093 語録 - 沢木 敬介
2006年、現役時代のインタビューより
思ったことは言う。言えなくなったら辞める。
2015年ワールドカップ南ア戦、コードネーム【府中12内】※1:をエディーさんの反対を押し切り沢木さんが採用したことを聞かれ
コーチとして、チームのためにイエスマンになる必要はない。自分の意見をしっかりと言って、いいディスカッションをしただけです。
※1:68分のBKムーブからの五郎丸のトライを生んだ沢木さん考案の伝説のサインプレイ
【府中12】の２つのバリエーション内と外の1つ
2018年、前半リードもイングランドに敗戦した日本代表に
しっかり勝たないと。善戦ではダメなんで。
2019年発行、Number Plusラグビーワールドカップ2019 桜の証言より
ずっと好調を持続するということは難しい。むしろ停滞する時期がないと、チームとしての完成度は上がらない。
2019年ワールドカップロシア戦、ロシアの思いがけない好プレイの後
沢木さん「ロシア結構準備してきてますよ、まぁ当たり前ですけどね、あははは。」
矢野アナ「そうですねぇ、ワールドカップですからねぇ。（苦笑）」
2019年ワールドカップロシア戦、前半の松島の幻のトライがTMOにかけられてる時
沢木さん「スローで観ると大体離れて見えるけど、これトライでしょ。」
矢野アナ「。。。」
2019年ワールドカップロシア戦、田村の短いキックが相手に直接渡ってしまって
矢野アナ「ちょっと弱気だったですか？」
沢木さん「ふふふ。」
矢野アナ「沢木さんの『ふふふ』が出ました。（苦笑）」
2019年ワールドカップスコットランド戦、沢木さんの慧眼
これチャンス！
※この言葉の直後のフェーズで、本当に稲垣と福岡の２つのトライが生まれた
2019年ワールドカップスコットランド戦、福岡の独走トライの後
矢野アナ「止まらない！止まらない！止まる訳がない！」
沢木さん「あははは。」
2019年ワールドカップスコットランド戦、歴史的勝利の後
はははは、いやぁ～、フツーに勝ちましたね、フツーに勝った、強い！
2020年、NU CATCH-UPインタビューより
記者 「ラグビーから得たものは？」
沢木さん「ラグビーからしか得てないですね（笑）」
記者 「学生にメッセージを」
沢木さん「人間は居心地のいい空間を求めがちですが、それでは成長できない。失敗を恐れず困難なことに常にチャレンジしてほしい。人生は１回だけ。行動を起こさなければ何も変わらない。」
2021年、キヤノン新監督に就任後
キヤノンという組織とそこに属している全員がチームを愛さないといけない。
2021年、TL第2節 神戸に大敗後
コンタクトが嫌いなら、違うスポーツをやればいい。
2021年アイルランド戦、惜しくもスローフォワードでトライ取消後
でも今のは芸術点が高いのでトライです。
2021年アイルランド戦、左タッチライン際にできたポイントでの田村のプレイを観て
（珍しく驚きながら）まさかの優のピックアンドゴーが。。。
2021年アイルランド戦、キヤノンのHO庭井に出場機会が無かったことについて
長谷川慎コーチに文句言っときます。
2017年発行の著書【ハングリーな組織だけが成功を生む】より
学ぶことをやめたら教えることをやめなければならない。
じゃあ、おまえは自分が考えたサントリー・スピリッツを、本当にプライドを持ってやり通したのか？
2017年、某インタビューより：自身の現役時代の強みを問われ
タックルもスキル（技術）ですが、コミュニケーションも実はスキルなんです。一番大事なスキルだと言ってもいいでしょう。
2017年、某インタビューより
ディフェンスが進化し、ボールキープが前提でFWとBK一体となって陣形を作るアタック・シェイプという戦術が通用しなくなってきた状況を振り返り
シェイプは終わると思っていました。
2017年、サントリー、トップリーグ15戦全勝優勝後
記者 「優勝を決めたなか、まだ緊張感を保っているように映りますが？」
沢木さん「僕が『イエーイ』と言っていてもしょうがない。でも、そんな嬉しくないようにしているわけでもなく、僕は、喜んでいるつもりですけども、はい。」
2017年、サントリー、日本選手権優勝後
記者 「選手たちに一言。」
沢木さん「明日も練習です。」
2019年ワールドカップ日本対ロシア戦、キック処理のミスから先制トライを奪われて
沢木さん「前半の最初で、こういう状況の時に落とした方がいいですよ。」
矢野アナ「修正できる時間が長いといいますか。。。」
沢木さん「できます、いくらでも。」
矢野アナ「。。。はい。」
2019年ワールドカップ終了後
さびしい。。。あと2か月くらいやって欲しい。
2019年ワールドカップイングランド対ニュージーランド戦、イングランドの明らかにオブストラクションに見えるプレイが TMO にかけられるのを受けて
これがオブストラクションじゃなかったら、新しいサインプレイ作ってましたよ。
2019年ワールドカップ後、自由視点映像生成システムを特集するNHKの番組よりボーデン・バレットがボールを持った瞬間、オールブラックスの攻撃陣全員が一瞬にして次の動きを予測しているシーンを自由視点映像生成システムが捉えた場面を見て
バカはラグビーできないんです。
2020年、サンウルブズのコーチングコーディネーター時代のインタビューより
ディフェンスでチームを作っても、おもしろくないでしょう？
2020年、キヤノンの新監督に就任後、村上晃一さんのインタビューより
村上さん「キャプテンは田村優選手が就任しました、この狙いを教えてください。」
沢木さん「ユウとは付き合いが長いのですが、ああ見えてけっこう真面目です（笑）。」
村上さん「注目の若手選手はいますか？」
沢木さん「まだボールを使った練習をしていないので分からないです（笑）。」
村上さん「ステイホーム期間はラグビーをたくさん見られたのではないですか？」
沢木さん「サンウルブズがまだ試合できる可能性があったので、相手チームの分析をしていました。だから、僕はいまスーパーラグビーには詳しいですよ。J SPORTSの解説をしたら、めちゃくちゃ話せます（笑）。」
★おまけ：沢木さんのフレンドリーな選手の呼び方
田村優 ⇒ ユウ
田中史朗 ⇒ フミ
松島幸太郎 ⇒ マツ
タタフ ⇒ テビ
フィフィタ ⇒ サイヤ
ディフェンスが進化し、ボールキープが前提でFWとBK一体となって陣形を作るアタック・シェイプという戦術が通用しなくなってきた状況を振り返り
