024 府中12 🎦


2021年8月4日

府中12とは、2015ワールドカップ、日本代表vs南アフリカ戦の68分、バックスムーブからの五郎丸のトライを生んだ、沢木 敬介さん設計の乾坤一擲のサインプレイの名前です。





沢木さんの解説

「南アフリカの試合を分析した結果、ディフェンスのコネクションが切れることが分かりました。具体的に言うと10番のパット・ランビー(SO)と12番のジャン・デビリアス(CTB)の連携が崩れるんです。そこを突こうと。

そのためには立川が相手のスタンドオフにずっとプレッシャーを掛け続けなければならなかった。これにより消耗し、足が止まったランビーは後半17分に交代しました。デビリアスは守備範囲の広い選手なので遅れながらも小野についていこうとする。必然的にインサイドが空くんです。こちらは外側からセンターのマレ・サウが立川についていっており、小野はその裏を走っている。

つまり相手からすればブラインドになる。そこへインサイドから松島が入ってくる。全てイメージ通りのプレーでした。」



Lennyの#ラグビー豆知識

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