096 ロビー・ディーンズ監督語録


トップリーグラストイヤーの王者になり

今日の勝利を非常に嬉しく思います。若い2人の10番の選手を誇りに思います。TLの歴史で2人の若い10番がタイトル勝ち取ったのは初めてではないでしょうか。



監督やヘッドコーチも、物事を学び続けなければいけません。常に先を見ながら何が大事なのかを考えて、行動していくことが大切です。『先のことを見越して手を打つ』これが私のセオリーです。



スポーツには政治はない。



コーチの仕事は、選手が自分たちで考え、答えを見つけることを手伝うこと。



人があって方法があり、方法があって人がある。



一番重要なのはテクニックです。どんなに体格が大きくても、優れたテクニックにはかないません。テクニックを持っている選手のほうが上なのです。



日本代表が南アフリカ代表に勝ち、ウェールズと接戦し、フランス代表と引き分ける。なぜこんなことができるようになったのか。答えはトップリーグなのです。



最後に負けたからといって、そのシーズンのすべてが否定されることはありません。



チャンスは相手が持ってくる。



今日、選手はたくさんサインをしましたが、それは皆さんとの契約です。



相手の分析よりも、自分たちのゲームをやり切ることです。それでどこまでいけるかを知ること。やがて自分たちの限界もわかってくる。そうすれば必然的に相手がどうしかけてくるかもわかるのです。



大切なのは【バランス】です。ラグビーだけではなく、人生においても。スキルのバランス、判断のバランス。



変化することのみが、唯一の不変である。



いいチームは一夜では作れない。段階を重ねることが必要です。



究極の目的は全選手の成長。そのためにものすごい量のコミュニケーションが必要。



ラグビーは金銭やタレントと別な純粋な要素で占められていると言えます。チームは人と人との繋がりを大事にしなくてはいけない。チームワークがなければ、勝てない。



私がやろうとしたことは、監督・コーチが必要なくなる状況を作り出すこと。選手たちが自分で考え、自分たちで答えを見いだせるような、そんな選手たちを作り出せるチームにしたかったんです。チームが継続して成長していくために、全てのチームに関わる人を成長させるということを常に考え、その中で伸びしろある選手たちをさらに成長させていくことが大事だと考えています。



『ラグビー=ワイルドナイツ』とイメージしてもらえるチームを目指しています。『ラグビー=熊谷』と言ってもらえるような場所になることを期待しています。



運動量や身体の大きさは、トップレベルでは差が出てきません。差が出るのは、仕事の質や判断力です。



もうそのレベルにあるとは言わないまでも、TLはSRに近いレベルに来ている。



チームが誰かに頼らなくてはならない状況となった時、頼るべき人間、それは稲垣です。



福岡堅樹を評して

彼は人間に限界がないと証明している。



山沢拓也を評して

山沢は誰も真似できないプレーをしてくれる。



ロビーさんから引き継いだ選手は誰ですか?と問われた時

アンドリュー・マーテンズ、ダン・カーター、ベン・ブレアー、山沢拓也。




Lennyの#ラグビー豆知識

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