010 ポジションの由来
2021年7月27日
プロップ(PR): 1番と3番
「支柱」「支え」という意味で、文字通り、スクラムの支柱となります。
フッカー(HO): 2番
「フック(hook)= 物を引っかける留め金」という意味で、スクラムの中で足をフック状にして、ボールを引き寄せる人という意味でフッカーと呼ばれます。
ロック(LO): 4番と5番
「ロック(lock)= 鍵、錠前」という意味で、スクラム時に1列をしっかりロックするからです。
フランカー(FL): 6番と7番
「flank」とは「わき腹」「側面」という意味で、軍事用語で側兵や側面部隊のことをフランカーと言いますが、まさにスクラムの側面部隊です。
ナンバーエイト(No.8): 8番
前から8番目という意味で名付けられています。以前は6番、7番、8番をまとめて「バックロー」と呼び、その真ん中は「バックローセンター」と呼ばれていました。もともと7番と8番の背番号は逆だったのですが、それを現在のように改めた際に「ナンバーエイト」という呼び名になりました。
スクラムハーフ(SH): 9番
スクラムのところにいるハーフバックスなので、こう呼ばれます。
スタンドオフ(SO): 10番
「stand off」とは「離れている」という意味ですが、文字通りスクラムから離れて立っているハーフバックス「スタンドオフハーフ」が短くなったものです。
ウイング(WTB = ウイングスリークオーターバックス): 11番と14番
「翼」の意味です。一番外側に位置しています。
センター(CTB = センタースリークオーターバックス): 12番と13番
スリークオーターバックスの真ん中にいるので、こう呼ばれます。12番はインサイドセンター、13番はアウトサイドセンターと呼ばれます。SOからボールをもらうのがインサイドセンター、インサイドセンターからボールをもらうのがアウトサイドセンターです。
フルバック(FB): 15番
ラグビーのポジションが8列あるうちの8列目、つまり8/8=1で、fullというわけです。
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