4月から2021年度加入選手の出場が解禁となったが、直後の4月3日、4日には天理大卒のルーキー3人が即デビューを果たす。1年時から天理大の先発メンバーに名を連ね、昨季の全国大学選手権で同校を悲願の初優勝に導いたCTBシオサイア・フィフィタ、SH藤原忍、SO松永拓朗が揃って出場した。
みんな頑張れ~!
② 近鉄がサニックス倒す
2018年に降格して以来、国内2部のトップチャレンジリーグで雌伏していた近鉄ライナーズが、トップリーグの宗像サニックスブルース(レッドカンファレンス8位)を倒した。4月18日、出場権が与えられた「トップリーグ2021 プレーオフトーナメント」の1回戦で対戦し、31-21 で熱闘を制した。
近鉄、Div.1で待ってるぞ~!
③ 五郎丸が最後出場せずに引退
トップリーグはプレーオフトーナメントの2回戦が4月24日から始まり、クボタスピアーズ(レッドカンファレンス3位)とヤマハ発動機ジュビロ(ホワイトカンファレンス6位)が対戦、クボタが 46-12 と快勝しベスト8入りした。
今季限りで引退することを表明していたヤマハの五郎丸は、この試合のメンバーには入らず、最後はプレーすることなく選手としてのキャリアを終えることとなった。
お疲れ様でした。ありがと~!
④ 北川が引退
日野レッドドルフィンズは、トップリーグプレーオフ2回戦でトヨタに 29-49 で敗れ、シーズンの戦いを終えた。2月に40歳になったLO北川俊澄(きたがわ・としずみ)にとっては、小5から始めたラグビーの現役最後の試合ともなった。
北川はトップリーグの始まった2003年度にトヨタに入社。16シーズンを過ごした後、2019年度、系列会社の日野自動車に出向の形で籍を移した。
「16年、一つのチームでプレーした後、新しいチームにいくのは難しかった。ゼロから始めた。温かく迎えてくれた日野の皆さんには感謝しかない」
他に例を見ない体験をそう振り返る。それでも身体を張り、チームの土台となるプレーをすることで、不可欠な存在になっていった。
日本代表キャップ43、どんな試合でも骨を惜しまず働いたLOは、自分のチームにも、古巣にもきっちりと恩返しをして、笑顔でラストゲームを終えた。
お疲れ様でした。ありがと~!
⑤ アサヒビールが2023ワールドカップのWWPに決定
アサヒビール株式会社は4月27日にオンライン記者会見を開き、アジアの企業としては初となる、ワールドカップ2023フランス大会の「ワールドワイド・パートナー(WWP)」となることを発表した。
「WWP」はラグビーワールドカップにおける最高位のスポンサーと位置付けられており、アサヒビールはビールをはじめとするアルコール飲料やアルコールテイスト飲料カテゴリーでは、ハイネケンに代わって唯一のWWPとなる。
またラグビーワールドカップと同じ1987年に誕生した、『アサヒスーパードライ』が大会のオフィシャルビールになることも決まった。契約期間は2021年4月27日から2023年12月31日まで。
スーパードライ、たくさん飲むぞ~!
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