043 語録 - トンプソン・ルーク
最初のワールドカップに出た時、僕はまだニュージーランド人だったけど、桜のジャージを着る人間に、国籍は関係ない。
世界の人たちは日本代表のプレーを通じて、日本という国を知るわけだから、桜のジャージを着るというのは、めっちゃ特別なこと。
生まれた国は関係ない。僕らには日本のプライドがある。
心がけていたのは次のプレーに集中することだけ。倒れたらすぐ立って走る。その繰り返しの先に(RWC南アフリカ戦の)勝利があった。
歴史を変えるのは誰?
年齢はただの数字。心がいちばん大事。
僕はめっちゃラグビーが好きね。
僕は足が速くないからタックルを沢山する。
日本国民のためにプレーする。
22歳で日本に来たとき、最初は三洋電機に入った。本当は2年したらニュージーランドに帰ってオールブラックスを目指そうと思っていました。でも、日本の人はみんな優しかった。僕の家族にも優しくしてくれた。近鉄に移っても、みんな優しかった。日本代表にも入り、2011年RWCの前、日本国籍を取得しようと思った。いろんな理由があるけど、日本代表でプレーすることは特別だし、責任も重大です。日本人のため、友だちのため、家族のため、会社のためプレーしたい。日本人として日本代表でプレーしたかった。それと、日本で産まれる子どもに日本の名前をつけ、日本の歴史、文化を理解し、ルーツを忘れないようにしたかった。
引退会見で
ちょっと疲れた。だから、変な日本語でごめんね。今日は特別な日。チームが勝って優勝した。それが一番大事。だからうれしい。僕の最後の試合、たくさんのすごい応援、信じられへんし、ちょっと寂しい。16年間も日本でプレーした。むちゃ長い時間だよ。僕の人生にはずっとラグビーがあった。これから新しいチャレンジ。楽しみだけど、ちょっと緊張もある。でも、今日はすごく誇ります。
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